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2016/07/28

無事退院、手術は延期

2016年7月28日

本日予定通り、無事退院しました。予定外のことが起こったのは、昨日のカンファレンスでベテランの検査部長(=弁膜症の専門家。一昨日突然現れ、小生の胸の音をじっくり聞いていった)の要求で、心音図なる検査が入りました。心音図は昔からある検査だそうですが、最近また不整脈の出る傾向が判ると言って、注目されている検査だそうです。検査は心電図とほぼ同じで、首にもう一つ端子を付けるのが違うくらいです。検査電極うちどれか一つがマイクになっています。時間は短く、簡単に終わりました。

そしてカミさんは請求書の出来上がる時刻に合わせて10時に来ることになっていましたが、来たらすぐ先生のところに連絡するよう看護師さんに指示が出ていて、10時20分くらいからカミさん同席で先生の説明が始まりました。昨日のカンファレンスの結論です。

結論は、手術はしばらく延期して様子見、です。まず弁の状態ですが、大動脈弁は弁形成が難しいタイプだそうです。元々大動脈弁は圧が高いので弁形成が難しいのですが、小生のは心肥大の影響か弁輪が大きくなり、弁が相対的に寸足らずになっているそうです。弁を継ぎ足すわけにはいかないので、これは交換するしかないですね。小生の僧帽弁はバーロー症に近いそうで、これも形成が難しいそうですが、こちらは外科医の腕次第の所もあり、形成をメインに置くそうです。このあたりは、後日少し詳しく書きます。

大動脈弁交換を前提にした場合、小生は他の病気を一杯持っていることと、家系的に脳出血の系統なのでワーファリンはあまり使いたくないようで、生体弁が前提です。生体弁の弁寿命を考えるとできるだけ交換時期は遅い方が良く、逆流度と他の数値と合わせての判断になります。大動脈弁も僧帽弁も、主治医のS先生は3~4と言っていましたが、カンファレンスでの判定はどちらも3でした。そしてLVDs(収縮時左心室内径)が33、小生の持っている教科書によると、これは45か50以上が手術適用です。またEF(駆出率)は64。これも55か50以下が手術適用です。2科目赤点なら留年のところ、赤点は1科目だけ、あとはぎりぎりセーフで留年を免れた、といったところですね。まるで小生の大学教養課程時代です(^_^;。

なおも一つの数値、BNPは27で、これも「要検査」レベルです。この上に「要精査」、「要治療」と来ますから、こちらもまだまだです。また冠動脈は、3本とも元気でした。Dscn17831a


これからは定期的に内科に通いながら、必要に応じて心エコーを入れていくことになります。これがあと何年続くのか、小生の見たところ、あと2,3年といったところのようです。まな板の上に上がって降りたのは、これで3回目です。

写真は、今朝デイルームから撮影した「サンライズ」です。岡山の手前なので、「出雲」と「瀬戸」の2編成を併結した12両です。

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コメント

無事、退院、おめでとうございます。
しばらく、ゆっくり休んで下さいね。
IFN治療の置き土産なのですか?

yokobueさん、ありがとうございます。

心臓の弁は元々(Tの門の先生によると、生まれつき)悪かったのですが、IFNによってそれが悪化したのは確かです。K田先生は、「心臓は悪くなっても最悪手術できるが、肝炎は手術できない。」という考え方で、肝炎治療を優先しました。ただリバビリンで心肥大が一気に進み、止めると元に戻るという情報は、同じTの門の中でも循環器内科とは共有されていませんでしたね。逆に肝臓科でも心臓に悪いということはわかっていても、それが検査結果のどこに出てくるかというところまでは、把握していなかったようです。それでかなり早い時期に1回まな板の上に上がり、そのまま降りてくる、ということになりました。
明日は大阪でコンサートです。新幹線なので、道中はゆっくりできます。

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