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2016/02/16

C63型蒸気機関車

2016年2月16日

カミさんから、市立図書館の(歩いて行けるところの)もう一つの館に行ってみたら面白いよ、と言われていて、今日行ってみました。確かに、CDやDVDの在庫がすごいです。特に小生の目にとまったのは「鉄」関係のDVDで、欲しいけど買うのはもったいない、と思っていたDVDが大量に並んでいます。早速今日は、「特急つばめ物語」(NHKエンタープライズ)と「幻の蒸気機関車C63」を借りてきました。

このC63という蒸気機関車ですが、よく知られているとおり1956年(昭和31年)に設計は完成したものの製造指令は出ずにそのまま製作中止となった機関車で、幻の蒸気機関車と言われています。DVDの中では当然のように、「登場すれば使い勝手の良い機関車だっただろう」「設計図から見たら、名機だ」と褒められていますが、小生が見たところ登場しても「悲運の名機」になった可能性が大です。

C63の元になったC58は、SLがどんどん減っていく頃には最後まで残る型式と目されていましたが、意外と早々と姿を消してしまいました。最後まで残ったのはよそ御通りのD51と、大方の予想を覆してC57と96でした。C58は高速性能が悪い上に牽引力がなく、中途半端な機関車だったんですね。その設計を元にしてC58の欠点を直していないC63では、結局同じ道を歩んだでしょう。

もし1956年頃にSLを新設計で作るとしたら、1C1ではなく1D1、一回り小さめのD51に高性能ボイラを載せ、軸受けはローラーベアリング、さらに一体鋳造台枠にして高速性能を持たせた機関車でしょう。この機関車なら、それから20年くらい使われたかもしれません。

一体鋳造台枠で高速性能と書きましたが、日本SLは世界的に見てエンジンの回転数が低いです。これは最後のC62になっても足回りは大正時代のC51とさほど変わっていないからです。せいぜい板台枠が棒台枠に変わったくらいで、華奢な足回りのため、エンジンの回転数は300rpmが限度です。実際には1750mmの動輪で95km/hですから、288rpmですが。南アメリカのように、軽く400rpmを超える回転数は、出せません。

これが一体鋳造台枠(シリンダブロックまで一体)で400rpmが可能とすると、1400mm動輪で95km/hが軽く出せます。この時の回転数は、360rpmです。そうすると、「急行列車を引けるD51」になって、かなり使い勝手が良かっただろうと思います。ただこの特性は、後に出てくるDD51と丸かぶりです。もしこのD53(仮称)の性能が良かったら、DD51の実用化へのハードルが上がり、ひょっとしたらDD51は山登りに弱い欠点を指摘され、6軸(DF51)になっていたかもしれません。まあ、すべて妄想の世界ですね。

DVDを借りられるのは2週間、今借りてきているDVDを返したら、次は新幹線500系のを借りてきます。

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