病の起源
2013年5月24日
NHKスペシャルの「病の起源」、見始めました。いやあ、面白いです。第1回はガンだったのですが、人類の進化の過程で得た特性、脳の巨大化とか、繁殖期がない(言い換えれば、年中繁殖期)事などの特性が、ガン細胞の増殖システムにそのまま取り入れられているんですね。やはり動物の中でも、人類が一番ガンになりやすいようです。
中でも興味を引いたのが、人類の発生時の状態からずれた生活をすると、ガンになりやすいということです。人類はアフリカで発生しましたが、そのアフリカでの生活、昼間活動して夜寝る、昼間は紫外線をたっぷり浴びる、という生活から逸脱すると、ガンの発生率が上がるそうです。具体的に言うと、紫外線は皮膚ガンにならない範囲でたっぷり浴びた方が良い、夜起きている生活は、ガンになりやすい、など。
夜起きているとガンになりやすいと言っても、仕事の都合上(例えば、警察官、消防官、看護師さん、輸送関係の従事者など)でやむを得ない方もいらっしゃいます。一般的に、日勤、交代勤務、夜勤専門、の巡で手当が高くなりますが、ガンの発生率の増加も、その順序だそうです。手当の増額は、ガンになる危険度増加の危険手当も込みだったのでしょうか。
夜行列車の多いJR貨物は機関士不足で悩んでいますが、この話が広まると、ますます機関士のなり手が不足するかもしれません。
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