ソノス・ハンドベル・アンサンブル
2016年12月16日
昨日、ソノス・ハンドベル・アンサンブルのクリスマスコンサートに行ってきました。会場は倉敷の芸文館です。元は小生がハンドベルの生演奏を聞いたことがないのでどこかの大学のハンドベルクラブの演奏会に行こうとしたところ、カミさんが「そんな素人を聞くより、どうせ聞くならプロのを聞いたら?」と、このコンサートの話を持ってきたものです。カミさんも行くつもりだったようで、2人で行くことになりました。
会場の芸文館は倉敷の美観地区の先にありますが、入口がわかりにくく、暗くなってから会場に着いたら迷子になりそうです。一度行ったことがあるカミさんと一緒だったので、助かりました。大きなホールですが、お客さんは前の方にちょっぴり。楽器の音量から言っても、元々小ホール(横浜の、フィリアホールクラス)でやるのがふさわしいようなコンサートですが、良い大きさの会場がなかったのか、12人の奏者の前に、それこそ「店開き」と言って良いほど楽器が並び、後には使わない音程のベルの置き場があるという、広いステージを必要とする楽器の特性のせいなのか、会場が大きすぎた感じでした。ただ席は前の方だったので(前しか売り出さなかった?)、音は良く響きました。
ハンドベルの、プロの演奏というのを初めて聞いたのですが、テレビでよく見るようなベルを持ってならす奏法のほか、ベルをテーブルでたたいたり、テーブルに置いてマレットでたたいたり、いろんな奏法があります。特にテーブルにベルを置いてマレットでたたくと木琴のような響きになり、いろんな曲想に対応できます。「ラデッキー行進曲」など、ハンドベルでどうやってやるのかと思っていたら、マレットが活躍しました。また速い曲などは、片手に2つ(最高3つ)のベルを持ち、次々に鳴らすという奏法でした。ハンドベルはある一方向に動かしたときだけ鳴るので、片手の動きで3つの音程(両手で6つ)の音程が出せます。
アンコールに「ホワイト・クリスマス」と「きよしこの夜」。一足早いクリスマスを楽しみました。
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