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2017/03/30

ハウステンボスに行ってきました

2017年3月30日Dscn2007a


28日から1泊2日で、ハウステンボスに行ってきました。ハウステンボスは3回目ですが、チューリップの季節に行ったことが無かったからです。岡山をゆっくり出発したのでハウステンボス駅に着いたのは15時過ぎでしたが、夜のパレードも目当てだったので、狙い目は夕方です。Img_9198a


長崎県は日没が遅いので、16時頃入場してもまだまだゆっくり見物ができます。ちなみに、入場割引になるのは18時からです。ゆっくり眺めてのんびり日が暮れるのを待ち、光のパレードとショーも楽しみました。チューリップは、有機EL仕掛けの夜のチューリップもあります。この夜の写真は、オートではなくマニュアルです。Img_9211a


1日目はカミさんと一緒だったのですが、翌日は別れてカミさんは祐徳稲荷へ、小生は大村線経由で長崎へ。長崎は平和公園は行ったことはあるのですが、爆心地に行っていなかったことに気がつき、見残しているところを重点的に回るためです。雨の予報でしたが雨は落ちずに、ゆっくりと回れました。写真は、キハ66と長崎電軌の方が多くなりました(^_^;。

2017/03/26

岡山フィル第52回定期

2017年3月26日

昨日、岡山フィルの定期演奏会に行ってきました。指揮はシェレンベルガー、曲目はベートーベンの6番、5番という「王道」プログラムです。

会場は14時。開演は15時ですが、14時20分からロビーコンサートが行われます。そう言えば昔NHKホールでよく聞いたなあ。弦楽四重奏で、第1ヴァイオリンは今日のゲストコンマスの戸澤哲夫氏、東京シティフィルのコンマスです。第2ヴァイオリン岡山フィルコンミスの近藤浩子氏、ヴィオラN響次席の中村洋乃理氏、チョロ都響副主席の松岡陽平氏という、豪華メンバーです。曲目はモーツアルトのディベルティメントニ長調。楽しめました。

座席は3階の正面最前列。音はものすごく良い席なのですが、普通のビルなら5階に相当する3階まで階段だけ。一旦席を確認してロビーコンサートのためにまた1階まで降りましたから、3階まで2往復。心臓に悪い。さすがに息が切れましたが、検診の時に「息が切れた」と言っても、多分「私でも切れます」と言われます(笑)。

14時45分からシェレンベルガー氏によるプレトーク、ドイツ語ではなく英語でした。ベートーベンの交響曲第4番から第6番は、ベートーベンが楽しいときの作曲だそうで、言われてみると第5番は苦悩から歓喜ですが、その苦悩もチャイコフスキーの悲愴のようなどうしようもない悲しみではなく、前向きですね。5番の第2楽章も葬送行進曲ではなく、美しく穏やかな主題です。今日の演奏は6番5番の順で、これは初演の時と同じだそうです。

さて、演奏開始。3階からだと、オーケストラは全体が見えます。聞きなじんだ6番ですが、3楽章まではほとんど弦と木管だけというのは、改めて気づきました。そしてティンパニーの出番が4楽章の嵐のところだけ、これも新しい発見でした。岡フィルの12-10-8-6-6という弦配置は、ベートーベンの交響曲のような2管編成くらいの管とで、ちょうどバランスが良いですね。

第5番は6番と打って変わってティンパニーは最初から出てきます。古典派の交響曲のコントラバスは、ほとんどチェロの1オクターブ下で同じメロディと聞いていたのですが、5番は所々チェロのメロディーにコントラバスのピッチカートが合わせるという、かっこいいところがあります。ベートーベンの交響曲の、特に第3番以降は1曲ごとに改革していた、とシェレンベルガー氏がプレトークで言っていましたが、初演時は前衛的だったでしょうね。

演奏は、実に良いです。去年の第9の時に気になった金管の「もごもご」も無く、トランペットはシャープな切れ味です。あっという間の2時間でした。定演ではアンコールはないと思ったのに、最後はモーツアルトの「フィガロ」をサービス、良い演奏会でした。7月の三ツ橋さんの指揮の時にも行かねば。

2017/03/22

ひるね姫

2017年3月22日

「ひるね姫」の映画を見てきました。ストーリーはまあおとぎ話ですが、舞台は下津井、そこから一旦は東京に移動しますが、また下津井に戻ってきます。台詞も、ガチ岡山弁です。

下津井の風景も、実写のように描き込んであります。ロケ地散策をやろうとすると、田之浦港(バス停は、田之浦港前)からそのままたどれるでしょう。ここは瀬戸大橋(下津井瀬戸大橋)のすぐ下で、映画でもきれいに描かれています。映画では主人公のココネちゃんが田之浦港前のバス停から「下津井循環」のヘッドマークを掲げた下電バスに乗り込んでいますが、下津井には高校はなく児島まで出るしかないので、下津井電鉄がなくなった今ではバスに頼るしかないですね。ただし実際には下津井循環バスは朝の通勤通学時間には運行されておらず、朝は1本だけの下津井-児島間のバスを使うしかないです。帰りは、下津井線の夕方1本は通勤時間に合わせてありますので、循環バスでしょう。

しかしこの映画、全国的にロケ地散策を呼ぶほど人気が出るのかな?岡山では平日でもそこそこのお客さんが入っていましたが。

2017/03/20

下津井みなと電車祭り

2017年3月20日

昨日、下津井で「下津井みなと電車祭り」というのがあったので、行ってきました。実は一昨日からひどい肩こりでめまいまでし始めたので、できるだけ荷物を軽くしようと思い、一眼レフは置いていきました。そのため、どちらにしようかと思った水島臨海鉄道のキハ20のさよなら運転は、一眼レフ主体となるのでパスです。Dscn1929a


児島まで瀬戸大橋線で出てそこからバスですが、時間があったので下津井電鉄の旧児島駅へ。下津井電鉄の児島駅があるところが街の中心部で、JRの児島駅が中心部から離れているのですが、その1Kmくらい離れていることが下津井電鉄廃止の引き金になったようです。下津井電鉄の跡地は風の道として整備され、旧児島駅がその出発点になっています。Dscn1925a


下津井行きのバスは、旧児島駅を通るのでそこから乗ります。下津井に出るのは山越えで道路が狭く、そのためにバスが走れず、下津井電鉄が連絡の役目を果たしていました。道路が拡張されてバスが走れるようになったのですが、それでもバス同士は離合できないため、バスは循環バスで反時計回り(内回り)の一方向周りだけです。戻ろうと思ったら、一週一時間ですが一回りするしかありません。Dscn1940a


下津井循環バスのとこはい号は、3月18日封切りのアニメ「ひるね姫」のラッピングバス。ひるね姫は下津井の風景を実写のように描き込んであるので、ロケ地散策ができるようです。下電バスも出てきます。このとこはい号の「とこはい」は、下津井節のかけ声です。Dscn1941a


電車祭りの会場は旧下津井駅で、バスで行くと一番手前の「下津井港」になります。その先に「下津井漁港」というのもあり、紛らわしいです。なお「ひるね姫」の舞台は一番先の田之浦港です。Dscn1945a

バスを降りたところで、電車祭りの記念品引換券を配っていました。この下津井港は、瀬戸大橋開通前は関西汽船の下津井-丸亀航路が発着していたところです。金比羅参りの最短航路として、江戸時代からあった航路のようです。今はひっそりとしています。この橋が架かって寂れた港町というのは、小生の故郷の三角港を思い出させます。バス停から少し歩いたところが、旧下津井駅です。下津井電鉄の廃止は1991年ですが、そのまま残っています。再開発の予定がなかったこともあるのですが、観光施設として保存手入れされているようです。下津井電鉄がバス会社として存続していることも大きいでしょう。Dscn1944a


今日は17時のキャンドルナイトまでお祭りはあるのですが、小生は電車の写真をいろいろ撮ったところで引き上げです。平日は貸し切り状態のとこはい号が今日は混んでいたので、早めに帰らないと座れない可能性があります。記念品の硬券入場券をもらったところで引き上げ、下津井の散策に移ります。Dscn1979a

下津井港から歩いて下津井漁港へ。現在の下津井漁港のあたりが昔からの下津井泊で、北前船で栄えたところです。このあたりは古い町並みが残っていますが、見たところ明治の終わりから大正にかけてのようです。このあたりも三角港と同じで、小生が子供の頃よく見た風景です。ちなみに三角港の方は再開発が何回かなされたので、古い建物はほとんど残っていません。Dscn1974a


むかし下津井回船問屋という古い回船問屋の建物を公開しているところがあり、そこに入ってみました。入場は無料です。中には「ひるね姫」で主人公が着ている高校の制服が、制服の街倉敷ですから、こういうのを作ってしまうのはお手の物です。下津井名物はタコの干物ですが、売っている干物はタイ産のタコを使っていました。Dscn1972a


やってきたとこはい号に乗ったら超満員、やっと手すりにつかまりましたが、くねくねの山道を手すりにつかまって発っているのはちょっとつらいものがあります。途中の鷲羽山第二展望台で半分くらい降りたので、やっと座れました。今日は天気が良いので、終バスまで粘っているときれいな夕日が見られるでしょう。Img_90551a

さて小生の「めまい」ですが、頸椎脳底動脈血流不全で、一種の脳貧血です。小生の場合はめまい止まりで、これがひどくなると普通の脳貧血のように脂汗が出たり、倒れたりになるようです。血流不全の原因は肩こりで、その肩こりの原因は大抵は目からなのですが、今回は同じ姿勢をずっと続けたこともあるのかもしれません。退職してから通勤電車に乗らなくなったので左腕を上に上げることがほとんど無く、同じ姿勢を続けると左肩がそのまま固まっているようです。その原因、2日前に同じ下津井で日が沈むまで300mmを構えて粘って撮ったこの写真です。天候と太陽と電車とは、なかなか一致しません。

2017/03/17

再挑戦の「カシオペア」(4)

2017年2月19日(日)(つづき)

小樽市内を抜け、まず塩谷に行ってみることにする。さすがのAもこのあたりは撮影したことがないので土地勘がなく、駅の回りがどうなっているのかもわからない。レンタカーに付いているナビをセットしたら、山越えの道が表示された。雪の夜に知らない山道を越える気は無く、函館本線は国道5号線に沿っているはずなので、国道5号線を見つけて国道を走る。Img_86061a


塩谷の駅の近くで一応撮れそうなところを見つけ、ラッセルが普通列車と交換するはずの、一つ先の蘭島へ向かう。途中で簡単な食事ができるような店があったら入ろうと考えていたが、何もない。コンビニを見つけて、パンなどを仕入れる。Aは「今日の晩飯は、これでいいや。」と言いだしたので、巻き寿司も買う。これはホテルに帰ったから食べよう。Img_8608a


蘭島の手前に線路をオーバークロスする陸橋があり、これが使えそうだ。その陸橋の下あたりで、ちょうどやってきた各停を試し撮り、ISO6400、1/250でF2.8。さすがは最近のデジカメ、真っ暗でも撮れるものだ。Img_86161a


駅の駐車場に車を駐め、蘭島の駅へ。ラッセルが来るためか、この時間でも駅には人(おそらく保線区員)がいる。断ってホームに入り、やってきたDE15を撮影、複線型だ。何枚か撮っているうちに交換の各停到着、交換シーンも撮る。出発を撮ろうと思って前に回ったら、吐く息で眼鏡が曇っており、そこに4つのヘッドライトが反射して何も見えなくなる。カンでシャッタを切ったら本能的に光を外したと見え、見事に画面から外れていた。Img_86211a


Aは明日3時にホテルを一旦出て下りのラッセルを撮るつもりだが、小生はパスしてAが帰ってから一緒に出発することにした。Img_86241a

小樽泊。


2017年2月20日(月)

朝6時半に小樽を出発。Aは良い写真が撮れたそうだ。ところがここで小生は大ポカをやっており、JALの伊丹便が7:40出発なのを8:40と勘違いしていたのだ。本当はもう30分から1時間早く出なければいけなかったのだ。そうとは気がついていないAと小生、のんびり新千歳空港に向かう。新千歳空港で先に下ろしてもらい、Aはそれからレンタカーを返しに行く。小生は「当日シルバー割引」というのを使うつもりだが、どうやらこれは有人の発券カウンターに並ぶしかなさそうだ。

そこで発券カウンターに行ったら手荷物受付と一緒になっているため、長蛇の列である。仕方なしに「8:40に間に合うかな」と思いながら行列に並んでいたら、「7時40分発の伊丹行きのお客様はいらっしゃいませんか。」と係員が呼んでいる。時刻は7時過ぎ、ここで初めて小生は1時間間違えていたことに気がつく。次に係員が来たときに手を上げ、「乗れたら」と言ったら行列から引っ張り出された。「航空券はお持ちですか。まだですか。」そこでカウンターに向かい、「どなたか発券お願いします。」返事は「ごめん、手が離せない。」カウンター内も出発ラッシュで、手一杯なのだ。そこでチーフ級の方が現れ、「私がやるわ。」と端末を立ち上げる。「当日シルバー割引でございますね。16,000円でございます。お席のご希望はございますか。後方になりますが窓際も空いております。」とさすがベテラン、てきぱきと処理をした。行きが満席なので窓側の席が空いていることに驚いたが、平日と土曜日の違いかもしれない。

聞いたところ天候が悪化しており、午後からは運行見合わせになる可能性が高く、できるだけ朝の便で行ってもらおうとするための呼び出しだったそうだ。確かにJALの伊丹便は7:40の次は12:40だ。1時間間違えたドジが、悪天候のおかげで助かった。なお帰ってからわかったことだが、強風で羽田空港が一時運航見合わせになったようだ。

(完)

2017/03/16

再挑戦の「カシオペア」(3)

2017年2月19日(日)(つづき)

場所を西の里信号場の近くに移動する。この撮影場所は南千歳より札幌よりにあるため、列車本数が多い。また電化区間なのに気動車に置き換わった室蘭本線と違い、各駅停車(快速)も電車である。その電車、711系がなくなってステンレス車ばかりになったが、721系、731系、それに733系と、バラエティに富んでいる。733系と同じスタイルでアルミ製の735系もいるが、これは少数派でなかなかお目にかかれない。Img_84341a


低温環境でアルミはどうかと思ったのだが、意外とアルミは低温に強いらしい。ただステンレスの方が実績もあるので、そう簡単には置き換わらないようだ。余談だが産業用モーターのシャフト、これは普通は炭素鋼だが、低温用になるとこれがクロムモリブデン鋼になり、もっと低温になるとステンレス鋼になる。ステンレスはそれだけ低温環境での信頼性があるのだ。Img_84401a


この西の里信号場、冬期は使われていない。除雪が大変な割には退避列車が少ないので冬期は使わないそうなのだが、よく見てみると側線には架線も無く、信号機もない。岡山に帰って検索してみたが、西の里信号場(2代目)を廃止したという話は出てこない。Img_84501a


コンビニによっておやつ相当を買い、また移動、今度はそこで「カシオペア」を待つ。Aと一緒に行動していると、こういうつまみ食いだけで、きちんとした食事を採らないことが多い。これがAが「寝食を無視する。」と言われる所以なのだが、小生は一応栄養のバランスを考え、適度に野菜ジュースなども買っている。Aはバナナとヨーグルトでバランスを取っているようだ。Img_85031a


撮影していると次第に暗くなってきたので、レンズを明るい50mmF1.8に交換する。最近のカメラはISOを高感度にできるが、小生のカメラは(どのカメラでも程度の差はあれ同じだが)ISOをあまり上げると画面が荒れるので、1600くらいが限度だ。そういうときには、この明るいレンズが威力を発揮する。この50mmも、AF追従性の良いものに買い換えたところだ。なお古いレンズは、古いカメラと一緒に売却した。Img_85291a


キハ261が、白い顔に変わっている。今塗り替えられているようで、それなら旧塗装をと思って狙ったが、撮り損なった。Img_85751a


やがて本命の上り「カシオペア」がやってくる。雪の中で撮るので、ホワイトバランスをやや+補正、ISO1600、1/1000。シャッタ速度優先で絞りはオートだが、結果はF3.5だった。Aのおかげで、再挑戦大成功である。Img_85931a


元々の計画では苫小牧に宿を取り、明日の朝一番で帰るつもりだった。ところが函館本線(山線)のラッセルが撮れそうだということで、急遽ホテルを小樽に変更した。小樽には現在は東○インやらルー○インやらの全国チェーンのビジネスホテルがないが、北海道新幹線が小樽経由になるので、開通したらまた変わるだろう。高速道路を使って札幌市内をパスし、一路小樽に向かう。Img_86011a


(つづく)

2017/03/15

再挑戦の「カシオペア」(2)

2017年2月19日(日)

朝5:30出発、朝食前だ。気温は当然零下だが、豊浦は海のそばなので、内陸ほどは冷え込まない。昨日三脚を立てて場所取りをしておいたところへ、先客3名。この場所をカシオペアが通過するのは、8:30頃のはずだ。まだ2時間前、皆さん熱心だ(他人のことは言えないが(^_^;)。時折吹雪になり、風があって寒い。一旦車に戻って、直前に準備したヤッケを取り出す。薄いヤッケだが、いくらかは違う。Img_83161a
この場所は崖の上なので崖をよじ登るのだが、大勢が登り降りしているために斜面が氷の滑り台のようになり、だんだん登るのが難しくなってくる。何とか両手を動員して登った。撮影場所で立ったままでビスケットの朝食、出発前に風邪気味で医者から風邪薬をもらってきているので、薬のために朝食を採るようなものだ。いつもの不整脈の薬も飲む。周りは全部雪なので、腰を下ろせない。靴はずいぶん前に買った耐寒用のトレッキングシューズなので、足から冷たさが上がって来ないのが助かる。Img_83301a


「カシオペア」の前に来た下り列車は撮るが、時折雪が降る上に積もった雪が走行風で巻き上がり、何がなにやらわからなくなる。列車が通過すると撮影している方も全身雪まみれになるので、カメラの雪を払うのが大変だ。短いトンネルに入る直前にトンネル内がヘッドライトで照らされてきれいに光るが、小生のカメラは連写速度が遅いので、きれいに撮れているかどうかはカメラ任せだ。Img_83341a


カシオペアが来る頃は20人くらいが集まる。先着優先のルールは徹底しているので、後から来た人たちは先客のカメラの写角に入らない場所から、あるものは脚立で後から、あるものは前にしゃがんで撮ることになる。ビデオの人もいるので、列車が近づいたら余計なことはしゃべらないのもマナーだ。Img_83391a


小生は手持ちだが、できるだけ姿勢を変えないようにしている。小生が三脚は持参しているのに手持ちで撮るのは、機動性を優先させるためだ。2枚のカシオペアの写真は300-70mmのズームレンズを使っているが、遠い方は300mm、近い方は70mmである。なおAは三脚にカメラを2台装備して、望遠と標準系の両方で撮っている。小生は2台も担いでくる体力が無い。Img_83451a


話が前後したがカシオペアが接近、幸い雪が止んで日も差してくる。日頃の行いが悪い人がグループの中にいなかったのだろう(本当かなあ)。ヘッドマークは付けていないので、雪煙で客車が写らないと、何を撮っているのかわからない。引きつけて、順光の良い写真が撮れた。2年前にAF追従性の良いレンズに買い換えたので、AF様々である。Img_83491a


ここでこの場所は撤収、「カシオペア」を追いかけるのだが、「カシオペア」は東室蘭を回るのをいくらか短絡して高速で先回りするので、無理に追跡するわけではない。北広島あたりで車を駐められる場所があるので、そこで待つ。昨日から冬期アジア大会が始まっているので札幌市内は交通規制が激しく、あまり札幌市内には近づかない方が良い。本当は曇の方が良い場所なのだが、晴れてきたので逆光気味になる。それでも、編成全部が入る写真が撮れた。Img_83721a


これから夕方までは、休憩したり撮影したりしながら待つことになる。コンビニによって、サンドイッチを仕入れ昼食。風邪薬は一日3回毎食後なので、しっかり飲む。

(つづく)

2017/03/14

再挑戦の「カシオペア」(1)

2017年2月18日(土)

岡山発7:49の「のぞみ」2号で新大阪へ向かう。今から北海道行きだ。思えば去年2月5日から8日までで計画し航空券も手配したのだが、1月10日に東京の葬式に出たときに風邪を引き込み、それが肺炎までいってキャンセルしてしまった。そのまま素直にキャンセルすれば良かったものの、一度19日から22日へと延期し、その後無理だとわかってキャンセルしたので、キャンセル料も2回になり、Aにも迷惑をかけてしまった。今年は再挑戦、ここまで来たので、うまく行きそうだ。Img_82671a


岡山には「こだま」が先に着くが、この「こだま」から「のぞみ」への乗換が多く、自由席は混雑する。小生はネットで指定席を確保しており、ここは余裕だ。新大阪から地下鉄御堂筋線へ、御堂筋線はホテルの都合で江坂まではよく利用していたが、その先の北大阪急行は、利用するのは万博以来かもしれない。このあたりは架線の無い第3軌条の電車が地上を走っており、しかも大型車(19m)10連というボリューム、ちょっと東京では見られない光景だ。Img_82731a


千里中央から大阪モノレールへ。誇座式の、最近の「日本型」とも言われる床がフラットなタイプだ。そしてロングシート、完全な通勤仕様である。約15分で伊丹空港に着いた。岡山から伊丹空港に行くには、このコースが一番速いようだ。

JALのマイルは先日の熊本地震の時に寄付してしまったので、それからたまった分は大阪-千歳間の片道分しかない。ともかく、行きはマイルの航空券で、クレジットカードのタッチアンドゴーでいける。手荷物検査の時、カメラや交換レンズなどの撮影機材は出せと言われるので、先にリュックから出しておくが、荷物の置き台が狭いと言うより無く、検査トレーに並べるのに苦労する。これは羽田の方が良い。ベルトのバックルが引っかかるのでベルトも外し、無事通過すると思ったら、三脚を出せと言われた。寸法を測ってOK。後でAに聞いたところ三脚の機内持ち込みには長さの制限があるそうで、Aの三脚は大きいので、雲台を外して持ち込んでいるそうだ。Img_82801a


飛行機はボーイング737-500、737自体には昔東京で営業をやっているときに(1980年頃だから、40年近く前だ)宮﨑線や宇部線で乗ったが、その頃はエンジンが細長い737-100だった。後の席の窓側に座るとスラストリバーサの動作が見えたが、-500は翼の下で動作するので、見えなくなった。しかしJALがB-737をこれだけ多用するとは、時代が変わった。Img_82961a


伊丹を10分遅れで出発したが、新千歳には定時到着、冬の東行きはジェット気流の影響で、飛行速度が速い。新千歳空港を出たところで、先着してレンタカーを借りているAと合流する。Aとは大学時代から一緒で研究室も同じ、気心が知れているので、体調が急変する可能性がある小生でも、それを前提にスケジュールを組んでくれる。小生は運転しないのでハンドルを握るのはずっとAだが、Aは一人でも来るので、別に気にしていない。最もA一人の時はホテルなど取らず、コンビニの駐車場で車中泊だそうだが。Img_83021a


今回の撮影目的は「カシオペア」なので、今日は特に撮るものは無い。それでもウオーミングアップとばかりに、宿泊場所の豊浦へ向かう途中で貨物列車などを撮る。そして撮影予定地の下見をする。すでに三脚が立ててある場所もあり、明日は混むことが予想される。そこで明日の撮影場所を礼文-大岸間に決める。トンネルの出口で、ここも有名な撮影地だ。下見と思ってカメラに120mmまでのズームだけで行ったら、もう少し長い球が必要なようだ。今回は300mmのズームを持ってきているので、明日はこれだ。

何枚か撮影したところで終了、「寝食を無視する」Aにしては珍しく今日は早上がりで宿泊地に向かう。これも珍しくレストランで食事をし、温泉にゆっくり入って早寝。明日は長い。

(つづく)

2017/03/13

七年目の真実と「君の名は。」

2017年3月13日

3月11日放映の「七年目の真実」を見ました。この番組自体は7年目を迎える被災地からのルポ、政府主催の式典の生中継、福島原発沖の海中の調査映像等いろいろあったのですが、新海誠氏が出演された部分についてのみコメントします。

新海誠氏が東日本震災と「君の名は。」の関連性について初めて公の場で語ったのが名取市での舞台挨拶の時だそうで、新海氏は大震災の4ヶ月後に名取市閖上を訪れており、その時の体験が「君の名は。」製作の原点になっているそうです。そしてその時に感じた、もし自分が長野でなく名取に生まれていたら、もし自分があなただったら、という思いが「入れ替わり」に繋がっています。強い思いで何かを取り戻す映画にしたかったそうなので、せめて映画の中だけでもみんなを救える話にしたかったのでしょう。アニメの映像が少し映りました。ノベライズ版では彗星の直撃でしたが、映画では彗星は湖に落ちて、その時引き起こされた津波で村が全滅していますね。映画の方が東日本大震災との関連をいっそう印象づけるもののようです。

これだけ考えた作品を造ったのに、何で「君の名は。」という、一部世代(日本のボリュームゾーンですが)から反感を買うような題名を付けたのかなあ。きちんとした別の名前を付けても、十分にヒットしたと思えるのに。ついでにいうと、相手の名前だけが記憶から消えて再会したとたんに「君の名は。」と聞くのは、こじつけとしか思えません。

2017/03/12

著効11年後の肝臓検診

2017年3月12日

記事の順序が前後しましたが、10日(金)に半年に1回の肝臓の定期検診に行ってきました。著効になったのが2006年3月ですから、著効になって丸11年になります。さすがにもう再発は考えられないので、後は時限爆弾が残っていないかのチェックになります。

朝9時から超音波検査の予約だったのでO大病院に30分前に着いたところ、採血がすごい待ち人数です。あまり待たないS病院になれてしまったので、この混み方を忘れていました。30分前ではなく、1時間前に来るべきでした。半年前にも同じ台詞を吐いたような気がしますが(^_^;。

結局採血は1時間待ち、持ち込んだ500ページある「デジタルゴールド」(ナサニエル・ホッパー著、土方奈美訳、日本経済新聞出版社)を200ページくらい読んでしまいました。採血の後の止血は、S病院の方がうまいです。ほとんど出血しません。こちらは少し出血しましたが、跡が残るほどではないです。

予約時間よりかなり遅れて超音波検査に行きましたが、採血で遅れるのは日常らしく、当たり前のように検査へ。まずはフィブロスキャンから、後で先生に聞いたところ、正常値が6以下のところ2.5だそうです。手を上に上げておくと、左肩が痛いです。四十肩のなりかけ、運動不足です。

10時の診察予約は遠にすぎたのですが、コーヒー、それもミル挽き式の自動販売機を見つけたので、その隣のベンチでビスケットの朝食。腹が減っては戦ならぬ診察はできぬ。手早く食べて内科受付にファイルを出したら、「結果が出るまでに時間がかかりますので、食事などなさって下さい。」と言われました。焦って食べることはなかったな。

こちらも予約時間のほぼ1時間遅れで呼ばれました。「すみません、採血が混んで。」と言ったら、「ここは混むんですよね。Tの門はどうでした?」と逆に聞かれました。Tの門にしろS病院にしろほぼ専門病院ですから、それほどでもないですね。Tの門の本院は知りませんが。O大病院の採血は全科が集中するので混むのでしょう。

さて結果は、超音波も採血も異常なし。「体重を少し戻そうとすると、コレステロールがちょっと。」と言ったところ、「コレステロール?大丈夫ですよ。」とのこと。確かにHDLが76(上限90)LDLが133(上限163)ですから、LDL/HDL比がやや高いとはいえ、まだ気にするレベルではないですね。腎臓も、クレアチニンが1を越えると要注意なのですが、0.98で何とかセーフです。今のままの塩分制限で良さそうです。なおO大病院ではHbs抗原の検査は行いますが、Hbs抗体の検査は行いません。まあ、免疫抑制剤を使うことにならない限り、大丈夫でしょう。

次回はまた半年後、9月です。

2017/03/11

あの日から6年

2017年3月11日

あの日から6年が経ちました。復興は、進んでいないですね。震災後7年ものの復興国債という物を購入し、7年経ったらもう復興は住んでいるだろうと思っていたのですが、あと1年で劇的に復興が進むとは考えられません。なのに国も東電も、「もう終わった」とばかりに幕引きを計りたい意識が見え見えですね。2020年の東京オリンピックも作業員を奪い合うことになり、復興の妨げになっていると思います。熊本はもっと作業員不足で大変だそうですが。

地元紙に、岡山県内に避難している人たちへのアンケート結果が載っていました。アンケートに答えたのが全世帯かどうかはわかりませんが、回答は約100世帯です。それだけの方が岡山に避難してきているわけです。うつ20%は住宅を購入されており、永住とまでは言いませんが長く住まれるつもりのようです。

東北と岡山とでは、かなり気質が違います。東北は人と人とのつながりを大切にし、良く言えば面倒見が良く、悪く言えば過干渉。岡山は対照的に他人が何をやろうとも気にせず、自由にさせてくれる一方、「冷たい」という評価もあります。この無関心さのために、避難者に対する「いじめ」はなさそうです。小生達夫婦は岡山の気質を気楽で住みやすいと感じているのですが、東北から来た方達はどう感じていらっしゃるのでしょうか。

人気のアニメ「君の名は。」、小生達世代にはまず名作の名前をぱっくったタイトルが気に入らず、「恋愛経験の無い男が書いたラブストーリー」という酷評もあって、映画を見る気はありませんでした。ところがうちのドラ息子が「これは南三陸町の悲劇のリベンジ戦だ」と書いているのを見て、原作の小説、ではなく、新海誠氏によるアニメ映画のノベライズ版を買ってきました。(以下ネタバレあり)

舞台は津波の被害を受けた東北ではなくて、3年前に彗星の直撃で消滅した飛騨の山奥の村なのですが、彗星が直撃して湖の水が流れ込み水没したことなど、東日本大震災を連想させます。まして、3年前にタイムスリップしてみんなを避難させようとする防災無線の放送が、あの南三陸町の建物に取り残されながらの「津波が来ています」の放送にダブると、ドラ息子が「途中から泣きながら見ていた」というのもわかります。

ただ物語としては、防災無線でみんなを避難させようとした主人公達に対し、「慌てずその場で待機して、指示をお待ち下さい。」と大川小学校の悲劇を再現するようだった町長が、3年後になると「避難訓練」ということでみんなを避難させて死傷者を出さなかったということになっており、どこでどうしたらこうなるの?という結末です。物語の作り方は、下手だなあ。

新海誠氏は「君の名は。」と震災との関連については、震災の「し」の字も言っていません。ただ今日(3月11日)午後2時からTBS系で「7年目の真実」という放送があり、新海誠氏が思いを語るそうです。一応録画を入れておくか。

2017/03/09

2017年版貨物時刻表

2017年3月9日

2017年版の貨物時刻表を買ってきました。去年までは通信販売(出版元からの直接購入)だったのですが、直接購入でも送料がかかり、店頭に並べている書店が行動範囲内(歩いて行くにはちょっと距離がありますが)にあったので、今年から書店で買うことにしました。

今年のダイヤ改正でも、EF200の運用は残っているし、DD51牽引の貨物列車もまだ健在なので、とりあえずはほっとしたところです。支線の貨物列車も変化はありません。城端線の貨物列車がなくなったときは、びっくりしましたが。Img_77821a


貨物時刻の前の1300t列車と1200t列車の一覧が付いていますが、関西-新潟間に1200t列車が設定されています。1200t列車は東京-福岡(タ)間だけだと思っていたので「あれ?」と思って昔の時刻表を調べてみたら、2013年改正から北陸線に新潟まで1200t列車が設定されていました。北陸線は1000tを1100t化の計画があるからと言ってED74ではなくEF70が増備されたのですが、実際はずっと1000tのままで、50年以上経ってから1200tに増やされたわけですね。なお牽引機はEF510です。空転しやすいEF81では、北陸トンネルでの1200t牽引は無理でしょう。

なお同じ2013年改正で四国(高松)行きに1200t列車が1本できていますが、これも牽引機はEF65ではなくEF210です。瀬戸大橋の四国側の登り坂が、たいした勾配ではないのですが砂撒き禁止なので、これもEF65での1200tは苦しいでしょう。

新潟行きでも、東京からの上越線経由は、相変わらず1000tのままです。ところが実は上越線には、東日本大震災の後の救援石油列車は1200tで運行されているんですね。さらに新津から青森周りで盛岡まで運行されていますから、上越線のEH200、羽越線/奥羽線のEF510、東北線のEH500と、いずれも1200tは牽引できるわけです。それで(特に上越線に)運行されていないのは、駅の有効長の問題からでしょうね。石油輸送列車は20両で1200tですから、長さは短いです。一方コンテナ列車の1200tは24両ですから、かなり長い有効長が必要になります。北陸線は、有効長が確保できたのでしょう。

なお今年のダイヤ改正から、ひっそりと宇都宮(タ)まで1200t列車が延長されています。東京-大阪の分類になっていたので、最初は気がつきませんでした。途中駅の有効長が伸ばされたんですね。こちらも牽引機はEF65やEF66ではなく、EH500です。

2017/03/08

SAOのナーヴギアは実現可能か?

2017年3月8日

昨日書いた「人間はアンドロイドになれるか」(石黒浩著、文春新書)に面白い記述がありました。石黒先生のアンドロイドにはリモコンバージョンも有り、脳の信号からアンドロイドを動かすことができます。これは視覚フィードバックが大事で、「右手をこう動かそう」と思って実際にその通りに右手が動くと、実際に動いたと認識するわけですね。石黒先生の実験では身体が動かないように固定したそうですが、動きに慣れれば、思うだけで実際には身体動かさなくても、アンドロイドを動かすことができるはずです。

またアンドロイドには視覚しかなくても、実際にアンドロイドの目で見ていると、アンドロイドが触られたときに自分が触られたように感じるそうです。また別の研究者の実験では、実際に自分の手がものに触るのを見ていると、触っていないのに「触った」と感じるそうです。触覚は視覚で欺瞞しやすいそうです。

アンドロイドで可能なら、ヴァーチャルリアリティ(以下VR)の世界ならもっと簡単にできると考えました。座席にシートベルトで身体を固定し、一応手足は不用意に動かして(勝手に動いて)も怪我しないように周りはクッション性のものにし、ヘッドギアの視野に写るのはVRの自分のアバターが見た映像で、ヘッドホンからアバターが聞くはずの音を流せば、実際には覚醒状態にありながらどっぷりフルダイブです。暗い個室を使えば、外乱も入らずに効果的でしょうね。ただVRでのアバターの動きの再現は、高精度が求められますね。物に当たっているはずなのにアバターの手がその先へ動いたり、実際には動かない角度で手が動いたりしたら、視覚でのフィードバックが破綻してフルダイブ感が消滅してしまうと思います。

問題は脳からの信号をどうやって取り出すかで、本には詳しくは載っていません。実験なので、端子を実際に脳表面まで差し込んだのかもしれません。ただ取り出すのは手足に関する運動命令だけなので、ポイントさえわかればそこに端子を貼り付けるだけで取り出せると思います。

IBM製の「ナーヴギア」は実際に手を動かしたり、足踏みしたりしてその動作をモーションキャプチャーで取っているようですが、信号さえ取れれば、身体を動かさなくても思うだけでアバターを動かすことは可能なようです。そしてSAO中のナーヴギアが延髄のところでキャンセルしている身体への動作命令は(実際にやろうとすると、延髄のところに機器を埋め込まなければいけないそうですが)、実際に身体は動かない強度での「動かしたい」と思う命令をとらえることで、キャンセルする必要は無くなるようです。AWの「思考発声」と同じ原理かもしれません。

触覚はないのに擬似的に触覚を再現させるのは視覚での欺瞞であるため、視覚情報が入らなくなると、触覚が再現されないようです。例えばキスをされる場合は距離的に視覚情報が入らないので、その感覚が無いとか。ただ抱きしめられる感覚はあるそうなので、SAOの中にどっぷり入ってキリトかアスナになりきろうと思ったら、そのあたりで我慢しましょう(笑)。

2017/03/07

ロボットと倫理学

2017年3月7日

図書館から偶然に、ロボット(ヒューマノイド、アンドロイド)を別の切り口から見ている本2冊を借りました。一つは「宇宙倫理学入門」(稲葉振一郎著、ナカニシ出版)で、有人宇宙開発は倫理的にあり得ないというところから始まっている本です。この宇宙開発とは地球周回軌道ではなく、もっと先へ行く話です。なぜ有人宇宙開発がロボットの話になるかというと、有人宇宙開発が倫理的に不可能なら無人で、そうなると自立で行動するなら知的な機械になる。その機械(ロボット)が人間と同等に知的ならば、人間と同等の権利を認めなければならない。そうなると、人間並に知的なロボットに危険の大きい(生還の可能性が少ない)宇宙開発というようなミッションを「強制」することが許されるか?という話になってきます。

稲葉先生は人間並みに知的なロボットというものが可能かどうかは置いておいて、そこまで進むべきではない、あくまでも「機械」の段階にとどめ置くべきだ、という風な持論のように思えます。

一方大阪大学の石黒先生は、知的かどうかは置いておき、心を持ったロボット、言い換えれば心を持っていると相手に思わせる(錯覚させる)ロボットを作るのは簡単だ、という持論ですね(「アンドロイドは人間になれるか」石黒浩著、文春新書)。この心を持ったロボットを作れるという考え方は、小生も賛成です。心を持っていると思わせる機械は、意外と簡単にできると思います。人間が思いやりを持っているふりをすることより、簡単だと思いますよ。ただ石黒先生はロボット(アンドロイド)自体については、それが外見は人間そっくりであっても、電源を切ったら動かなくなる「機械」という割り切り方です。

しかし周りはアンドロイドを単なる機械とは割り切れないようで、あるとき古くなって壊れたロボットを、そのロボットはロボット演劇で活躍したロボットだったのですが、国有財産ですから正式の手続きを取って廃棄処分にしたら、それを見た学生がツイッターに投稿し、それを見た読者から苦情が殺到したため、廃棄ができなくなったそうです。人間並みに知的なロボットの権利云々の前に、演劇のような舞台で活動するヒト型ロボットはすでに社会的な人格を持っている、ということですね。石黒先生は「ロボットにも弔いが必要だと気づかされた。」と書かれているのですが、すでに人形供養というものがあるように、ある人が思い入れを持ったもの、それがその人の所有であるなしにかかわらず、そのものの処分は、その人が精神的に納得する手段(儀式と言っても良いですが)を取らないといけないようです。こうなるとこれは倫理学の範疇ではなくなってしまいますね。

2017/03/05

京都鉄道博物館と京都水族館(2)

2017年2月27日(つづき)
京都鉄道博物館と京都水族館(2)

水族館に着いたら、鉄道博物館の入場券を持っていたら入館料が割引になることがわかる。その逆はないようなので、先に鉄道博物館に行くことが必須のようだ。なお今度は京都駅前の地下街に、京都水族館の入館券を持っていたら食事が割引になる店があった。話が前後するが、夕食はそこだった。Dscn1909a

荷物をロッカーに入れようとしたら、ここのロッカーはお金が戻って来ないし、外の展示もあるので上着は必要だから、止めた方が良いというようなことを係員から言われる。一眼レフに交換レンズと荷物が重いが、リュックで両手は空いているのでそのまま入る。Dscn1911a


水族館呼び物のイルカショーは、午前1回午後1回。外に時間の掲示がなかったので、すでに今日の会は終わっていたことに入館してから気がつく。まあ、良いか。この水族館の目玉は何かと思ったら、何とオオサンショウウオ。在来種、外来種(チュウゴクオオサンショウウオ)、その交雑種と、3種類展示してある。迫力はあるが、かわいくはないなあ。Dscn1912a


もう一つの目玉かもしれないのが、甲殻類。巨大なエビとカニがこちらをにらんでいる。これもあまりかわいくはない。
最近の水族館が必ず備えている大水槽、これがなかなかきれいだ。小生は好きな魚というと(「アジのたたき!」とかいう話ではなく)、トビエイを上げる。羽ばたきながら泳いでいく姿が好きだ。以前は八景島の水族館に大量にいたが、数年前はいなくなってしまった。魚も寿命が短いので、回転は速いのだろう。そのトビエイが、数匹だが羽ばたいていた。久しぶりに見られて、これも満足。Dscn1914a


クラゲの展示も、比較的大きい水槽だ。これも見ていて飽きない。

京都と言うと、京都市が内陸型の気候のため京都府も内陸(海なし)のように錯覚するが、ちゃんと日本海に面している。「海無し県」という表現があるように、海なしは県だけで、4都道府は全部海に面しているのだ。「京都の海」という展示を見て、改めてそのことを実感した。Dscn1923a


外に出ると、京都市電が展示してある。「市電ひろば」と言うらしい。ただ小生は京都市電には乗ったことがない。観光シーズンの道路の混雑を見ると、市電を廃止したのが本当に正解だったのか、疑問に思えてくる。Dscn1924a


ここで京都鉄道博物館のおまけ、旧二条駅舎である。ここは以前の機関車館の時代はメインエントランスだったが、今はミュージアムショップと出口になっている。そのミュージアムショップは入館券無しでも入れるので、買い忘れていたペットボトルオープナーを買いに行った。このペットボトルオープナー、写真の通りの代物で、炭酸系飲料の口に当てて右にひねると、ちょうど非常制動のあたりで「プシュー」というエア音がする。音の感じはブレーキの緩解音なのだが、固いことは言うまい。

(完)

2017/03/03

劇場版SAOオーディナリースケール

2017年3月3日

映画、見てきました。いや、面白かったです。絵がきれいですね。特にアスナの描画には気合いが入っていたようです。ちなみにこの物語、小生の見たところ主役はアスナ(入浴シーンもあり!)、次はユイのようです。

ストーリーはオリジナルで、オリジナルの登場人物も多いのですが、SAOでおなじみの顔ぶれもあちこちに顔を出し、最後はオールスター総出演です。アニメ版と同じ声のはずなので、声優さんを集めるのが大変だったろうなあ。なお初めの方でダイン氏とおぼしき人が、「フカ次郎はどこ行った。せっかく新しいグレネードランチャーを用意したのに。」という台詞(正確ではありません)がありましたが、フカ次郎はSAOのオリジナルキャラクターではなく、時雨沢恵一氏のSAOスピンオフ小説「ガンゲイル・オンライン」、それも第2巻から出てくるキャラクターで、グレネードランチャーの2丁使いというおっかない女の子です。こういう小ネタはあちこちにちりばめられているようで、数回見たり、DVD/BDを買ったりというファンが増えるでしょうね。

キリトとアスナがいちゃいちゃするシーンも多く(独り者には目の毒ですなあ(笑))、アスナの部屋でキリトがアスナをベッドに押し倒したり(その前に「今日は誰もいないから」という思わせぶりな台詞も(^_^;)、山の中のテントで二人だけで一夜を過ごしたり、続きのシーンが見たい(゚゚;)\(--;)ようなところがたくさんありました。

この物語の時系列ですが、2026年5月頃、原作で言うと「マザーズ・ロザリオ」と「アリシゼーション」の間に入るようです。菊岡氏が総務省にいるところを見ても、そうでしょう。ところがSAOME22では、キリトがアンダーワールドから帰還した後の2026年8月(つまり、アリシゼーション編の後)に潜伏中の菊岡氏に会い、ARデバイスのオーグマーがSAO帰還者学校の全員に配られるという話を聞きます。話の流れとしては自然なのですが、劇場版とは矛盾していますね。まして劇場版はアリシゼーション編の予告編で終わっていますから、次のアニメシリーズもしくは劇場版は、アリシゼーション編になるのでしょう。SAOME22はなかったことにされるのかな。

どうでも良いことですが、全員高2のはずなのに(年齢的にはキリトは1年遅れ、アスナとリズは2年遅れ、シノンとリーファは現役)夜遅くまで遊び回っていますね。まあ小生も馬力がかかったのは高2の夏休み明けですから、「アリシゼーション」が終わるまでは、まだ良いか。ただすでに2浪状態のアスナとリズは、受験は背水の陣になるでしょうね。

2017/03/02

心臓の定期検診、S病院も半年に1回へ

2017年3月2日

心臓の定期検診に行ってきました。今日は採血に心電図、それにX線付です。検査が終わって結果が出るまでの待ち時間に、県立図書館で借りた「今度こそわかる量子コンピューター」(西野友年著)を読んでいました。西野先生の語り口は面白いので投げ出さずに読めますが、やっぱりわからん。

さて検査結果ですが、白組=54百万、赤組=466万、血小板=18.6万。AST=18、ALT=13。前回(1月)ほぼ同じですね。今回新しく追加された項目では、LDLのコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)がちょっと高いですね。そのため、LDL-C/HDL-C比が2.04と標準値をオーバーしました。酒のつまみのナッツの食べ過ぎだな。その代わり気にしている腎臓は気にしている効果があって、CREが1を切り、eGFR=59.8とかなり良くなっています。これは継続。

さて肝心の心臓の方ですが、心電図を撮り始めるときに1回大きな期外収縮が出たものの、その後少し長めにとっても出てきませんでした。京都でリュックをしょって歩き回った疲れがまだ残っているのでしょう。心電図を見たら、心房性の期外収縮が1回、その後心室性の期外収縮が1回。これが頻発すると問題ですが、1回きりなので不整脈としてはカウントされません。

今後ですが、安定しているのでこのS病院は半年に1回にして、その間は近くの開業医の先生にお願いすることになりました。どうも厚生労働省が「安定している患者は大病院では診るな。」と言ってきているようです。半年に1回はS病院でエコーを撮るそうなので、次のS病院での診察は7月くらいになります。風邪を引いたときに見てもらっている近くの医院にお願いすることになりました。T先生が手紙を書くそうです。ちなみに前回も書きましたがT先生は3月一杯で沖縄に帰るそうなので、次の心エコーの時は新しい先生になります。

小生の心臓は僧帽弁、大動脈弁ともに逆流3.5なので、どこかもう一つ悪くなると手術になります。そのもう一つとは、
1)息切れなどの自覚症状。
2)BNPの悪化。現在26.2ですが、3桁になるともう放っておけないそうです。その前に自覚症状が出るでしょうが。
3)心房細動の再発。逆流から誘発されることがあるそうです。
さて、いつまで持つかな。

2017/03/01

京都鉄道博物館と京都水族館(1)

2017年2月27日
Img_86901a

北海道から帰ってきてまだあまり時間が経っていないが、体調は良く、2月末で切れるジパングの割引券がまだ2枚あるので、かねてから行きたいと思っていた京都鉄道博物館に行くことにした。少し贅沢だが、京都で1泊である。Img_87061a


まず新大阪まで「さくら」で、これは指定席を取った。「さくら」の自由席はかなり混雑するので、指定席を取った方が安心だ。そして新大阪からは在来線の新快速で。新快速は130km/hで飛ばすので、さほどの時間差はない。問題点は新快速はいつも混んでいるということだが、最後尾車両まで行ったら、楽に座れた。京都で昼食。梅小路公園までは歩いても行けるがちょっと距離があるので、バスに乗る。バスだとすぐだ。着いてみたら、JRは駅を造る予定になっていた。Img_87051a


梅小路は以前梅小路機関車館でSLが展示されていて、一度来たことがある。その時はやたら北の方のSLばかりだと思ったものだった。SLは各地の工場で独自の改造がなされたものが多く、見ただけでどこのカマかがわかる。新しい京都鉄道博物館には、大阪の交通科学博物館にあった車両が大挙して引っ越してきて、こちらは西日本の車両が来てバランスが取れた。建物に入ってすぐ正面にいるのが、C6226号。交通科学博物館にいたC62で、ヘッドライト周り、ヘッドマークステー、埋め込まれた尾灯など、山陽仕様の機関車である。Img_87091a


さらには新幹線0系、完全な2ユニット4両、いつでも動態保存に切り替えられるようになっている。クハ86にDD54と、交通科学博物館で見た車両達だ。新しいところではトワイライト塗装のEF81、EF66にDD51と、つい先日まで特急を牽引していた機関車達。いずれも展示に合わせて再整備されたため塗装が美しく、屋内展示にふさわしい。鉄道車両は屋外に放置しておくとすぐにさびるため、やはり保存は屋内だ。Img_87281a


間近で見られるため、現役時代は気がつかなかったことも気がつく。EF81の密連に並連-密連の切り替えレバーが付いている。可動範囲制限のストッパの位置でも、違うんだろうか。またトワイライト用カニの床下に、コンプレッサが付いていた。トワイライト用EF81は末期は元ダメ管のホースが取り外されていたが、トワイライトは自前で空気源を持っていたのだ。Img_87791a


一方EF66の方は元は空気管付き密着自連だったが、最後は空気管無しの密着自連になり、元ダメ管のホースを増設している。以前は「あさかぜ」のスハのためにパンタ下げ用のカプラも付けていたが、これも取り外されたようだ。EF66は運転台に入れたので覗いてみたが、自動進段のため、マスコンは簡単な構造だ。一方界磁制御器がマスコンの中心部にどんとあり、そこ度制御はもっぱらこちらのつまみのようだ。レバーでなくつまみで速度制御を行うのは模型のようだが、交流機のED75は起動から最高速までつまみでの速度制御が可能で、まさに模型だ。これが現在のインバータ機になるとマスコンが前後動作になるので、全く変わる。Img_87711a


床下にも潜れるようになっているのでEF66とDD51は床下からも眺める。中間台車の引張力伝達は、床下より横から見た方がわかりやすいようだ。さらに新幹線の100系500系と見て(500系は最後に乗ったW1編成)、外の蒸気機関車館の方に向かう。お客さんが少ないので、ゆっくり見て回れる。D52の菱形台車が荷重は全部側面で受けているのに気がついたのでC59を見たら、こちらも荷重は側受だった。心皿はブレーキ力の負担だけのようだ。
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C58はお召し装備。頭をもう少し外に出してくれるときれいに写真が撮れるのだが、柱が邪魔してデフの鳳凰が撮れない。C61とC56は外に出されているので、こちらはゆっくり撮る。Img_87641a


C622のスチーム号を撮ったところでまた屋内に戻り、レストランで休憩。「キハ81ブルドッグパンケーキ」というのがあり、誕生日なので奮発して注文する。横に付いているのはストロベリーかと思ったらラズベリーか?小生はブルーベリーはアレルギーで下痢をするので、大事を取って周りのベリーは全部パスする。もったいなかったが。

ミュージアムショップで特別製の聖護院八つ橋を買い、水族館に向かう。

(つづく)

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