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2014/08/23

扇橋閘門一般公開

2014年8月23日

小名木川にある扇橋閘門の一般公開が行われるとの記事を新聞で見つけ、出かけてきました。一度タモリの番組か何かで紹介されているのを見た記憶がありますが、パナマ運河と同じ方式の閘門です。Img_5880a


場所は半蔵門線/都営新宿線の住吉から歩いて10分ほど。13:30から説明も行われるというので、それに合わせてお昼に住吉に着くように出かけました。MACかドトールがあることを期待したのですが、住吉に着いてみると、いわゆる「駅前」らしき店は何もありません。路線が2本交差していると言ってもそれは地下のことですから、「駅前」があるわけないですよね。やっとすき家を見つけ、そこでお昼にしました。
Img_5882a

あいにく小雨が降り出したので、傘をさして歩いて小名木川へ。小名木川沿いに行けば迷わないと思ったのですが、川沿いには行けず、結局大回りになってしまいました。現地に着いたら、説明は事務所の2階とのこと。説明パネルも事務所の廊下に張ってあるので屋根があり、雨が降っても影響ありません。Img_5892a


この扇橋閘門、いわゆる江東ゼロメートル地帯(実際の標高は、マイナス)の河川大改修の一環として出来たんですね。このあたりの川は、地下水くみ上げによる地盤沈下でその分堤防がどんどん高くなり、最後は「カミソリ堤防」と呼ばれるような細く高い堤防になってしまいました。それでは地震の時にひとたまりもないので、隅田川と荒川にスーパー堤防と呼ばれる立派な堤防を造り、その間に挟まれた地帯は川も水面を下げ、堤防をなくしてしまおうということになりました。Img_5913a


川の水は各地に設けた排水ポンプで排水すれば良いのですが、小名木川を始め内陸河川には、舟運があります。そこで扇橋閘門を作って、船が行き来できるようにしたものです。完成は1977年とか。東京都の江東治水事務所が管理しています(実際の職員は、外部委託ですが)。なお2005年には小名木川と荒川の間に荒川ロックゲートができ、こちらは国(国土交通省)の管轄です。Img_5916a


小名木川の水面は一定(海抜-1m)ですが、隅田川は潮位の影響を受け、水面の高さは変化します。その差が最も大きくなる大潮の満潮時で、約3mくらいです。閘門の原理は今さら説明することもありませんが、閘門内の水面の上下には動力は一切使っておらず、バルブの開け閉めによる重力方式、用は高い水面の隅田川の水を閘門内に入れ、それをまた閘門内から小名木川に流すという方式になっています。てっきり、ポンプがあるものだとばかり思っていました。動力はゲートの上下だけです。

そして閘門の通過は時間内であれば自由で無料、船がやってきたらそれを見ていてゲートを開け、通過させるようになっています。そのために常駐の職員がいるのですが、歩道橋のエレベータと同じ考えです。あちこちにカメラがあるので、やってくるのはわかるそうですが、時々直前でUターンして帰って行く船がいるそうです。

説明が終わったあと実際にゲートを閉めて水面を上昇させ、反対側のゲートを開ける実演もありました。このあたりの隅田川の水は塩分を含んでいるため、ゲート上昇時はそれを洗い流すために、水道水を吹き付けます。そのため、上がったゲートからはかなりの水が落ちてきます。Img_5920a

そこで終わりだと思ったら係の人が、「いつもなら14時にスカイツリー前を出発する観光船があるけど、今日はどうかな」と言っています。扇橋閘門通過は14:40頃、待っていることにしました。思ったより小さな船でしたが、入閘、水面上昇、出発と、本番を見ることができました。

一般公開は明日(24日)、来週の土日(30,31日)も行われます。

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