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2012/12/31

今年最後の散財番長

2012年12月31日

小生のカメラは、EOS Kiss X2です。満足できる性能なのですが、連写した時に撮れる枚数が少ないのと、ISO感度が1600までしかないことが不満でした。この連続撮影枚数は、最新のフルサイズカメラにしたら、たちどころに解消します。しかし会社の同僚が持っているものを持たせてもらいましたが、何しろ重い!おなじCANONのEOS 6Dが「最軽量」を謳っていますが、本体680gにレンズ670gの併せて1350g。本体レンズ併せて675gのKiss X2の倍近くあります。重い荷物+急ぎ足=心房細動という小生にとって、荷物を軽くすることは絶対条件です。しかも小生は撮影には公共交通機関で(つまり、最後は歩いて)行くので、いつまでも撮影旅行を続けたかったら、軽いカメラというのは、必要条件になります。

EOS Kissは良いカメラで、仕事に使っているプロの方も、大勢いらっしゃいます。先輩がその方に聞いたところ、「仕事で使うのは、Kissで十分。」とのことでした。言外に、「趣味で使うのなら、フルサイズ。」という意味があるのかもしれませんが(笑)。撮像素子のサイズは、小生のように大きくしても全紙という場合は、APS-Cで十分です。

本当は、ミラーレスを使いたいのです。最近は撮像素子の大きいミラーレスが出てきているので、止まっているものを撮る分には問題は無いのですが、小生のように動くものを撮る場合は、どうしてもファインダーに遅れが出てしまいます。ミラーレスが次世代になり、ファインダーの遅れ速度がもう少し小さくなると、ミラーレスを買うでしょう。

で、ミラーレスの次世代までX2を使い倒そうかと思っていたところに、KissのX6iが出てきました。ISO常用12800と、5コマ/秒の連写速度は魅力です。早速飛びついて店頭で試してみました。ところが、連写は早いのですが、RAWの連続撮影枚数は上がっていません。しかも連写速度が速い分、あっという間に撮れなくなります。横に置いてあったX5を試したところ、かなり連写が効きます。値段の差と、フレッツ光を導入して2万円のサービス券が来たことで気が大きくなり、最後の最後の12月31日に、X5を買ってしまいました。X2のレンズが使えるのでボディだけで良いのですが、ズームレンズキットでも値段は同じだったので(店によっては、本体だけよりズームレンズキットの方が安い、逆転現象の所もあります)、シングルズームキットです。

さて買ってみてマニュアルを見ながらいろいろ試して見たところ、意外とX2と変わっていないスペックが多いことに気がつきました。連写枚数も、RAWだと全く同じ6枚です。店頭で試した時はカードが入っておらず、カードが入っていない時はデータ転送の制限が入ってこないので、連写が効くように見えるようです。使えないと思っていたライブビュー撮影や、シャッターのバルブも、X2でも可能だったことが、今頃わかりました。電池が同じに見えてサイズが違い、昔の充電器が使えないのは驚きでした。

大きく変わったところは、ISOが拡張12800まで可能になったことと、液晶モニターが可動になったこと。この二つは、結構役に立ちます。さらに1220万画素が1700万画素に変わったことでしょうか。しかしファイルサイズが12Mから18Mに1.5倍に増えたため、当たり前の話ですが、同じSDカードでの撮影可能枚数が2/3になってしまいました。今度から16Gのカードにしなくては。

皆様、良いお年を!

2012/12/29

今年印象に残った本

2012年12月29日

今年も残り少なくなってきました。引退したら本は買わず、図書館にしよう、と思いながらまだ引退していないこともあり、今年も気がついたら本の山がまた一段と増えてしまいました。その中で印象に残った本を上げます。


「エンジェルフライト」佐々涼子

この本は第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した作品なのでご存じの方も多いかと思いますが、国際霊柩送還(この語は登録商標らしいですが)のルポです。いや、すさまじいというか、頭が下がると言うより、手を合わせて拝みたくなるような仕事ぶりです。社長が陣頭指揮をする会社ですが、社長の身体が持つのかな、と思います。電車の中では、読めない本です。


「中国化する日本」与那覇潤

誤解を招くようなタイトルですが、この「中国化」とは経済体制が中国に似てくること、それも共産主義ではなく、自由放任経済という意味です。中国は宋の時代に自由放任経済に移行しており、世界がやっとその先進国中国に右に習えになってきた、という話です。市場原理主義者が聞いたら小躍りしそうな本ですが、世界は自由放任経済に必ずなる、そして歴史は終わる(そこから動くことはない)、無駄な抵抗は止めてそうなった時の対策を考えよ、と言う本です。この流れは専門家では常識だそうですが、果たして本当にそうでしょうか?

「人は自由に競争したがる」と良く言われますが、小生が見たところ、競争したがっているのではなく、勝ちたがっているというのが本音のようです。だから、ゲームやレースに小細工します。経済でも、勝ち組はずっと勝ち続けられるようにルールを変え、さらにはゲーム自体を開かないようにしてしまいます。そして富は集中し、一部の富裕者だけによる支配が始まります。それが経済だけではなく政治にまで及ぶと、これは中世の始まりです。そして、暗黒の中世に突入し、長い長い時間の後多くの血が流れて民主化が始まることになるのでしょう。歴史は終わらずに、繰り返すのです。それまで地球が持てば、ですが。

「お金は寂しがり屋で集まりたがる」と言われるように、富は集中する傾向があります。そのためには集まる方向に何らかの規制をかける必要があるのですが、かけ過ぎると「規制強化」で経済が停滞してきます。流れの中に船を一点に止めるような難しい操作になるのですが、世界が中世化するのを防ぐためにも(事実、アメリカの一部では中世化が始まっているようです)、そうするのが政治でしょう。


「官邸から見た原発事故の真実」田坂広志
「東電福島事故、総理大臣として考えたこと」菅直人

あの大震災後の東電福島原発の事故の時、一番危なかったのは4号機でした。定期点検のため使用中の燃料が取り出され、言わば地獄の釜のふたが開いている状態だったからです。全電源懐失となれば容量の小さい燃料保管プールの水などあっという間に蒸発し、圧力容器など無いむき出しの状態でメルトダウンが起こり、辺り一面に放射性物質をまき散らすことになります。そうなることが予想されたため、アメリカは80キロ圏内にいる米国人を避難させました。さすが危機管理能力に優れたアメリカ、4号機が定期点検中で、定期点検中が一番危ないという情報をちゃんとつかんでいたのでしょう。
しかし「偶然」工事用プールの撤去が遅れていたため、その水が流れ込んで4号機の燃料はその後の外部注水まで持ち、4号機ではメルトダウンは起こりませんでした。これはまさに「奇跡」としか言いようがありません。

4号機がメルトダウンし、1号機~3号機でも東電が当初計画していたように「撤退」という名の現場放棄をすると、強制退避区間は半径170kmに及び、これは栃木県、茨城県、及び宮城県のほぼ全域に達し、避難希望を認める半径250km圏になると、首都圏がすっぽり入ってしまいます。菅首相は夜、ずっとこうなったらどうするかのシミュレーションを続けていたそうです。奇跡の工事遅れと、菅首相が東電に怒鳴り込んだためにこの事態は起きなかったわけで、ひょっとすると菅首相は世界を救った英雄なのかもしれません。ただあのときに言った台詞がまずかったです。「撤退したら、東電はつぶれます」ではなく、「日本はつぶれます」と言うべきでした。撤退しなかったために東電がつぶせなくなり、原発作業での偽装請負の隠蔽や、保証金支払いの値切り倒しが続いています。

自衛隊ヘリによる放水に関する見方は、意外でした。あれはやっている人は命がけの割には効果は少なく、どちらかというとパフォーマンスなのですが、そのパフォーマンス(それも世界に示したパフォーマンス)が効果を奏し、それ以降アメリカが本気になったというのですから、政治の世界は難しいものです。

余談ですが小生は原発は徐々に廃止するという派で、そのためには再稼働は認めるべき(再稼働しないと、即時原発0になってしまう)と思っています。ただし、安全な(より危険が少ないと言った方が良いかもしれません)原子炉なら。ところが大震災の後、圧力が上がりすぎると働かなくなる蒸気逃がし弁や、本体より耐震設計が劣る非常用回路など、問題はいろいろ出てきているのに改修の話は全く聞きません。これでは再稼働に対する地元の理解は得られず、電力不足から産業の空洞化がますます進むのではないかと危惧しています。自民党は強引に再稼働を進めるようですが、強引にやると、泥沼になるでしょうね。


堅い本が続いたところで、エンターテイメント系を。

「天地明察」冲方丁

いや、面白い本でした。改暦が単なる暦の改訂だけではなく、それが武士の世で有りながら武断政治から文事政治への大きな流れ、「学問も文化も、武士が担う」という意思表明の改暦です。それが挫折し、最後は公式な援助もなく成し遂げるのですが。映画ではこういう時代の大きな流れがまるで無視され、単なる夫婦愛の話に矮小化されてしまったのが残念です。


「神様のカルテ」2,3 夏川草介

1が文庫本で出たので2を買わずに待っていたら、3が出てしまったので慌てて2を買いにいったらすでに店頭にはなく、2は仕方なしにネットで買いました。この3は、今までとは少し雰囲気が変わりました。今までは患者に寄り添う医師がテーマだったのですが、3は患者に寄り添いながら、いかに最先端の知識と技術を追っていくか、という話になっています。主役の一止医師は大学病院に勤務先を変えることになりますが、これからどうなるのか、期待半分、不安半分というところです。


「スリジエセンター1991」海堂尊
「ケルベロスの肖像」海堂尊

帯によると、「ケルベロス」はバチスタシリーズの完結編、「スリジエ」はブラックペアンシリーズの完結編とのことです。どちらも、読んでいて飽きさせないところは、見事です。海堂尊の描く世界で一番未来にあるのは(今のところ)「医学のたまご」ですが、「ケルベロス」と「たまご」の間はまだ時間差があるので、この間の作品が期待できそうです。


「サイボーグ009完結編」石ノ森章太郎/小野寺丈

石ノ森章太郎が何回も挑んでついに未完に終わった、「神々との戦い」編の完結版です。これから漫画(石ノ森氏の表現によると、萬画)化するとのことですが、先に小説として文庫が3冊出ました。これも出たばかりというのに、店頭では手に入らなかったものです。これは詳しく書くとネタバレになってしまいますが、最後のエピローグの一見ハッピーエンドのようなシーン、これは戦いに勝った結果なのか、負けた結果なのか、それとも勝っても負けても結果は同じだったのか、気になるところではあります。


来年もまた本の山が増えるだろうなあ。

2012/12/24

フレッツ光顛末記、その2

2012年12月24日

フレッツ光で無事メールも受信できるようになり、ホームページやブログの閲覧も問題なく出来るようになったのですが、来たメールに返信しようとしたら、エラーと言うより、アクセス拒否にあってしまいました。ひょっとしたらと思い、WiMAXで接続して送信したら、問題なく送信できました。これはフレッツ光の問題です。

小生は、メールはずっとniftyを使っています。そこでniftyのホームページからメールのトラブルのところに行ったら、Q&Aがありました。OCNの回線からniftyのメールを送ったため、引っかかったようです。WiMAXはniftyの回線ですから、問題なかったわけです。対策は、通常の25番ポートを587番に変更し、smtpを認証有りにすること。聞いてしまえば対策は簡単で、すぐに設定できて送信も可能になりました。Img_42261a


なお東京の自宅はniftyの光回線なので、ここでOCNを使おうとすると、OCNの設定にも同じ対策が必要になります。受信は出来てしまうところが、不思議と言えば不思議ですね。Img_42341a


写真は昨日の、仙台光のページェントです。C60の1号機が保存してあるとは、知りませんでした。

2012/12/22

フレッツ光顛末記

2012年12月22日

仙台のアパートではWiMAXでインターネットに繋いでいたのですが、ともかく速度が遅く、難儀をしていました。東京の自宅は光の直接配線のため、それと比較して特に遅く感じるのでしょうが、メールの受信速度は昔の9600並みです。仙台のヨ○バシで聞いたらフレッツ光が意外に安く、住んでいるアパートも対応していたので、WiMAXを解約すればほぼとんとんだったので、フレッツ光を申し込んでしまいました。ほとんど、衝動的です。

調べてもらったところ、前に住んでいた人がフレッツ光を使っていたため、工事無しでOKとなりました。「元栓」を開けるだけですぐ使える状態です。いわゆる工事費が、これで不要になりました。

カミさんは割と頻繁に来ていましが小生はほとんど月一のため、来る日を狙って機器を送ってもらいます。後は電話線に繋ぐだけ、設定はCD-ROMがあるので簡単に終わるはずでした。IDやらパスワードは、事前に届いています。

ところが、設定CD-ROMを入れたところ、「WINDOWS-XPの場合はSP3にしか対応していません」という表示が出て終了します。パソコンを見たらSP2です。よくよく見たら、SP2は2010年でサポートが終わっています。今年買ったパソコン中古ですが)なので大丈夫と思っていたら、大間違いでした。道理で、安かった!そこでSP3を入れることになりました。こういうのはWINDOWS UPDATEで簡単にアップグレードできる事になっています。ところが、WINDOWS UPDATEではエラーが出て、先へ進めません。対策用にFIT ITというソフトがありそれを入れてみたら「これはXP SP3が必要です。」SP3を入れるのにトラブっているのに、対策ソフトはSP3が必須とは、さすがマイクロソフト。

いろいろ探ってSP3をダウンロードできるサイトを見つけました。ところが、元々「遅い」と思っていた無線LAN、ダウンロードを始めて残り時間を見たら、残り時間1時間10分。午前中は、ひたすらダウンロードで終わりました。

SP3にしたら、今まで使えていたWiMAXが使えなくなりましたが、フレッツ光の設定CD-ROMを入れ寺、無事有線で接続できるようになりました。やれやれ。

小生はずっとNIFTYですが、今回は住所変更ではなく言わばセカンドハウスなので、NIFTYでの同じIDでの申し込みができません。どうせ別IDが必要なので、OCNとセットで申し込みました。将来統合するときには、解約ですが。そのOCNのメール設定をしようとしたら、小生が使っているメーラーはリストにありません。その場合は「基本設定」というところから必要データを得ることになっているのですが、「基本設定」に行ったらリンクが切れて迷子状態になります。マイクロソフトだけではなく、「NTT、お前もか」という感じです。

メーラーの設定にはサーバー名が必要なのですが、OCNから来ている書類にはサーバー名はどこにも書いてありません。どうやらOCNは、メーラーを使わずに直接読むことを推奨しているようです。しかし小生はメーラーを使いたいし、フレッツ光の設定CD-ROMに「OCNのメールの設定」という項目があったので、それを見て見ました。ところが「プロバイダから送られてきたサーバー名を入力してください」。送られてきていないからCD-ROMを入れたのに、全く「いい加減にしろ!」です。

結局他のメーラーのトラブルQ&Aに、「サーバー名を確認してください」というところがあり、何とかメールアドレスからサーバー名を割り出す方式がわかり、設定ができました。ああ、しんど。

無事フレッツ光でメールもインターネット接続も可能になりましたが、今まであった「見えないホームページ」は解決していません。具体的に言うと、ばんばんさんのホームページ(ブログ)が見えないのです。今までは速度が遅すぎるせいだと思っていましたが、どうやらそうではなく、IEのせいのようです。IEではなくGCを使うと見えますが、GCで画面の文字を大きくする方法がわからず、メインはIEのままです。今度はIE8の設定変更が必要なようです。顛末記、まだ終わらず。

2012/12/18

心臓の定期検診

2012年12月18日

昨日、心臓の定期検診に行ってきました。心臓が3ヶ月に一度、肝臓が半年に一度で、心臓の検診で2回に1回は心臓の検診の2週間後に肝臓の検診を受けることになります。そのため、採血も2回に1回は肝臓の分とまとめて取ります。2週間あれば、ちょうどTAQ-MANの検査結果も出ています。
今回は心臓だけだったので、採血の本数も2本と少ないです。そうしたら看護師さん、ゴムで縛らずに針を刺して、採血を終えました。ゴムで腕を縛るのは、血管を出すためと、血液を止めて採血管の方に行きやすくするためですが、2本くらいなら取れてしまうんですね。針を刺すのも腕の良い方で、ゴムで縛らずにすいと一発で刺しました。

その後は、今日はX線です。今は全部デジタルになっているので、フィルムのセット替えがありません。現像時間も無いので、撮ったらすぐに先生のパソコンに出せます。小生の場合はPT-INRの検査に時間がかかるので、あまりメリットはありませんが。

そのPT-INR、この日はやけに時間がかかりました。そのため小生の後から来た人に、3人追い越されました。先生もそれを感じたようで、検査結果は手書きで書いてありました。あまりにも出てこないので、電話で確認したそうです。

結果は、X線で見ても心臓は肥大無し。血液検査も、白血球数5100、赤血球数509万、血小板数19万7千と、異常ありません。なおPT-INRは、2.02です。

体調も問題なく、心臓の手術がだんだん遠くなりました。このまま行けば何の問題も無いのですが、エコーを撮ると心臓の弁が僧帽弁だけではなく、大動脈弁まで石灰化が進んできているのが気になるところです。どうせ手術をするのなら元気なうちが良いのですが、今のところ手術適用範囲からは全く外れており、当分様子見が続きます。12121702a


写真はT病院(分院)のX線検査室があるフロアにあった、クリスマスの飾り付けです。病室の入り口にはツリーがあるはずですが、そちらは見損ないました。

2012/12/16

牧阿佐美バレエ団のくるみ割り人形

2012年12月16日

バレエ「くるみ割り人形」を見に行ってきました。今回はいつもの松山バレエ団ではなく、牧阿佐美バレエ団です(正確には、バレヱ団なのですが、1回では変換できず毎回字を置き換えなければいけないので、バレエ団と書かせてもらいます)。何でいつもの松山バレエ団から変えたかというと、松山バレエ団の、クララ役の女性がそのままグラン・パ・ドゥ・ドゥを踊るのは、言い換えればクララを大人の女性が演じるのは松山バレエ団だけで、他のところはクララ役は少女がやることになっているからで、他のところはどうなっているか、見て見ようというわけです。まあこの演出はバレエ団の数だけあると言っても良いのですが、とりあえずと言うところです。

ずっと松山バレエ団(以下、松山)を見てきていると、どうしても比較して見るようになってしまいますが、まず序曲が長い。曲の長さは同じなのですが、松山では序曲の途中で幕が開いたのに、こちらでは序曲では幕が開きません。後にいた子供は退屈していました。そして幕が開くと、クリスマスパーティに出席するお客様たちが歩いてきます。ちなみに松山では、ほとんどの人はトナカイの引くそりで来ます。すべての面でそうなのですが、舞台に上がっている人数が少ないです。松山だと主役脇役以外の端役まで舞台に上がっており、そのすべての人がきちんと演技をしています。例えばこのお客様が到着する場面でも、松山だとお客様が到着するのをクララたち家族が出迎え、その間にそりをUターンさせるべく門番などが働いています。多くの出演者の隅々まできちんと統制を取るのは難しく、トップダンサーの力量は同じでも、下の方のダンサーの力量に松山と牧阿佐美の差があるのではないかと思いました。隅々まできちんと統制が取れているのは、思いつくのは松山とKバレエくらいです。

少女のクララはというと、所々でクララの踊りもありますが(さすが、技術はすばらしい)、お菓子の国についての踊りはずっと見ているだけです。クララの歓迎のために踊りを披露しているという設定なので見ているのは当然なのですが、金平糖の精とのグラン・パ・ドゥ・ドゥも見ているだけというのでは、少女とは言え女、焼き餅を焼かないでしょうか。ちなみにこの王子様、雪の女王とも2人で踊っているので、両手に花です(笑)。その点異色とは言え松山の方が、夢の中で大人になったクララが王子とグラン・パ・ドゥ・ドゥを踊り(だから、別れが切ない)、夢から覚めると少女に戻っているという設定の方が、小生にはしっくりきます。

カーテンコールの時は、おそらく牧阿佐美バレエ団では恒例になっているのだと思いますが、出演者によるクリスマスプレゼント投げ。小さな包みを、客席に投げます。どうしても届く範囲は限られるのですが、最後に王子が見事2階席まで投げ、大喝采を受けていました。

この少女のクララ、当然少女の中でも優秀な子がやる役で、今のスターたちも何年か前にクララを経験しています。プログラムに歴代のクララたちの名前が載っていましたが、その中で目を引いたのが1996年から5年連続で勤められた高円宮典子様(正式な称号は、女王?)。さすがに今は公演には出ていられないようです。

2012/12/15

目に悪いLED照明

2012年12月15日

昨日、エコプロダクツ展に行ってきました。この展示会にはずっと前から通っています。昔はいろんなと言うより変な、そして面白いものが多かったのですが、最近は変なものは影を潜め、大企業の環境取り組みへのPRの場になっています。その中で各メーカーがLED照明を展示しているのですが、パナとか東芝のような大メーカー以外のものは、まぶしすぎて目が痛くてたまりませんでした。

元々LEDは光が「とがって」います。これは周波数(と言うより、波長という言い方の方が良いですね)帯域が狭く波形がとがっていることと、パルス点灯で平均レベル同じですが、エネルギーピークは高いことを言っています。そのため目の弱い小生はピークを感じやすく、車のLEDの尾灯は目が痛くて直視できません。車の運転をしていたらずっと先行車の尾灯を見続けることになりますから、運転をしなくなって良かったです。

照明用の白色LEDもいろいろ調べたら、白色とは言いながらほとんどは疑似白色で、青色LEDの光を黄色の蛍光体に当て、青と黄色で補色の加算混合で白色を出していることがわかりました。しかも安いものは網膜の感度の良いあたりにピークを持って行き、明るく見せかけています。

ブルーライトが目に悪いという問題、液晶ディスプレイは昔からありましたが、言われ出したのは最近です。最近のLCDはバックライトがLEDですが、疑似白色LEDを使っていると、青の光の方が直進性が強いので、実際はブルーライト出まくりと言うことになります。昔の冷陰極管でもブルーライトは出ていますが、全体の波長帯域はばらけているので、青のピークはそれほど強くはありません。何でブルーライトが最近言われ出したのかが、やっとわかってきました。

室内用のLED照明はと言うと、安いものは青+黄色の疑似白色ですが、高演色性のものは、蛍光体を3色にしたりして、RGBのピークがほぼそろってきているようです。変に安いものを買うと、室内照明のブルーライトで目を痛める可能性も出てきます。

なお消費電力に関しては、同じ明るさにした場合は蛍光灯とLEDとは、大きな差はありません。「LEDに変えて省エネ」と謳っているところのほとんどは、LED化と同時に照明配置を見直して、照度を落としています。小生は製造過程のCO2排出量を考えると、LEDの方がかえってCO2排出量が多いのではないかと思っています。もう少し改良されれば別ですが、当面はLED照明はパスです。

余談ですが、先日の大腸内視鏡検査で組織検査に回ったポリープの検査結果を聞いてきました。時に問題なく良性です。従って、次回は1年ないし2年後と言うことになりました。2年後となると、小生は完全引退の後なので、今の住所にいるかどうかもわかりません。このクリニックの検査は苦しくないので、引っ越す場合は引っ越し前に次の検査をやっておこうと考えています。

2012/12/09

エヴァンゲリヲン新劇場版Q

2012年12月9日

先日、エヴァンゲリヲン新劇場版Qを見てきました。部隊は前作の「破」から14年後という設定で、その14年間眠り続けていて世界の変化についていけていないシンジと一緒に観客もその14年間の変化の説明を受けるわけですが、小生、前作の「破」がどういう結末だったのか、全く覚えていないことに気がつきました。エヴァンゲリオンの旧版の方は、テレビ版を1回、劇場版を1回、それぞれDVDで見ただけですが、ストーリーはしっかり覚えており、テレビ版と劇場版の違いのシーンもわかります。今回の新劇場版は、1作目の「序」はほとんど旧劇場版と同じだったのですが、「破」からストーリーが変わっています。そのどこがどう変わったのかに関する記憶が、全くないのです。

そうなると、いろいろ困ったことがあります。旧劇場版(テレビ版も)の世界では、死んだはずの人たちが大活躍しているのですから。いろいろ「破」のあらすじを調べてみたら、「えっ、こんな話?聞いてないよ!」という事だらけ。だんだん小生が「破」の映画を見たのかどうかが、怪しくなってきました。

「破」が公開されたのは2009年6月27日のようで、行ったとすればその年の7月初めです。そのころ何やっていたか自分のブログを追いかけてみたら、6月30日で定年退職、7月から再雇用で、記事は定年前に行った旅行記がずらり。6月は退職前に公演をしたり、部長会の送別会を欠席したので、その挨拶用ビデオを撮影したり、やたら忙しかったのは確かです。そして小沢征爾オペラプロジェクトに行っています。映画には行かなかったのかな、と思っていたら、8月に「破」のことを書いていました。読んでみましたが、記憶はきれいに消えています。う~~ん、これは一度「ぼけ」の検査をした方が良いかな。

もう一つ、「破」はDVD化されていますので、もう1回見直した方が良さそうです。

2012/12/08

年賀状と新しいプリンタ

2012年12月8日

先週あたりから、年賀状の準備にかかっています。このところずっとパソコン仕上げなのですが、印刷するのは本文面だけで、住所は相変わらず手書きです。住所録をOUTLOOKで整備していないこともあるのですが、せめて自分の名前と住所くらいは手書きにしようと思って、ずっとそのままです。

その本文面の印刷ですが、今年からプリンタがエプソンのPM-G720から同じエプソンのEP-804Aに代わりました。OSがWINDOUS7に代わった後も、PM-G720はドライバは対応しているためにちゃんと動いてはいたのですが、周辺ソフトが対応していないため、写真の印刷に不便を感じていました。その対応で、結局新しいプリンタを買うことになってしまったわけです。

このEP-804Aを買う時ずいぶん迷ったのですが、ペーパートレイ付きのこのタイプにしました。今までは印刷しようとするたびに印刷用紙を準備していたのですが、EP-804Aに代わってからはA4の印刷用紙は入れっぱなしで、印刷したい時にはすぐ印刷が出来ます。おかげで、すぐ印刷するようになってしまいました。紙の消耗が早いです。どうもプリンタメーカーは、インクだけではなく、紙も消耗品として消耗させているようです(^_^;。

肝心の年賀状の印刷ですが、印刷速度が速くなって、今まで1日ががりで印刷していたのが、食事時間だけで印刷ができあがってしまいました。また、縁なし印刷が出来るようになりました。以前のPM-G720でも出来ていたのですが、WINDOWS7になってから出来なくなったのです。さすがは地獄の沙汰も何とやら、少し張り込んだだけの事はあります。さて、後はがんばって住所書き、です。

2012/12/02

電車の非常口

2012年12月2日

このブログの検索フレーズをひょいと見たら、「205系故障」が上位に(一時期は1位に)来ていました。小生は205系の故障については書いた記憶は無いので、先日の京葉線の立ち往生事故の後、いろんな方が検索されていたのでしょう。

あの京葉線の事故は205系インバータ改造編成だったのですが、ヒューズが2本とも、つまり全電動車の電源供給部のヒューズが飛んだ事故だったようです。まあヒューズが飛んだくらいで立ち往生とは、昔だったら考えられない事故ですね。昔だったら運転士が点検して原因発見、ヒューズくらいなら大抵予備品を積んでいましたから、その場で片側だけでも交換し、とりあえず電車区があるところまでは運転できたはずです。その当時の運転士は、応急処置の腕がないと勤まりませんでした。現在は故障が少なくなった代わりに、故障が起こったら運転士では全く対応が出来なくなりましたね。それどころか、運転士が線路に降りて車両を点検することさえ禁止しているようです。

故障の対応はともかく、気になったのが2時間乗客が閉じ込められたことです。元々国鉄/JRには、車両から乗客を速やかに避難させるという発想がありません。従って、法律で義務づけられている地下鉄乗り入れ車両以外には、非常口というものもありません。地下トンネル区間を走る横須賀線/総武快速船の車両も、最小前面に非常口が付いていましたが、規制緩和で車両の非常口規定の長大トンネル条項が廃止されると、さっさと廃止してしまいました。あの地下区間で電車が立ち往生すると側面ドアから狭いトンネルとの隙間を抜けて非難するしかなく、仮に車両火災が起こったら(電車は防火処理でも、乗客の荷物から火を出すことがあります)、とんでもないことになるでしょう。

非常口もないため、事故などが起こってもどうしようもないとわかるまで何もせず、それから最寄りの駅で避難はしごなどを準備して持ってくるので、2時間も閉じ込められることになるわけです。この点東急は、地上区間しか走らない大井町線や多摩川線の車両でも前面に非常口を設け、新車は側面にも非常階段を付けています。そして東急では閉じ込め時間に関する規定があるようで、閉じ込め30分で避難開始するそうです。それでも最後の人が非難終了するまでには1時間近くかかるそうなので、この30分後に避難開始というのがぎりぎりのリミットのようです。

なお東急では、昔東横線の横浜駅で脱線事故を起こし乗客が非難した時(9000系の登場時ですから、ずいぶん前です)、前面の非常階段が「揺れて怖い」と苦情が来たそうで、それ以来非常階段ががっちりしたものに変わり、電車の前面窓にかかるくらいの大きなはしごを積んでいます。Dscn0246a


なおJRには車両から乗客を速やかに避難させるという発想が無いと書きましたが、東北地方の海岸線を走る車両は例外で、八戸線の気動車は非常脱出用はしごを積んでいます。写真は一度旅行記に載せた写真ですが、その八戸線のキハ48に積んであった非常はしごと取り扱い説明書です。Dscn0247a


2012/12/01

またまた、大腸内視鏡検査

2012年12月1日

昨日、大腸の内視鏡検査に行ってきました。昨年(と言っても、予約がずれ込んで年を越してしまったため、今年の1月)にポリープを取ったため、今回はその跡の確認です。
小生はワーファリンを飲んでいるため、前回の切除の時は、前後併せて一週間ワーファリンを止めました。今回は、「ポリープがあっても切除は行わない。ただし組織検査は行う。」という方針で行いました。内視鏡学会の指針が、組織検査まではワーファリンは中断しなくても良いということに変わったそうです。ワーファリンを止めるリスク、止めないリスクと、合わせての検討結果、こうなったのでしょう。従って今回は、ワーファリンは中断無しです。

大腸の内視鏡検査の場合、前日の食事制限から始まります。ところが一年足らずの間にずいぶんと制限が厳しくなり、朝はジャムの身の無い部分だけを少し付けただけの食パンと紅茶、昼は何も入れない(ネギすら入れない!)うどん(まさに素うどん)。夜はおかゆと具のない味噌汁だけになりました。洗浄剤をもらいに行った時に、腸の中にネギが残っていた人の話をされていましたから、違反者対策で制限が厳しくなったのでしょう。ただお茶の制限は無いので、お茶は(紅茶も)しっかり飲んでいます。

寝る前に下剤を飲みますが、この下剤で翌朝おなかが食あたりの時のように痛く、これが苦痛でした。それを今回話したところ、下剤(液体)の量を8割程度にすることになりました。目分量でやったので不正確ですが、7,8割にはなったでしょう。朝5時に目が覚めてトイレに行きましたが、前回ほどの痛みはなく、これはずいぶん楽になりました。

朝8時半くらいから腸の洗浄剤を2リットルの水に溶かす作業を始めましたが、昨日は比較的暖かく、割と楽に溶けました。前回が1月で水が冷たくなかなか溶けなかったので、何とか寒くなる前にと予約を11月末に入れたのが正解です。これを2時間かけて飲みますが、空きっ腹に冷たい水を2リットルも飲むので、どんどん寒くなります。しかしトイレに通うので、そう厚着も出来ません。これも予約を11月にして正解でした。

12時少し前に、ワーファリンを飲み忘れていることに気がつきました。いつも朝食からの連係動作(条件反射?)で飲んでいるので、朝食がなかったため、つい忘れてしまったものです。これが10時くらいだったら飲みましたが、もう12時になっており検査までの時間も無いため、飲むのを止めました。1日忘れても、何とかなるでしょう(たぶん)。

13時から検査ですが、その20分前にクリニックに到着、今回は空いています。午前中の診察が長引くため、今まで12時半までだった受付時間を12時で切ったようなのです。それでも13時からこういう検査が入りますから、先生の昼休みは、全くと言って良いほど無いですね。
問診票を書き体温を測り(食べていないので、35.9℃)、検査室へ。裸になって検査着を来ますが、今回から上半身は下着を着ていても良いことになりました。たぶん「寒い」と言う人が多かったのでしょう。ちなみにこの検査着、肌触りは良いのですが紙製で、使い捨てのようです。

前回と同じくベッドの上で、血圧バンド、酸素測定のクリップ、心電図の端子を付け、点滴を開始します。点滴ラインは左手で、左を下にして横になるため邪魔にならないようにするためか、手首の近く(時計をしているあたり)に針を刺しました。横になった状態で左を下に向きを変え、背中にクッションを入れたりしている間に、点滴に軽い麻酔が入れられます。小生は麻酔が良く効くタイプなのか、もうその辺りからオヤスミナサイ、後は検査が終わって回復室にベッドごと移動するまで、全く気がつきませんでした。楽で良いです。

ところが今回はダブルヘッダーのようで、回復室に移ったら割と早めに心電計や酸素を測るクリップを、看護師さんが外しに来ました。このクリニックには、1セットしかないようです。個人医院ですから、予備機など持てないでしょう。臨時検査と言っていましたが、予約が一杯でも検査しなければいけないような緊急性があったのでしょう。漏れ聞こえる声から判断すると、大腸内視鏡検査は初めての方ようです。

点滴が終わって麻酔が切れたころ(点滴の中に、「覚める薬」というのを入れます)、起き出して先生から説明を聞きます。またポリープが1つ見つかりました。盲腸のすぐそばだそうで、3mmくらい、色はきれいなので問題ないとは思うのですが、組織検査に回りました。なお3mmくらいだと、検査のために組織を取ると、ポリープをほとんど全部取ることになるそうです。そのため、2週間後にもう一度検査結果を聞きに来ることになりました。

なお前回のポリープを取った後は、きれいです。クリップも残っておらず、どこかで体外に排出されたようです。ただ小腸の色が茶色いそうで、飲んでいる薬を確認されました。便通が良くなる薬で、こういう色が付くことがあるそうです。小生が飲んでいる薬ではないそうですが、色が茶色いからと言って、特にどうと言うことはなさそうです。前の日の夜に紅茶を飲みましたが、ひょっとしたらその影響だったりして。

クリニックを出たのは17時、手術でなくても1日ががりです。

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