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2017/03/26

岡山フィル第52回定期

2017年3月26日

昨日、岡山フィルの定期演奏会に行ってきました。指揮はシェレンベルガー、曲目はベートーベンの6番、5番という「王道」プログラムです。

会場は14時。開演は15時ですが、14時20分からロビーコンサートが行われます。そう言えば昔NHKホールでよく聞いたなあ。弦楽四重奏で、第1ヴァイオリンは今日のゲストコンマスの戸澤哲夫氏、東京シティフィルのコンマスです。第2ヴァイオリン岡山フィルコンミスの近藤浩子氏、ヴィオラN響次席の中村洋乃理氏、チョロ都響副主席の松岡陽平氏という、豪華メンバーです。曲目はモーツアルトのディベルティメントニ長調。楽しめました。

座席は3階の正面最前列。音はものすごく良い席なのですが、普通のビルなら5階に相当する3階まで階段だけ。一旦席を確認してロビーコンサートのためにまた1階まで降りましたから、3階まで2往復。心臓に悪い。さすがに息が切れましたが、検診の時に「息が切れた」と言っても、多分「私でも切れます」と言われます(笑)。

14時45分からシェレンベルガー氏によるプレトーク、ドイツ語ではなく英語でした。ベートーベンの交響曲第4番から第6番は、ベートーベンが楽しいときの作曲だそうで、言われてみると第5番は苦悩から歓喜ですが、その苦悩もチャイコフスキーの悲愴のようなどうしようもない悲しみではなく、前向きですね。5番の第2楽章も葬送行進曲ではなく、美しく穏やかな主題です。今日の演奏は6番5番の順で、これは初演の時と同じだそうです。

さて、演奏開始。3階からだと、オーケストラは全体が見えます。聞きなじんだ6番ですが、3楽章まではほとんど弦と木管だけというのは、改めて気づきました。そしてティンパニーの出番が4楽章の嵐のところだけ、これも新しい発見でした。岡フィルの12-10-8-6-6という弦配置は、ベートーベンの交響曲のような2管編成くらいの管とで、ちょうどバランスが良いですね。

第5番は6番と打って変わってティンパニーは最初から出てきます。古典派の交響曲のコントラバスは、ほとんどチェロの1オクターブ下で同じメロディと聞いていたのですが、5番は所々チェロのメロディーにコントラバスのピッチカートが合わせるという、かっこいいところがあります。ベートーベンの交響曲の、特に第3番以降は1曲ごとに改革していた、とシェレンベルガー氏がプレトークで言っていましたが、初演時は前衛的だったでしょうね。

演奏は、実に良いです。去年の第9の時に気になった金管の「もごもご」も無く、トランペットはシャープな切れ味です。あっという間の2時間でした。定演ではアンコールはないと思ったのに、最後はモーツアルトの「フィガロ」をサービス、良い演奏会でした。7月の三ツ橋さんの指揮の時にも行かねば。

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