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2014/02/10

リケジョ

2014年2月10日

小保方さんの活躍で、「理系女子」略してリケジョに注目が集まっています。最近は元々理系には女性が少ない上に、男女にかかわらず理系離れが問題になっているので、注目されることはありがたいことなのですが、何かずれているように感じます。と言うのが、理系=博士号を持った研究者という図式で話が進んでいるからなのです。

博士号を取った人の多くが就職難で、就職できても有期雇用がほとんどという状態は、国の将来を考えたと行きにすごく問題なので、この話を始めたらあっという間に枚数が増えるのですが、今回はこの話は置きます。今回は理系=博士ではないという話です。

理系でも、最近は大学院(修士)に進む人が多くなっていますが、博士課程にまで進む人はごく少数派です。ほとんどは学部か修士でいろんな会社に就職し、そこで活躍することになります。例えば商社などに就職して「ものづくり」から離れる方もいますが、メーカーでは実際に物作りの現場で活躍するのは、そういう学部、修士の方たちです。例えば自動車メーカーにおいては、車体の設計をしたり、エンジンの設計をしたり、また最近の車はモーターの設計をしたり、そしてそれらを作る生産設備を設計したり改造したり、メンテナンスをしたりしています。うちの会社、特にR&Dが何をやっているか書ければ良いのですが、機密事項が多すぎるもので(^_^;。

うちの会社でも、毎年の新入社員(大して多くはありませんが)の約半数は理系で、修士と学部の比は4:1くらいです。社内の博士号の所有者は、それこそ片手にも満ちません。うちの会社が世の中の標準などと言う気はさらさらありませんが、会社の立ち位置を考えると、よほどのトップクラスを除けば理系の人の進む先はこんなものだろうという話です。「目指せ、小保方さん」は、ハードルが高すぎます。

ここ数年、毎年一人か二人の女性が理系のなかに混じってきています。非常に優秀な方が多いのですが、結婚(と言うより結婚後のダンなの転勤)や出産(保育園の入所難も含めた出産後の復帰の困難さ)で辞める方が多いですね。これはうちの会社だけではどうしようもなく、国や自治体にもう少しがんばってもらうしかないです。

理系に進む人が男女とも少なくなっている今日、「自分でものを作ってみたい!」というリケジョは、大歓迎です。

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