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2014/10/29

カテーテルアブレーション入院記(2)

2014年10月21日(火)

天気 晴。
6時起床、6時半に点滴開始。点滴は、留置針である。上着だけ術衣に着替えるが、点滴を先に付けてしまったため、一旦コネクタ部で外す。最近の点滴は、便利だ。7:45頃S先生を筆頭に、カテアブチームが顔見せ。教授回診は教授を先頭にした行列(大名行列)だが、S先生を中心に周りをぐるりと囲むように並び、テレビドラマのようだ。女医さんがいない。7:55頃パンツを例のTフロントショーツ(笑)に履き替える。術衣にズボンはない。そして歩いてカテ室へ。立ち会いのはずの二男がまだ来ないので、看護師さんが心配している。カテアブが始まって最初は検査なので問題ないが、治療に入るときに来ていないと、「待ち」になってロスタイムが出るそうだ。実はこの時二男は病院内で、ナースセンターの場所がわからずうろうろしていた。迷子である。治療前には、無事着いた。

ベッドに上がるときに、背中に電極を6枚くらい貼られる。これが通電時の対極か?導尿カテーテル挿入前に麻酔薬を入れるが、これが気持ちが悪い。しかしそのおかげで、カテーテル挿入時は一番狭いところ(前立腺か?)でちょっと痛かったが、激痛ではなかった。鼻から食道温度計を入れる。細いので、のどのところで「はい。ゴックン。」と言われてすんなり通る。口は酸素マスクである。この酸素は結構強力なようで、部屋に帰ってからだが「サチュレーション100%なんて、初めて見た!」という声が聞こえた。ベッドに横になり、静脈から鎮静剤(軽麻酔)が入れられる。小生はそこで寝てしまい、目が覚めたときは「検査終了、これからアブレーション。」という声がした。

左もも、右ももと次々にカテーテルが入れられるが、入って来るのがわかる。また麻酔が追加になり、寝てしまう。やっている方(先生)から見れば、寝てくれた方が楽かもしれない。目が覚めると、口の中が苦い。痰が出てきたようだ。看護師さんに痰と、口の周りを拭いてもらう。麻酔が切れると、通電時間を読み上げる声が聞こえる。「120Ω」という声も聞こえるので、通電時間だけではなく、抵抗値も見ているようだ。焼くと抵抗値は上がるはず。ただし麻酔が切れていると、かなり痛い。何が原因か食道温度計が差し替えになり、「はい、ゴックン。」をもう1回やる。麻酔が追加になり、また寝る。さらにもう1回起きて麻酔が追加になった。気がついた(というより、無理に起こされた)のは部屋に戻ってからで、帰室は12:30だったそうだ。カミさんと二男に声を掛けられるが、ほとんど意識朦朧、向こうも居てもしようがないというので、帰宅する。小生は、15:00くらいまで寝ていた。

小生が寝ている間にカミさんと二男は、先生から説明を受けていた。先生開口一番「いやー、あんな大きい心臓、初めて見た。」とのこと。あとで聞いたたところ、小生の心臓は180cc(一合!)あったそうだ。普通の人は90~100ccだから、倍である。それを焼いたポイントが99カ所、これを3D画像を見せながら説明してくれたそうだ。先生、「大仕事終わった」という雰囲気で、かなりハイになっていたそうだが。昨日入ったばかりの4000万もする新型機で、焼いたポイントごとに通電時間や抵抗の変化、ジュール熱が表示されるというものである。二男に言わせると、「焼きそこないが一目でわかる。」手術中に食道が移動するというハプニングがあり、二男は「古い機械だったら、そこで中止だったな。」と言っていた。食道温度計を差し替えたあたりかもしれない。今回は中止にはならなかったが、そのあおりで若干通電不足(焼き不足)が出たようだ。昨日(月曜日)新型機が入り、小生が火曜日の1番の手術だから、小生が第1号か?元居た会社だと、「初回ロット」と言って、詳細検査の対象になる(笑)。

目が覚めた時は飲水可能になっており(終了後2時間で飲水可能)、口の中に出てきた痰を拭いてもらったあと、水を少し飲ませてもらう。この時、酸素マスクを鼻からだけのものに代える。ストロー付きのコップで、二口ほど、うまい。前日看護師さんから、「水を自動販売機で買って、冷蔵庫に入れて置いた方が良い。」と言われてその通りにしておいたのが、正解だった。水を買っておかないと、水道水をくれるそうだ。痰はすんなり出てきたが、全身麻酔だと、術後痰を出すのに苦労するらしい。16:30に砂嚢が外れる。ずいぶん楽になる。寝返りはダメだが少し横を向いて良いとのことで、背中に枕を入れてもらい、45度くらい右を向いたり、また代えてもらって左を向いたりする。食事はないが、夕食時に薬(シベノール、ベプリコール、ワーファリン)だけ出る。横になったまま飲む、と言うより、飲ませてもらう。

21:30に、寝返り可能になる。ただし鼻(酸素)、左手(点滴)、股間(尿管)と3本管が繋がっているから、自由はきかない。首の止血を一旦外すが血が止まっておらず、また貼り替える。

手術日は、こうやって過ぎた。

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コメント

カテアブ手術を甘くみていました。(^^;) かなり大変そうですね。心臓を焼くのですから、麻酔から覚めて、ほっとされた事でしょう。南海さんの記事で、現在の医療状況が進んでいる事も勉強になりました。

memoreさん、ありがとうございます。

実は小生も、甘く見ていました。ただ小生の場合大変だったのは止血の方で、やっている最中はほとんど寝ていまいタから、楽でした。こういう時に麻酔が良く効く体質は、助かります。
少し焼きが不十分だった分が影響するかどうか、最終結果は3ヶ月後です。

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