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2012/05/26

グンソク

2012年5月26日

カタカナで書くと韓流スターみたいですが(^_^;、漢字で書くと、軍足です。あまりなじみの無い単語かもしれませんが(一太郎の辞書にも、ありませんでした)、作業用に使う厚手の木綿の靴下で、軍手の靴下版です。指のあるもの(とび職などの地下足袋をはいている方の靴下はこれ)とないものがあり、安全靴だった小生は指のない方でした。

軍足をはくようになったきっかけは、新入社員の時の加工実習です。その時は靴は安全靴だったのですが、靴下は普通のナイロンの靴下をはいていました。フライス版で加工をしているときに切粉が靴の中に飛び込み、あっという間に靴下が溶けました。当然「アチチチ」です。その時、「南海君、軍足をはいた方が良いよ」と言われて、初めて軍足なる物の存在を知りました。

防火用にはF1のパイロットも着用しているウールが有名ですが、木綿でも短時間なら耐火性があります。また火には至らない耐熱性なら、かなり持っています。火消しの半纏も、厚手の木綿のはずです。今小生が軍足をはいているのは、ハンダ付けの時の、溶けたはんだや熱せられた部品が飛んできたときの対応用です。普通に作業をしていると飛ぶはずは無いのですが、変な飛ばし方をするやつがいるものです(笑)。ちなみに作業服も混紡ですが木綿の比率が多く、多少の熱いものが飛んできても平気です。

以来ずっと軍足だったのですが、小生は足が大きい(28cm)ため普通サイズでは合わず、「大きいサイズ」という軍足を使っていました。ところが軍足、まして大きいサイズの軍足を売っているような店は古い雑貨屋で、一袋(5足か6足入り)を使い切って次を買おうというときには、大抵前に買った店は無くなっていました。しかしそのたびに新しい店を探し(探せば、あるものです)、何とか今まで使ってきました。

定年の少し前に「これで定年まで持つだろう」と思って6足入りを買いましたが、定年後も仕事を続けているため、とうとうそれも底をつきました。さあどうするか。R&Dに移ったときに現場に行って機械の調整をすることが無くなり、またその後の足底腱膜炎のこともあって、安全靴は止めています(今の靴はなんと、ナイキの「エアー」)。しかしハンダ付けは続けているため、6足入りではかなり無駄になると思いつつ、軍足を買うことにしました。

さていつもの店に行ったら、なんと端数が余ったのか、1足だけを売っていました。早速購入したのは、言うまでもありません。これで本当に引退するまで持つかどうか、本当に引退する時をまだ決めていませんが、少なくとも1年は大丈夫でしょう。

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コメント

南海さんのレパートリーに、韓ドラかと思いましたよ。
私は週4で韓ドラ見るのに追われています。

meeさん、ありがとうございます。
無粋な話なので、少し遊んでみようかと思って(笑)。
たいした事はやっていないのに最近なぜか忙しく、ドラマはおろか、ビデオを見る時間がほとんどありません。おかげで録画が増える一方で、ハードディスクの容量が危なくなってきました。何とかしなければ。

南海さん、おはようございます。

軍足、父がはいていたので、なつかしいです。
音しかしらなかったけど、漢字でみると、そうか、軍隊からの由来なのでしょうね。

木綿は防火性だから防空頭巾は、綿製なのですね。なるほど、いろいろと勉強になりました。

ウールといい、木綿といい、天然繊維は扱いが面倒ですが、優秀ですね。

yokobueさん、ありがとうございます。
ウィキペディアによると、やはり元々は軍隊用だったようですね。ただしその頃の軍足と今の軍足は、形が違うようですが。
厚手の木綿なので選択後の乾きは悪く、カミさんは大抵2日間干しています。
うちの会社の作業服は、男物の方が化繊の比率が低いようで、アレルギーの女の子が男物の作業服を着ています。

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