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2016/02/12

医療費改定

2016年2月12日

先日のNHKニュースで、医療費改定(診療報酬の改定)の内容が伝えられていました。この詳しい内容は厚生労働省のホームページや日経メディカルなどを見てもらうとして、小生の印象に残ったのは、「かかりつけ薬剤師」の優遇と、いわゆる門前薬局の冷遇ですね。

この「かかりつけ薬剤師」、実際は認定されるには特定の薬剤師が必ず処方するとか、勤務表を患者に渡すとか、いろいろ条件があるようなのですが、かかりつけ薬剤師が服薬指導をすると、指導料が加算されるというものです。厚生労働省はあくまで「診療報酬」という見方で書いていますが、これは患者側からすると、支払う薬代が上がる、ということなんですね。ぶっちゃけた言い方をすると、夜の街と同じで「指名料をいただきます」ということです。

さてその薬剤師の先生、指名料に見合うだけの指導ができるかというと、小生は疑問に思っています。以前東京で、薬剤師のナナコ先生にずいぶんお世話になりました。ちっちゃな薬局でしたので、ナナコ先生が一人で切り回していたので、ほとんど指名状態だったのです。その頃は危ない薬(飲み方を間違えると、とんでもないことになる、と言う意味です)もずいぶん処方してもらいました。ステロイドなどその代表だったのですが、内科と眼科でずいぶん処方の仕方が違いました。ステロイドは減らすときが問題で、内科は慎重に徐々に減らしていくのですが、眼科は荒っぽく、ばっさり減らします。そういうときでも、ナナコ先生は「眼科は荒っぽいから」と言っているものの、その処方は変更できませんでした。処方に関しては医師の権限が強く、薬剤師ではどうにもならない部分が多いのですね。

この時は小生は、1回目は眼科の処方通りで減らしている最中に悪化したので、2回目は自分で勝手に、トータルの服薬量は変えずに減らし方だけを斜めにしました。もし薬剤師の権限で内科並みの処方にしたら、1回目でうまくいったと思います。

いわゆる門前薬局の調剤報酬を下げるというのも、患者側にしてみれば、門前薬局の方が薬代が安くなるということなんですね。特に継続的な服薬指導を必要としない一過性の病気などの場合は、門前薬局がお得になります。

小生は初めての薬局に行くといろいろ説明することが多くて面倒なので、かかりつけの薬局を今までは決めていましたが、さて今度はどうしよう。かかりつけ薬剤師を指名するには患者の同意書が必要になりそうなのですが、どうするかなあ。

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コメント

最近薬局に行くと「お薬手帳を作りますか」と、すぐに言われます。
実は私は、お薬手帳は持っていませんし、日常的に服用するお薬もないので「要りません」と答えています。
なので「薬剤服用歴管理指導料」が41点じゃなく34点、支払額も20円安く済ませています。

楠の末裔さん、ありがとうございます。

やっぱりですか。お薬手帳を出すと、何となく高くなる気がしていたのですが。
ただ小生はたたけば埃はたくさん出るので、お薬手帳は日常的に使っています。今回の肺炎騒ぎも、岡山で内科に飛び込んだときも先生がお薬手帳を見て「東京ではこの薬が処方されましたか。では使えるものはそのままにして、」と関連づけてくれましたから、役に立っています。

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