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2014/07/01

カテーテルアブレーションはやらない

2014年7月1日

昨日循環器の検診に行き、最近の結果を元にして、今後の方針が決まりました。まず検査の結果は、
1)左心房は大きくなっているが、左心室は拡大していない。3年前(2011年)と比較して、LVDsは31mm→32mm、EFは75%→72.2%と、ほとんど変化はありません。
2)逆流度は、僧帽弁はmoderate(3相当)、大動脈弁はmild to moderate(2.5相当か?)、三尖弁はmild(2相当)。全体的に増えています。
従って心臓の状態自体はまだ何もする必要は無く、表面に出ている症状としては心房細動(頻発)ということになります。

心房細動の治療としてすぐ出てくるのがカテーテル・アブレーションですが、
3)小生の場合、心房細動を含む不整脈の原因は弁の逸脱であるから、カテーテル・アブレーションを行ってもすぐに再発するので、やらない。
4)外科治療をやるなら弁の修理であるが、小生の逸脱は前尖で弁形成ができないので、弁交換になる。→もう弁は石灰化しているので交換するしかないと思っていたのですが、石灰化していないようです。3年前は+だったのが、今回は石灰化(-)になっていました。
5)退職して環境が変わると不整脈が変化する例は多いので、次(3ヶ月後)まで様子を見る。
ということになりました。

先生の、「弁形成ができるのなら手術をやるけど、弁交換だからあまりやりたくない。」というような雰囲気が疑問でした。小生はすでにワーファリンを飲んでいるし、手術自体は弁形成の方が難しいからです。機械の修理でも、修理するより交換した方が早いですからね。ところが昔買っていた医学部用の教科書「心疾患の手術適応と至適時期」には、「僧帽弁形成術は置換術と比べ、手術生存率が高く、長期予後も良い」と書いてありました。これは言い換えれば弁交換術は形成術に比べて、「手術生存率が低く、長期予後も悪い」ということになります。小生の回りには人工弁を入れて長期予後どころか、弁の寿命の方が先に来る方が複数いらっしゃるので弁交換を甘く見ていましたが、そんなに甘いものではなさそうです。

手術時期は、心房細動がひどくてリスクを冒してでも手術すると踏み切るか、この程度ならだましだましで何とかなると判断するか、小生の判断にかかることになります。ただやるなら心臓自体の状態が良いとき(特にEF>60)の方が予後は断然良さそうなので、時期の見極めが大事になります。向こう3ヶ月は変に心臓をかばったりせず、普通にやりたいように生活してみます。それでどうなるか、会社のストレスがなくなって心房細動が減るか、逆に増えるか?

なお、6月30日に無事退職し、7月1日から年金生活者(サンデー毎日とも言う)になりました。

追記です。前尖は弁形成ができないと書きましたが、その前尖で弁形成をやったという論文は出ています。ただ学者は100のうち1つでも成功すると論文は書けるので、100のうち1つでも失敗すると成功とは見なさない工学者の見方とは、ずいぶん違います。手術例数など、もっと詳しく調べる必要はありそうです。

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コメント

南海さん、こんにちは
なんだか落ち着かないですね。
検索していたら見つけました。

http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/ohashi/cvs/treatment/mitral_valve/operation.html

ひでほさん、紹介ありがとうございます。

この病院、うちのドラ息子(長男)が生まれた病院でもあります。まだ新玉川線の開通前でした。
他にもできる病院は、いろいろありそうですね。心房細動が治まらず不快な状態が続くようなら、本気で探します。

南海さん初めまして、初コメントいたします。

私はレベル4の僧帽弁閉鎖不全で2010年9月に形成術を行いました。
前尖と交連部が悪くなっていました。

後尖よりは難しいが形成できますよ、とのことでした。ワーファリンももう飲んでいません。

豆パパさん、ありがとうございます。

調べてみたら、技術的には難しいものの、できないことはないようですね。だから腕の良い外科医がいるところでないとできませんが。
今見てもらっているのは内科の先生なので、外科の先生に見てもらうと、違った見方が出るかもしれません。ただ外科の先生まで行ってしまうと、そこの病院で手術やることになってしまいそうなので、どこかのタイミングでセカンドオピニオンを切り出そうと思っています。

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