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2017/09/04

第9オーディション顛末記

2017年9月2日(土)

「岡山第九を歌う市民の会」のオーディションの受付は15時30分からだが、少し早めに会場に着く。シンフォニーホールの入口には、「オーディション」という掲示もある。いつもの大ホール受付の更に奥に、受付の机が準備中、一応確認し、「15時30分までお待ち下さい。時間になりましたら、こちらからお声かけします。」との返事をもらう。しばらく椅子に座って待つが、冷房が効きすぎるくらいに効いており、寒い。人が増え出したが10人をやっと超える程度、思ったより少ない。ほとんどの出演者は常連さんで、新規参加者は少ないか。やがて定刻になり受け付け開始、ひょいと名簿を見たら、女声が各パート8名ずつ、男声は各パート3名ずつ、やはり男性が少ない。女性は15時からの受付ですでにオーディションをやっているかと思ったが、男性女性供に15時50分開始だった。この人数ならそれでできる。名札を渡されるが、受験番号だけである。

すでに楽譜は販売していたので、一応何時までやっているか確認する。合否発表のあとまで空いているので、買うのは合否を確認してからにする。すでに買っている人もいた。自信があるのだ。

やがて15時50分になって、バス3人が呼ばれる。男声からだ。すぐにテノールの3人も呼ばれる。中の椅子に座って待つと、歌声が聞こえる。一人ずつ歌っているようだ。一人は「あー」、一人は階名、何でも良いと書いてあった。ところが3人目は朗々たるバリトンのドイツ語、うまい!隣の人に「あの人、うまいですね。」と声をかけたら、「あの人うますぎ、あれが基準じゃないですよ。」との返事、この方は経験者かな。

バスが終わってテノールの番が来た。会場は小ホールくらいの広さで、舞台に向かって審査員席、そこに4名。舞台の前に3人並んで、ピアノ伴奏に合わせてまずは3人一緒に歌う。こういう審査員の前で発表し、しかもその後合否がわかるのは、1990年の課長昇格試験以来だ。すでに心臓がバクバク言っている。ピアノのキーがやや高く聞こえるのは緊張しているせいか。ところが、テンポが遅い。普段の練習はCD(カラヤン/ベルリンフィル)のテンポに合わせているが、その半分くらいの遅さだ。確かに速い方がごまかしがきくが。次に一人ずつ歌う。最初の方はドイツ語、発音が「テア」だ。次の方はドイツ語ではなく「あー」。最後は小生でドイツ語だが、もう頭の中は真っ白で、歌う前に考えていた「高いFisのToch-ter(発音はター)が強くなりすぎないようにし、次のsfを強く」などと言う注意事項はすっかり飛んでしまい、「Toch-ter」にアクセントが付いてしまった。しかも音程が怪しい。tre-tenとtrun-kenのrも巻いたかどうか記憶がない。あっという間に終わってしまった。

終了後、テノールの受験生3人で雑談。一人の方は各地の第9を見聞きし、また歌ったこともあるベテラン。それでも、「一般公募でオーディションがあるのは、岡山以外聞いたことがない。」そうである。合否の基準がわからないため、勝手なことを言い合う。そもそも人数が不足気味なのに、障壁を設けるのがおかしい。いや、人数のバランスが悪い(女声が多い)ので、女声を絞るためにやるんだ。男声はフリーパスだろう。云々。パートが自己申告なので、パート分けの確認のためと(ひょっとしたら、転向勧告がある?)、最後までやりきる「気合い」(覚悟と言っても良い)を見るためにやるんではなかろうかというのが、小生の結論である。ちょうど大ホールのコンサートが終わり、カミさんが出てきたので一緒にお茶。お茶は財布と一緒に限る(笑)。

やがて17時、合格発表。幸い、全員合格。おめでとうございます。やっぱり「気合い」を見ていたのかな。受付を済ませると正式な名札をくれるが、パートと番号のみである。隣の方が「刑務所みたいだ。」と言っている。確かに刑務所は名前は一切呼ばれずに囚人番号のみだそうだ(聞いた話です!)。晴れて楽譜を購入、ぱらぱらとめくってベテランの方に「最高音は何ですか?」と聞いたら、「Aですよ。しかもffでAからいきなり出るところもあります。」「私はGまでしか出ないけど、、、。」「まあ3か月間、頑張るんですね。下は身体で決まるんでどうしようもないけど、上は練習次第で出ますから。」ガンバリマス。

17時30分から初団式。挨拶のあと各パートの指導者やマネージャーが紹介されたら、その中にバスの受験生が一人。何だ、やっぱり「なんちゃって新人」だったんだ。18時から初練習。今日は会場の関係でパート毎ではなく、男声はテノールとバスが一緒。先生はどこかで見た顔だと思っていたら、先日の「落語オペラ」に出演していた番頭さんだ。うまいテノールである。

練習は、各パート約20人の中に新人3人なので、譜読みはできているという前提で進む。これは明日からの自主練(譜読み)が大変だ(本当は、こんなこと書いている暇はない(^_^;)。前半の山場の一つ、「vor Gott.」の最後の音がFなので良い気持ちで出していたら、練習後先生が来て、「テノールは大丈夫そうですね。」いや、全然大丈夫じゃないんですけど(^_^;。始まったばかり、これからデス。

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コメント

顛末記、楽しく拝読させていただきました。頭真っ白になりますよね~
でも細かいところまで注意して歌われたようですごいと思います。
譜読みも大変ですよね。私も初めての時はパート別の練習用CDを買って練習しました。

ベートーヴェンはテノールをいじめたかったのか?と思うほど
テノールパートは跳躍が激しく一番難しいパートだと思うので楽しいM先生のご指導のもと
頑張ってくださいね!

ドレミさん、ありがとうございます。

情報ありがとうございます!善は急げで、練習用CDを早速熱帯密林に手配をかけました。
テノールは最高音もともかく、跳躍が多いですね。初日の練習では、練習番号Gのところの難しい音程を皆さんきちんと取られているので、さすがだと思いました。
音程とは関係なく、小生は昔(男声合唱のセカンドテノール)の癖で、4段並んだ楽譜は上から2段目に無意識に目が行ってしまいます。これを早く直さねば(^_^;。

練習用CDはドイツ語の発音、リズム読み、音取りができてとても重宝しましたから
購入されて損はないと思います。
楽譜で迷子になりそうなときは、私は自分の歌うところを
音符を邪魔しない程度に色づけすることがありますよ。これは結構してる人多いです。
それから練習の時に聞かれたかもしれませんが「練習番号Dから」とか「ダブルフーガから」とか
「Prestoから」とか「○○小節から」という指示で練習するのでインデックスとか付箋でそのページがすぐに開けるようにしておくととても便利です。
あ!でも凡吉さんはセカンドテノールされてたとのこと!釈迦に説法。。

それからCD、今更かもしれませんがショパン社が出してるCD(赤いジャケット)がお勧めです。
青いジャケットのは聞き取りにくい個所もあったり、ビブラートかけすぎの人もいたりで
お勧めしません。

ドレミさん、たびたびありがとうございます。

この練習用CD、青いジャケットの方が安いのですが、ネットでの評判が今一つのようだったので、赤い方を注文しました。良かったです。
練習番号Oあたり、各パートの歌詞がばらばらになるあたりは、CDを聞いていても落ちこぼれています(^_^;。ここは練習用CDに期待しています。
楽譜は、昔からの習慣で先生の注意事項(子音を早く!とか)自分で気になること(遅れやすい!)とかは書き込んでいます。今は鉛筆と赤ペンだけですが、そのうち蛍光マーカーなども動員するでしょう。昔筆記具メーカーにいたので、このあたりは不自由していません(笑)。

こんばんは!
第九オーディションの合格おめでとうございます。年末に合唱、気持ち良いでしょうね。
これから、毎日、練習されるのですか?
ちなみに、私は毎日、練習しております。
お互いにがんばりましょう(o^^o)

yokobueさん、ありがとうございます。

一度オーケストラをバックに歌いたく(席の配置は逆ですが(^_^;)、申し込みました。あとは無事にオンステできるよう、頑張るだけです。
会としての練習は週一ですが、新人はまず周りに追いつかなければならず、自分では毎日練習しています。幸い自宅に防音室(ピアノが入っています)を入れたので、周囲に気兼ねなく蛮声雑唱ができます(笑)。
お互いに、がんばりましょう(^^)v。

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