2017年9月7日(木)
天気:雨
9月2日の第9のオーディションの後、男声女声と別れて初練習を行ったが、今回がパート毎の初練習である。場所は某保育園、今は名前が変わっているが、ここでは保育園で通す。数日前に場所の下見はしておいた。入場可能は30分前からだが、少し早く着いたので、門の近くで待つ。三々五々人(全部女性だが)が集まってくるが、門が開く気配がない。やがて18時30分を過ぎても、まだ開く気配がない。そうしたら係の女性らしき人が来て、「第9の方ですか?入口はこちらではなく、裏の方です。」と言う。今年は新人だけの練習というのが無く、また特に新人だけのガイダンスもなかったが、入口が裏の方くらいはどこかで言ってくれても良いのに。ともかく入場、靴を持参のスリッパに履き替え、2階に上がる。そこで出席確認をしてもらい、パート毎の部屋へ。
パート練習だからパート毎に別れるのは当たり前だが、その各部屋にピアノがあり、練習ピアニストがいる。ずいぶん贅沢な練習であり、またピアノが4台もあるとは、贅沢な保育園だ。贅沢ではなく、これが現在の標準か?大昔の学生時代は、パート練習(パー練と言った)はパートリーダー(パトリと言った)が音叉で音を取り、その音を基準に合わせていた。合わせになっても、しばらくは伴奏無しだった。お金の問題もあったのだが、逆にアンサンブルの精度は上がったかもしれない。
やがて練習開始時刻。天気が悪いせいか、出席率が悪い。M先生「こんなもの?」と怪訝そう。テノールパートは初めての顔合わせなので新人の紹介でもあるかと思ったが、何もなくいきなり発声練習開始になった。最近Gisまで出るようになったと思ったが、瞬間風速ならAまで出るようになった。ただ歌として使えるのはせいぜいGまでである。
M先生、発声練習の時に個別に「もう少し顎を引いて!」とか、「背筋を伸ばして!」とかいう注意が来るかと思ったが、何も来ない。個別には面倒見切れないというところか。今まで通っていたカルチャーセンターのヴォイストレーニングコースでは、最初は「南海さん、口縦!」とか。「南海さん顎引きすぎ、首の力を抜いて!」とか、名指しでぼんぼん注意が来ていた。そのおかげで、声域がずいぶん広がったのだが。
練習は、進度が速い。前回の練習でまだ不完全だな、と思っていたところも、すっ飛ばしてずんずん先へ。まだ大丈夫だと思って譜読みをしていなかったところにも行ってしまう。次は最後まで譜読みをしておこう。
9月16日(土)
天気:雨
どうも今年の第9の練習日は、天気に恵まれないようだ。室内の練習だから天気は関係ないのだが、靴やズボンが濡れるのはうっとうしい。しかしまあ、台風に直撃されなくて良かった。
今日は土曜日なので、練習開始はいつもより早く18時30分である。そこで18時に保育園に、今度はちゃんと裏に回ったが、開いていない。人はどんどん増えてくるが、開かない。どうやら手違いで、保育園の人がいないようだ。今日は保育園はお休みの日である。そう言えば、土曜日にこの保育園で練習するのは、今日だけである。
40分くらい待ったところで、やっと開いた。早速2階に上がり、出席通知と、チケットの申し込みをする。チケット申し込みは、思った通りこちらでもできた。練習開始前にトイレを済ませる。今日は大人(職員)用のトイレ、園児用のトレは便器が低く、中腰にならなければいけないので大変なのだ(笑)。
今日の練習も、進みが速い。前回やった二重フーガは今一つと思っていたが、復習せずに先に行った。自分で気になったら、自分で復習するしかあるまい。やはり今日最後の部分まで行く。先生から、「言葉の意味を考えて!」という注意が飛ぶ。確かに、「神」だの「父(神様のこと)」だの、日本人にはなじみが薄い。イタリアで、日本人はキリスト教徒でもないのに良くレクイエムが歌えると感心されたという話をされたが、はい、小生も信仰心など全く無いミサを歌っていました(^_^;。
中間休みのところで、パートマネージャーさんを始め、全員の自己紹介。前回はパートマネージャンさんが休みだったのかな。小生も自己紹介をしたが、第九初体験ということを言い損なった。テノールが2部に別れるところのパート分けでも、昔セカンドテナーだったので「セカンドでした。」と言ってしまったが、昔第9のセカンドを歌っていた、と取られたかもしれない。ともかく、皆さんの足を引っ張らないようにだけはしなくては。
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