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2017/07/10

岡フィル第53回定期演奏会

2017年7月10日

昨日、岡山フィルの第53回定期演奏会に行ってきました。指揮は三ツ橋敬子さん、ソリストはベルリン・フィル首席ホルン奏者のシュテファン・ドールさん。珍しくカミさんと一緒です。

開演15分前から指揮者の三ツ橋敬子さんのプレトークがあります。今回の曲は、メインのブラームスの交響曲第3番は、ブラームスの4つの交響曲の中で最も演奏回数が少ないもの。またリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲(正式名称は「ホルンとオーケストラのための協奏曲」ですが、長いのでホルン協奏曲で通します。)2曲の中で、演奏回数の少ない方。つまり今日の曲目は、滅多に聞けない組み合わせというわけです。おまけにブラームスの悲劇的序曲は、高齢者には有名なあの「大学祝典序曲」と正反対の悲しい序曲を作りたいとの思いで作曲されたと言われており、これも大学祝典序曲の方が有名ですね。これから先は小生の感想ですが、今日の曲目はブラームスの2つの序曲と4つの交響曲、さらにリヒャルト・シュトラウスの2つのホルン協奏曲の中で人気の無い曲目ばかりを集めた組み合わせです。誰だ、こんな曲目を考えたのは。しかしその「人気の無い」曲目にもかかわらず、会場は8,9割の入り。三ツ橋敬子さんの人気か、はたまたシュテファン・ドール氏の人気か。

指揮者の三ツ橋敬子さんは、指揮しているときは目力がすごいのですが、インタビューに答えているときなどはすごくかわいらしいです。ただ指揮者には「かわいらしい」というのはマイナスでしかなく、女性、小柄、かわいらしい、と、言わば三重苦ですね。これだけのハンディの中、よく頑張っていられると思います。小生は、彼女のダイナミックな指揮が好きですね。

まずブラームスの悲劇的序曲から。弦は12-10-8-8-6、できたら14-6くらい欲しいところですが、経済的に無理だろうなあ。しかし演奏が始まったら、あれ、岡フィルってこんなに良く鳴るオーケストラだったっけ、という感じです。特に弦が良く鳴ります。木管も良いなと思ったら、フルートが小池さん(都響)、クラリネットが磯部さん(元N響首席)、ファゴットが菅原さん(N響)という一流どころ。ただゲストコンマスに都響の山本さんが入っているとは言え弦をこれだけならすのは、三ツ橋さんの力、たいしたものです。

リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲は、2番は初めて聞いたかもしれません。シュテファン・ドール氏は楽々と吹いていましたが、実際はめちゃくちゃ難しそう。堪能しました。この曲の中で、ソロホルンとオーケストラの中のホルンとの掛け合いがありますが、オーケストラのホルンもうまい。うまいと思ったら、読響の久永さんと山岸さんでした。オーボエの大きなソロも、きれいでした。小生の好みから言うと、もう少し音色につやが欲しいですが。

メインのブラームスの3番には、何とシュテファン・ドール氏が第1ホルンでオーケストラの中に入ります。曲の冒頭は金管アンサンブルですが、入りがぴったり。ここだけではなく、曲全体で金管アンサンブルが良いです。シュテファン・ドール効果なのか、それとも三ツ橋さんの腕か。トロンボーンが良いなあ。第3楽章は映画にも使われた有名な旋律です。ここでも、ホルンソロたっぷり。今日は一粒で二度おいしい(古いなあ)。最後は、トランペットのピアノの高音でちょっと乱れがありましたが、きれいなアンサンブルで終わりました。

終演後は、ブラボーの嵐。ブラ3のは静かに終わるので、ブラボーはもう一呼吸置いてからにして欲しいところですが、曲が完全に終わってからなので良いでしょう。シュテファン・ドール氏へのブラボーはすごかったのですが、指揮者の三ツ橋敬子さんへのブラボーもすごかったです。カミさんは、「誇らしい。」実は三ツ橋敬子さんは、カミさんの中学高校の後輩なのです。親子ほど(親子以上?)歳は離れていますが。

そしてアンコールもホルンたっぷり、楽しめた一日でした。終演後シュテファン・ドール氏はサイン会。昔だったらCDを買って並んだのですが、もうものは増やさないことにしているので(努力目標(^_^;)、ちょっと眺めて帰りました。

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コメント

一昨年の岡山の第九は三ツ橋さんの指揮でした。
その時も「小柄な方なのにとてもダイナミックでエネルギッシュだなぁ」という印象でした。
彼女の振るブラームスの3番も聴いてみたかったです。
そういえば岡山第九合唱団員の募集も始まっているようですよ。

ドレミさん、ありがとうございます。

三ツ橋さんの指揮は東京でも聞いていましたが、岡山で聞けるのは、感激でした。一昨年の第九は、引っ越してすぐで行きそびれました。
岡山第九の合唱団員の募集は、募集が始まったらすぐに応募しました。ただ募集締切まで返事が来ないので、きちんと受け付けられたかどうか、不安になります。

すでに申し込みをされたのですね!
男声は喉から手が出るくらい需要がありますから
心配ないと思いますよ。
私も参加しようと思っていますのでよろしくお願いいたします!

昨年の合唱団メンバー表を見たら、バスよりテナーが多かったので、「これは結構厳しいかな」と思っていました。1年間ヴォイストレーニングに通い、Gまで出るようになりましたから、何とかなると思います。
オーディション受かったら、よろしくお願いします。

合格間違いないと思います!

ありがとうございます。

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