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2013/05/11

舟を編む

2013年5月11日

面白い本です。出版された時の内容紹介で、これは面白そうと思ってはいたのですが、買うのが遅れて映画化される頃に買ってしまいました。で、今度は映画です。今までに原作を先に読んでから映画を見て、失望しなかった作品は数えるほどしかありません。原作と映画は全く別の作品とは言うものの、原作の持っている世界から全く離れてしまったら、失望します。最近では、「天地明察」がそうでした。それでも、今回も性懲りもなく映画を見に行きました。原作を読んで、映画化しやすい素材と思ったからです。

もっと早く見に行くつもりだったのですが、なんだかんだいろいろあって、遅くなってしまいました。遅くなるとシネコンでの一日あたりの上映回数が減り、変な時間しかやっていなくなります。変と言うことはないのですが、サラリーマンとして不便な時間という意味です。ところが上映館をいろいろ調べたら、同じチェーン館(小生が会員カードを持っているのは、109シネマズ)で、場所によって上映開始時間がいろいろ違うことがわかりました。会社が終わって出発して間に合うところはみなとみらいですが、外出した時に早めに終われば、他の場所で間に合うところがいろいろあります。たまたま東京ビッグサイトでの展示会を見に行くついでがあったので、そこで終わり次第に行けるところを数店ピックアップしておきました。

肝心のビッグサイトですが、人混みの中を歩き回るのは病み上がり、と言うかまだ風邪が抜けきらない身にはつらく、早々に切り上げました。それから行ける映画館へ、早く言えば、会社をサボって映画に行ったようなものです(^_^;。その映画館、平日の午後3時過ぎでがら空きと思ったのに、結構人が入ります。たまたま1000円で見られる割引デーだったからかもしれません。学生さんのような人が多かったですね。

その映画、予想とはかなり違っていましたが、それはそれで1つの作品として楽しめました。特に完成した辞書の装丁、きれいでしたね。ただ映画ですから、突っ込みが浅いと感じるところはいろいろありました。例えば馬締が最初に「右をどう説明する」と聞かれた時に、思想としての右の話はすっぽり抜けており、原作で一番感動した「料理の感想に複雑な言葉は必要ないが、修行のためには言葉が必要」のシーンがすっぽり抜けています。それでも、映画としての作品はきちんとまとまっていると思いました。一つだけ難点を点けるとすれば、宮﨑あおい演じる板前さん。食品を扱う身ならば、板前帽をかぶるか、ねじりはちまきをしてもらいたかったですね。あれは髪の毛が料理に落ちるのを防止しているものですから。

全くの余談で、姉(長姉)が学生時代(短大だったので、正確には「学生」ではないですが)、小学館で百科事典「ジャポニカ」編集のアルバイトをしていたことを思い出しました。「ジャポニカ」が第1巻から順次刊行され始めたのはその数年後ですが、その第2巻には歴史に残るような数の誤植がありました。この映画を見ていて、ふっとそんなことを思い出しました。

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