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2016/08/09

心臓検査入院日記8

2016年7月28日(木)
天気 晴

この7階の景色の良い病棟にいられるのも今日が最後なので、朝6時過ぎからカメラを持ち出す。下りのEF510とサンライズが撮れた。このEF510、11時頃上るのは知っていたが、下りがこの時間だったのだ。JR東日本のEF510-500が全機JR貨物の富山機関区に移動し、赤一色だった富山のEF510にも青(旧北斗星色)や銀(旧カシオペア色)が増えたのだが、まだ一度もお目にかかっていない。Dscn17811a


7:00過ぎ検温、なぜか血圧が100と低い。朝から動き回ったせいか?今朝は若い看護婦さんだが、「南海さん、いい血管しとるね。」痩せすぎなので「良い身体している」と褒められたことはないが、血管も褒められたのは初めてだ。

9:30心音図を撮りに検査室へ。珍しい検査のようで、若い技師さんではなくベテランの先生が来た。検査から帰ったら、カミさんが来ていた。

今日はT先生は初診外来の当番で、いつになるか判らないと言われていたが、10:20頃説明室に呼ばれた。画像を見せながら説明するので、病室よりも端末のある説明室の方が説明しやすいのだろう。外来の当番は、抜け出してきたようだ。まず大動脈弁であるが、心肥大で弁輪も大きくなり、弁尖が届かなくなって逆流しているそうだ。余っているのは切れば良いが、足りなくなったのは付け足すわけに行かないので形成は難しく、弁交換になる。

僧帽弁は一部からの漏れではなく、バーロー症に似ていて、全体から漏れているそうだ。このバーロー症、後で調べてみたら弁尖全体が腫れあがって閉じなくなる症状で、若い人に多いそうだ。一般の高齢者の僧帽弁逆流は後尖の一部からだけなので、これは簡単に形成できるそうだが、バーロー症は形成が難しい症状だそうだ。もっとも最近では「バーロー症」で検索すると、「形成できます」という腕自慢の解説がずらりと出てくる。かなり時間と手間のかかる形成で、外科医の腕次第という所もありそうだ。

最近の心エコーは3D画像も作成できるが、その3D動画で見た小生の僧帽弁は、サンショウウオの肌みたいにぶつぶつして実に汚い。もっときれいな弁に交換してくれ、と言いたくなるが、弁交換すると心臓全体の動きが悪くなるそうなので、これはこの痛んだ弁を大事に使ってもらうのが一番良い。

退院後の注意として体重が現在より増えないように、と言う文言があったが、それについて聞いてみた。小生の現在の体重64kgはBMI=20くらいで、やや痩せすぎである。しかしこれから体重が増えた場合は、筋肉が付いて増えることより、心臓や肺に水がたまって増えることが多いそうだ。特に急に体重が増えるのは、要警戒である。

そして結論は、手術はしばらく見合わせて経過観察、である。手術になるのは、もっと心肥大が進行する、BNPが悪化する、動悸息切れなどの自覚症状が出てくる、心房細動が再発する、などの時である。その時は現在よりQOLも落ちているだろう。それがいつ頃になるか、小生は心臓の状態が手術領域までに悪化する前に、肺炎などの呼吸器疾患で先に死ぬ可能性も大きいと思っている。それはそれで「逃げ切り」である。

210Kちょっとの入院費を(カミさんが)カードで支払い、無事退院した。

(完)

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