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2017/02/06

広響福山定期演奏会

2017年2月6日

昨日、広島交響楽団の福山定期演奏会に行ってきました。福山定期演奏会は年に1回で、去年はカミさんが行っています。少し早めに岡山駅のホームに行ったら、「トワイライト瑞風」の試運転列車が上りホームに止まっていました。カメラを出したら、ちょうど出発。前に回る暇はありませんでした。一瞬JR東のE655系(お召し列車にも使われる物)かと思ったくらい、同じような色でした。17020503a

演奏会の方は、場所はリーデンローズ大ホール。指揮は大友直人氏で、曲目は川久保賜紀さんのソロによるベートーベンのヴァイオリン協奏曲、それにドヴォルザークの交響曲8番です。席は3階の正面、全体がよく見えます。

ベートーベンのヴァイオリン協奏曲は12-4の編成、管も2管なので、この編成がバランス上も良いようです。この曲はソリストの超絶技巧ではなくたっぷり聴かせ、またオーケストラとの掛け合いが多い曲ですが、川久保さんのヴァイオリンも良いし、またオケの木管がうまい。弦も負けておらず、2楽章のピッチカートなど、ぞくぞくするようなアンサンブルでした。広響を聞いたのは2回目なのですが、ここのアンサンブルは本当に良いです。ホールも音響が良いようで、4本しかないコントラバスが良く聞こえます。

休憩時間の終わりあたりにおなじみの「携帯電話の電源はお切り下さい。」のアナウンスが流れますが、続けて「楽章間の拍手は他のお客様のご迷惑になるばかりではなく演奏の妨げになりますので、ご遠慮下さい。」との注意アナウンス、こんなアナウンスは初めて聞きました。そもそも日曜日の昼間のコンサートというのは、日頃あまりクラシックのコンサートに来たことがない人を呼ぶためのコンサートですから、慣れない人が多いのは当然で、小生も1楽章が終わったら拍手が来るだろうと予想して来ました。やっぱり拍手がありましたが。慣れない人は1楽章が終わったとき「曲が終わった」と思って拍手をするのですから、「楽章間の」などと言っても「何のこと?」です。逆にクラシックのコンサートはやっぱり固っ苦しい物だという印象を強くし、クラシック離れに拍車をかけるものだと思います。帰ってカミさんにこの話をしたら、やっぱりカミさんもそんなアナウンスは聞いたことがなく、原因は神経質な指揮者か口やかましい観客のどちらかだけど、指揮者の大友氏はそんな神経質な人ではないので、口うるさい観客(多分おじさん、それも一人)が係員に文句を言ったのだろう、と言っていました。

後半の「ドボ8」はチェロとコントラバスを1プルトずつ増やして12-10-8-8-6という配置。この曲はチェロのパートソロが多いので、この配置は効果的でした。ただ欲を言えば、ホルン4本にトロンボーンまではいると、広響の金管は揃っているため良く響くので、ちょっと弦が、それも高音部が負けているような気がします。ヴァイオリンとヴィオラも1プルトずつ増やした14-6が欲しいところです。あと4名のヴァイオリン奏者は揃えられても、ヴィオラ奏者(それもうまい奏者)は少ないですから、2名の増員は厳しいのかなあ。演奏は、良い演奏でした。

普通定期演奏会はアンコールはありませんが、「福山定期」という特別版のためにアンコール付きでした。アンコールはヘンデルの「水上の音楽」の最終曲。ところがこれが、トランペットはバロック風の音色をだし、弦と管のバランスも良く、最高でした。

帰りは福山駅まで臨時バスが出ましたが、無料かと思ったら有料、それも循環バスより20円高い料金でした。座れたから良しとします。

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