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2012/09/23

シネマティック・フルオーケストラ・コンサート「ウエストサイド物語」

2012年9月23日

国際フォーラムに行ってきました。国際フォーラムは、展示会場には来たことがあるのですが、コンサートホールは初めてです。ここは席にたどり着くまでものすごき時間がかかると聞いていたので、早めに来ました。入り口までは地下鉄の有楽町駅からそのまま建物の中を通ってこれるので、楽です。しかし入ってからがわかりにくいです。チケットには座席番号に扉も書いてあるのですが、その数が多く、一度は間違えて元の分岐点まで戻りました。大抵のところは間違えてもそのまま行けるコースがあるのですが、戻らないと本当に迷子になりそうです。そしてエスカレーターが少なくほとんど階段で、階段の途中は建物の階数表示だけで「何階席」という表示がなく、次の出口に着くまで、自分がどこにいるのか不安になります。今回はS席を奮発して2階の前方だったのですが、それでも着くまでに大変な手間でした。

「ウエストサイド物語」、この映画を見たのは1962年です。ちょうど50年前、中学2年でした。姉二人が高校の1年と3年で、姉のいた学校(県立の実質女子校)では音楽の先生が、「20世紀最高の音楽です。ぜひ皆さん見に行きなさい」とこの映画を推奨し、それにつれられていったものです。最も姉たちは5回くらいは見に行っていますので、その何回目かだったと思いますが。それ以来音楽は何回か聴いたものの、映画は見ていなかったことに、改めて気がつきました。

家のはサントラ盤のLPがありましたが、これにはなぜか「体育館のダンス」の「マンボ!」が入っていません。またオーケストラコンサート用に編曲されたシンフォニックダンスでは、「アメリカ」と「クインテット」が入っていません。一度あの音楽を生でフルに聞きたいと思っていたので、今回のコンサートはすぐに飛びつきました。

オーケストラは東京フィル、日本で一番オペラになれているオーケストラかもしれません。楽器構成は、弦は14-6、フルート3、オーボエ3、クラリネット4、ファゴット3、ホルン4、トランペット4、トロンボーン3、チューバ1、ハープにピアノ、ピアノの横のはチェレスタでしょうか。打楽器は木琴系統のが2台、その他多数に、当然ドラムセット。そこまでは椅子の状態で確認したのですが、奏者が入場してきて気がついたのがサックスが3本とギター、これで4本のトランペットとローンボーンと合わせると、ジャズのビッグバンドのような音も出るはずです(実際、そうでした)。

順序が逆になりましたが、指揮者佐渡裕氏のプレトークがあって演奏へ。佐渡さん、バーンスタイン率いるニューヨークフィルの初来日(1961年5月)の時の生まれなんですね。

映画をステージ後ろのスクリーンに映し、台詞や効果音は映画のものを使い、演奏部分だけを生演奏でやるというスタイルです。つまりオーケストラが映画の踊りや歌に合わせて演奏しなければなりません。タイミング合わせ用に指揮者の楽譜台の上に14in.くらいのディスプレイが置かれ、そこに画面の進行に合わせたバーが流れていきます。カラオケで歌詞のところの歌う部分が反転していくのと同じですが、いろいろな色のバーが次々に現れ、カラオケのような悠長なものではありません。

演奏は、見事なものでした。それまで気がつかなかったようなソロも多数あり、「マリア」の音楽だけの部分がホルンのソロ(すごい高音!)というのに、初めて気がつきました。あえて難を言えば、会場の広さには少々音量不足だったと言うところでしょうか。タイミングを合わせる方が主体になり、全開の音は出せなかったのかもしれません。タイミングの方は、感心するくらいぴったりでした。しかしこの映画、元が舞台のミュージカルのせいか、生演奏を行ってもちょうど良いくらいにオーケストラに休みが入るのですね。その間は管楽器は掃除してリードを整え、また唇を休ませる時間になり、うまくできていると思いました。

オーケストラの方を主体に見ていたのですが、ダンスシーンは見事ですね。ついいつい引き込まれ、見とれてしまいました。これが50年前の映画ですからねえ。改めて大画面で(目の前一杯に広がるような画面で)このダンスを見たくなりました。
佐渡さんと、演奏者(東京フィル+助演の方々)と、映画を作った方々に拍手。

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コメント

うわーうらやましい!私も行きたかったです。
この映画は映画館でも、テレビでも何度も見ました。
ジョージ・チャキリスはこれ一本で大スターになりましね。

meeさん、ありがとうございます。

一時期日本で、チャキリスブームが起こりましたね。改めて見て、男優陣の身体能力の高さに、驚きました。それと、ナタリー・ウッドが若く、きれいでした。

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