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2012/07/10

「大人の休日」臨海鉄道巡り(2)

2012年6月15日(つづき)

秋田駅からバスで県立武道館へ向かう。バスは2時間に1本、それで午後に一往復しかない貨物列車を狙うのだから、バスに乗り遅れると、やり直しがきかない。車だとこういう時は自由がきく。バスに二人連れの女子高校生が乗っていたが、その高校生が下車するときに運転手さんから、声をかけられた。最初は小生に話しかけているとは気づかず、2回目は言葉がわからず、ずいぶん聞き直してしまった。Img_34871a


要は、おつりが出ないため両替して料金箱に入れなければいけないのに、最初の子が運賃200円のところ500円硬貨を料金箱に入れてしまった。二人目の子の200円をもらったが、後100円足りない。お客さん、降りるときに100円引くから、先に100円この子に渡してくれ、ということだった。お安いご用である。そこから先は貸し切り状態で、県立武道館に着いた。運賃は、100円引きである。Img_34901a


ここは旧雄物川橋梁が狙えるところで、地図から追って来た所だ。しかし足はないので、うまくない場所でも小移動しかできない。実際の場所に来てみると、太陽は逆光、手すりはこちら側と、あまり条件は良くない。しかも曇り空なら良いのに、良い天気である。こういう時は、恨めしい。鉄橋から少し移動するとカーブがあるが、逆光の外カーブ。昔だったら間違いなく線路を横切り向こう側から撮ったところだが、向こう側は工場で私有地のようなので、止める。最近は鉄道用地への立ち入り制限がやかましくなり、「ちょっと写真を撮っています」が通らなくなった。Img_34931a


結局逆光だが橋梁で1枚撮る。牽引機は臨海鉄道標準型のDD13タイプ、側面に波の模様がある。旋回窓装備は、いかにも北国のカマだ。撮影してここで帰っても良いのだが、せっかくなので今の列車が帰ってくるまで1時間待つ。近くに県立武道館があり、2階に上がる階段があるのでそこに腰を下ろす。今日はウォークマンを持ってきているので、音楽を聴きながら待つ。本線筋でこれをやると、臨時列車の接近を聞き漏らすことがあるが、臨海鉄道ではまずその恐れはない。またまた逆光だが上り列車を撮り、今度はなぜか満員のバスで秋田駅に戻る。Dscn0236a


今夜の宿は八戸だが、秋田から八戸に向かうには、青森を回るより盛岡を回った方が早い。料金で言えば青森経由の方が安いが、乗り放題の「大人の休日」切符、贅沢に新幹線の乗り継ぎにする。秋田駅の新幹線ホームをじっくり見てみると、青森行きの「つがる」は同じホームから出発するのがわかる。改札口は通るが、階段を登らなくてすむ。また最近は東京近郊の駅では非常停止ボタンが装備されているが、秋田駅には非常停止用の赤旗があった。非常時にはこの旗を引っ張り出して振れば、列車が非常停止するわけだ。東京近郊では旗を振っても見えないが、このあたりなら見えるだろう。Dscn0237a


上りの「こまち」はR20編成。ペアとなるE2系の方は八戸延長時から1000番台になったが、E3系の方は追い番である。それでも車内装備は変わっており、リクライニングが座面も動くタイプに変わり、足乗せが追加されている。今日はもう撮影はしないので、仙台工場製のキリンラガービールを飲みながら景色を楽しむ。

秋田新幹線のうち大曲-秋田間は奥羽本線だが、この区間は単線並列になっている。山側がいわゆる新幹線仕様の1435mm、海側が狭軌の1067mmだ。しかし秋田の車両基地は海側にあるため、車両基地の入り口で標準軌が狭軌を横断する。また単線並列ではあるものの一部は複線で、その区間は海側は3軌になっている。新幹線側だけが複線ということだ。そのまま秋田新幹線の車内で駅弁を食べ、夕食を済ませる。Dscn0238a


盛岡で乗り換え。日が暮れたら、盛岡は冷える。東京は暑かったが、セーターを準備してきて良かった。盛岡-八戸間の「はやて」はE5系、各停でもったいないくらいに揺れない。この区間は自由席でも良いのだが、全車指定席のために仕方なしに指定席を取ってある。「大人の休日」切符の指定席枠は6枚、何となくもったいない。八戸に着いたら、もっと冷えていた。

八戸泊。
(つづく)

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コメント

DDの臨海鉄道巡り楽しく拝見しております。
南海さんの旅行記は自分も行った気分になれて楽しいです。

南海さん、こんばんは!

 鉄道の顔って、さまざまで、面白いです。なんとなく、昆虫の顔を思い出します。
 南海さんは、鉄道の写真のシャッターチャンスを逃さないために、どのような工夫をされいているのですか?停車中の鉄道を見かけたら、ホームを走ったりされるのですか?
 では、次回の臨海鉄道めぐりも楽しみにしています。

ひでほさん、ありがとうございます。
ネタバラシになりますが、今回は八戸のDD13タイプは撮ったものの、仙台のDE10タイプは見送りになりました。臨海鉄道のDLは、同じようで微妙に違うところが、面白いです。

yokobueさん、ありがとうございます。
鉄道車両の顔も時代とともに変わり、あのDD13タイプは純粋な国鉄型の顔で、昭和30年代の顔ですね。最近は目のつり上がった顔が多く、どうも好きになれません。
数年前にリュックを背負って急ぎ足で歩いて心房細動を起こしたので、絶対に走らなくなりました。走行中の列車は、昔は狙って一発勝負だったのですが、最近はデジカメの連写機能頼りです。

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