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2014/07/24

セカンドオピニオンかと思ったら

2014年7月24日

以前ここで、カテーテルアブレーションはやらない、ということを書きました。要は心房細動の原因は僧帽弁逸脱であり、それを治療しない限りカテーテルアブレーションをやってもすぐ再発するので、やらない、ということです。やるなら弁の治療の手術からですが、それも弁逸脱が前尖で、弁交換になるので(まだ)やらない、ということでした。

医学的な判断としては正しいのかもしれませんが、心房細動により日々の行動が制限されている当方としては、たまったものではありません。それこそ一日テレビを見ながらごろごろしていれば特に大事無く過ごせるのですが、そんなことをやっていたら、ぼけ一直線です。また最近は、夜中に気持ちが悪くて目が覚めることがたびたびあります。そこでカミさんの勧めもあり、セカンドオピニオンを受けることにしました。

まず候補に挙がったのが、そのうち引っ越そうかという場所に近い、K医科大学病院、ここには心臓弁膜症センターというものがあります。そうしたら、セカンドオピニオンとしては先生からの依頼状が必須で、「先生からの依頼状ができあがったら、また電話してください。」ということでした。次が心臓の手術で有名なY成和病院、ところがここの名物先生は、別の病院に替わられているようです。ところがここは、「今かかっている病院と縁を切ってうちに変わるのなら、依頼状は不要です。関係を残すのだったら、依頼状を持ってきてください。」とのことでした。医者の世界では当たり前なのかもしれませんが、何か「杯を返してからうちに来い」といったやくざまがいの言い方で、良い気持ちはしません。

今かかっているT病院は、セカンドオピニオンは受ける方も出す方も、積極的にやっていると公言しています。ところが実際は、セカンドオピニオンの依頼状は先生に頼まなければならず、小生の次の診察日は9月末です。それから書いてもらっても一ヶ月はかかるでしょうから、10月中旬か末からしか動けないことになります。臨時の診察を依頼してみましたが、予約外はいちにち10人までなので、先着順でどうなるかわからないとのことでした。

次がHハートセンター、ここは依頼状がなくても良い、というところです。いろいろ事情を話し、依頼状をもらうには3ヶ月以上かかると言ったら、「だったらすぐに来てください。」と言われ、電話した翌々日、今日行ってきました。

ここはJRの駅から遠いのが難点(バスで30分くらい)なのですが、平日の午前中は送迎マイクロバスがあります。その時間に合わせ会社に行くのと同じ時間に家を出て、会社より遙か先へ。全部JRなので、片道800円はちと痛い。マイクロバスが時間通りに来て病院へ。全くの初めてなので、問診票を書きます。そこの中の選択肢に、
(ハ)今かかっている病院を止めて、当院に切り替えたい
(二)(  )について聞きたい。
というものがあったのですが、一応(ハ)は止めて(二)にしておきました。

10時の予約時間からさほど遅れずに先生の問診、少しお歳の先生です。問診票と一緒に過去の心エコーのデータに健康診断や肝臓の時の血液検査結果も付けて出しておいたので、「詳しいデータありがとうございます。心房細動ですね。」と言って小生の脈を診て、「あ、持続性になっていますね。」と即心電図と心エコーの指示が出ました。心エコーを撮るのにずいぶん長い時間がかかりましたが、聞いてみたら、心房細動の出ているときはきちんとした測定値が取れないので、出ていない時を狙ったので、時間がかかってしまった、のだそうです。心房細動が出ていおるときの方が動きがわかって良いかと思っていましたが、逆でした。

再度先生の診察、ここでの結果は僧帽弁の逆流はⅡで、T病院よりも軽いという診察でした。しかしともかく心房細動を何とかしなければいけないということで、内服薬が処方されました。ベプリコール50mgとシベノール50mgで、これを朝夕1錠ずつです。まだ内服薬を飲んだことがなかったら、とりあえずこれを2週間飲み、2週間後に再検査、ということになりました。ネットで調べたらいわゆる定量の半分くらいの量で、これで改善の傾向が見えたら本格的に増量、効果が見えない、あるいはひどい副作用が出たら、次の手、ということでしょう。

T病院は僧帽弁の逆流、そして一次は心肥大と、ずっと見てもらっているがゆえに、心房細動を「一時的な現象」と見ているのかもしれません。しかし新しいところでは逆に、「心房細動、弁の異常付き」でメインは心房細動です。そこで、「まず心房細動を治しましょう。」ということになるのでしょう。

なお正式なセカンドオピニオンは保険がきかず自費になるため、5万円近い出費になります。ところが今回は薬も処方され、どう見てもセカンドオピニオンではありません。支払いも保険適用で、数千円でした。「具合が悪くなった飛び込みの患者」(まあ、確かにそうですが)という扱いになったようです。T病院をどうするかですが、こちらの方がピッチが速いので、しばらくはこちらに通うことになります。

なお後で調べたら、見てもらった先生はネットでは「不整脈の名医」として名前が挙がっていました。

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コメント

南海さん、こんばんは
良い先生に診てもらえてよかったですね。
良い方向に行くことを祈っています。

ひでほさん、ありがとうございます。

本で見たところ、まず薬で効くかどうかを確認し、効かない、あるいは効きが悪いときにカテーテルアブレーションになるようです。「ハイブリッド」という併用もあるようです。
どちらにしろ、今までは心房細動をきちんと治そうとはしてこなかったので、いくらか状態が良くなればありがたいです。

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