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2016/08/01

心臓検査入院日記1

2016年7月21日(木)
天気 晴

今日から、心臓の精密検査で一週間入院することになった。わざわざ入院してまで検査を行うというのは、当然手術を前提にした検査である。手術の適否も含め、どういう術式になるのか(それによっても手術時期は変わる)、逆に手術を行った場合の問題点はないのか、も含め、詳しく検査することになった。

11時に受付に行き、部屋まで案内される。この病院にはカミさんは初めて来たが、「まるで、ホテル!」確かに総合受付のあたりは病院の受付というより、一流ホテルのロビーのような雰囲気だ。案内嬢が荷物を持ってくれるのも、ホテル並みである。同じホテルでもビジネスホテルでは、荷物を持って部屋まで案内などしてくれない。部屋は7階の783号室。783といえばJR九州の「ハイパーサルーン」だ、と一人でにんまりする。16072104a


今回は、10回目の入院にして初めての個室である。事前に入院案内を見ていたとき、「ベッドのカーテンは着替えなどを除き、昼も夜も明けておいてください。」と書いてあったことに疑問を感じ、「具合が悪くて寝ているときや、夜寝ているときも開けておくのですか?」と電話で問い合わせた。すると「その通りです。」という返事が来たので、その場で個室に変更を申し込んだものだ。
他の病院では、例えば検査で麻酔が完全に覚めずに朦朧として戻ってきた場合などは、看護師さんがカーテンを全部閉めていく。これはカーテンと言えども病院の権威によるバリヤーで、同室者が勝手に入り込むことは許されない。カーテンの常時開放は室内で「病院の権威」を放棄することになるので、必ず患者間のトラブルに繋がる。小生をそのまま放っておくと病院の看護部との間に一戦交えかねないので、カミさんが「個室にしたら?その位のお金は、出せるわよ。」と言い、電話で確認した後すぐ個室を申し込むことになったものだった。

部屋は西向きで、新幹線が見える。南向きだと在来線と新幹線の両方が見えるが、常識的に言って、南向きの個室は特別室を初め、高い部屋が並んでいるはずだ。ちなみに、小生の部屋は個室で一番安い部屋である。といっても、東○インの部屋より広く、テレビ、冷蔵庫、有線LANは無料、地元紙の山陽新聞が朝夕刊配達されるというサービス付きである。もう1ランク上の部屋だとシャワー付であるが、検査で針を刺されたり端子を貼り付けられたりでそんなにシャワーも浴びられないだろうと思い、シャワー無しの部屋にした。ところが看護師さんの説明で、「シャワーは毎日可となっています」。しまった。

もう一つの「しまった」がLANケーブルで、急遽個室に変えたため、「LANケーブルはご持参ください。」という注意書きを見逃していた。幸いこの土日が24時間ホルター心電図で他の検査が入っていないため、土曜日の外出をお願いする。駅前の電気屋までLANケーブルを買いに行くのだ。先生、快諾。

説明の途中で限度額適用証明書を出したら、「これは2階に出してください。」と言われ、慌てて2階まで出しに行く。もっとも小生は今回は岡山市では「年度途中の転入」の扱いで、昨年の年収不明=最高額適用となり、一番高い年収の区分が適用された。後で戻って来る思うが、退院時の窓口支払額は高くなる。

検査は午後からのためカミさんは帰り、昼食は出ない。検査の一番は経食道エコーで、実はこれが一番苦しそうだ。左を下にして横になるそうなので、点滴は右手、車椅子での検査室への移動になる。検査室に着いたら、喉に入念に痛み止めのスプレーをかける。一度かけた後指を入れて「オエ」となるかどうか確認し、また奥の方に入念にかける。小生の「オエ」ポイントはかなり奥のようで、胃カメラの時に時々「オエ」になるのは、ここまで麻酔が届いてないからだということがわかった。

「オエ」反応が起こらなくなったのを確認し、ベッドに上がって横になり、穴のあいたマウスピースを咥えさせられる。そこからいよいよ胃カメラよりも太い管を挿入されるのだが、「先生、麻酔薬半分で良いですか?」「いや、全部入れて。」のやりとりあたりで、意識が飛ぶ。注意書きには、「管を入れるときにゴックンとやる必要があるので、眠らないでください。」と書いてあったのだが、不可抗力だ。麻酔薬を全部入れる方が悪い。

このまま終われば楽勝のはずなのだが、検査が長引き、麻酔が切れて目が覚めた。それだけでは無く喉の麻酔も切れたため、ざらざらしたコードの感覚が喉に直に伝わる。そしてプローブの位置や向きを変えるためそのコードが回転したり移動したり、実に気持ちが悪い。口はふさがっているため、左手の手のひらに右手の指でひらがなを書く。「ますいがきれた」。看護師さん(あるいは、女医さん)が「わかっていますよ。」と声をかけ、先生が「麻酔追加、持ってきて。」と言うが、間に合わないのか量が少ないのか、さっぱり効かない。時々変ところに当たり、吐きそうになる。この時は「おえ」と書いた。

結局検査に1時間半くらいかかり、15時過ぎに部屋に戻ってきた。「吐き気はしませんか?」と聞かれたが、この時は吐き気はなかった。個室なので気兼ねせずに横になり、少し眠る。ただ起きても、頭が重い。18時に夕食が来て、半分ほど食べたところで吐き気がしてきて、食べたものを全部戻す。ところがこれで気分が楽になり、夕食の残りは全部食べた。多分喉の麻酔薬が残っていたのだろう。20時頃眠くなって横になったらそのまま眠ってしまい、消灯チェックで起こされる。改めて歯を磨いて顔を洗い、モーツアルトの40番を聞きながら寝る。その後3時、5時と目が覚めてはしばらく起きてまた眠るを繰り返す。やはり経食道エコーは大変だ。

(つづく)

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