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2014/01/19

蛍光灯型LED

2014年1月19日

昨日は本社に呼び出され、午後はずっと本社の会議室にいました。ところが、なぜか目の調子が悪いのです。ドライ・アイのなったような感じで、痛いような、変な感じです。たまらず途中の休憩時間に目薬(病院からもらったものではなく、普通のVロート)を差し、その直後は楽になるのですが、会議室にいる間中変な感じは続きました。

会議室は天井埋め込みで蛍光灯が並んでいますが、ずいぶん細い管を使っているな、と思っていました。メーカー名を控えて帰って調べてみたら、蛍光灯型のLEDでした。ついでにいろんな記事が出てきて、このLEDは蛍光灯の管を外して代わりに取り付けるタイプのようで、この安定器をそのままにして管だけLEDにするやり方は、電球工業界から「推奨できない」と言われているやり方です。

天井の蛍光灯も含め照明器具は、照度、発熱、寿命など、全体のバランスが取れるように設計されています。そして会社の事務所を造る設計士は、その照明器具の数や配置を、ある思想を持って設計しています。照明をLEDに変えようと思ったら、器具全体を配置を含めて再検討すべきで、管だけ取り替えたら照度のバランスが壊れます。そもそも、同じ明るさを得ようと思ったらLEDと蛍光灯は消費電力はさほど変わらず、取り替えようとすること自体がナンセンスです。たぶん省エネを優先させ、バランスを含めた照度を犠牲にしたのでしょう。

そのLEDで目が痛くなる話ですが、LEDの明かりは3つの意味で、とんがっています。
まず一つは波長域で、レーザーの一歩手前のような、そろった波長をしています。これが目に対して一カ所だけ集中するようなストレスを与えます。白色光においても、一般のLED照明は青色光(ブルーライト)を黄色発色の蛍光体に当て、漏れてくる青色と黄色との補色の加算混合で白色を出しています。つまり、ブルーライトがダダ漏れしているわけですね。そしてその青色の波長がそろっていますから、目の負担は大きくなります。

二つ目は時間軸で、通常LEDは点滅しています。調光タイプでは点いている時間が短く消えている時間が長く、平均値に比べて最大値が大きい非常に目に悪いつきかたをしているのですが、通常の照明はそこまではないようです。ただ簡単に管だけ取り替えるものは、電源周波数(東日本だと50Hz)で点滅しているので、目にストレスを与えます。頭痛がしてくることもあるそうです。点滅していると言えば蛍光灯も点滅しているのですが、蛍光体の残光時間が長いので、やや平均化されており、LEDほど露骨に点滅はしていないようです。余談ですが小生はインバータータイプの蛍光灯を使っており、これは点滅周波数が高く、普通の蛍光灯より目に対するストレスは少ないようです。

最後は方向性で、LED光は直進性が強く、基本的にスポットライトです。これをいかに柔らかく広げるかが照明器具メーカーの腕の見せ所なのですが、管だけ取り替えるようなタイプはどうしても器具の真下だけが明るく、その周りが暗くなります。

LED照明器具はまだ進化の途中で(そのため、蛍光灯型は規格がありません)、今採用するのは時期尚早だと思っています。

なお大井町線の6000系のように、電車の車内照明にLEDを試用しているものがありますが、メーカーによってまぶしく感じるものと、快適なものがあります。今度まぶしく感じるもののリストを作り、東急に提出してみるかな。

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