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2011/06/28

ハウステンボス再訪+九州新幹線(5)

2011年5月22日(日)

天気予報では今日から天気が崩れるとのことだったが、雨は落ちていない。今日は帰京するのだが、その前に三角によって行く。カミさんにとっては27年ぶりの三角、何も行くことはないのだが、気持ちの整理のためである。小生は三角に行くときは、いつも胃腸の具合が悪くなる。今日もそうだ。Dscf4369a


三角線の行きはキハ31の単行、冷房が寒いくらいに効いている。これでトイレが付いていないのだから、拷問である。帰りはキハ200にあたった。キハ200はパワーがあって加速がよいのだが、速度制限が低い三角線ではパワーをもてあまし、すぐにノッチオフする。Dscf4370a


軌道強化をして最高速度を95km/hにアップし、そしてこういう高加速の車を入れたら、所用時間短縮に繋がるだろう。そうしたらなんと、今年の秋から三角線に特急列車を運転するというニュースを見つけた。かつて急行「ひかり」(愛称名は新幹線に取られ、その後「九重」→「火の山」)が走っていた線区ではあるが、驚きである。完成予想イラストを見ると車種はキハ185系のようだが、パワーをもてあますであろう。Dscf4372a


熊大の学生さんが製作した「風神」「雷神」の像が飾られている新幹線コンコースを抜け、熊本駅の新幹線ホームへ。熊本止まりの列車が多いので、発着本数は結構多い。やってきた新大阪行き「さくら」はN700系7000番台、JR西日本所属の編成だ。Dscf4373a


そのため車内アナウンスの曲は「いい日旅立ち」である。なお熊本駅構内のアナウンスは「この列車」であったが、車内は「この電車」であった。この「列車」と「電車」、JR東日本は厳密に使い分けているが、東海道/山陽新幹線は「電車」に統一しているようだ。なお渋谷駅などの埼京線/湘南新宿ラインのホームでは、「列車」と「電車」の使い分けを聞くことができる。Dscf4376a


同じN700系でも九州新幹線直通用の7000/8000番台は、自由席は通常の5列シートだが、指定席は4列シートである。在来線より約50cm広い幅に4列のシートだから、ゆったりしている。シートの造りも豪華で、しかもセンターアームレストが跳ね上げられる。これはグリーン車よりこちらの方が良い。Dscf4378a


しかも山陽新幹線区間は「ひかり」料金で、「のぞみ」より安い。この「さくら」は鹿児島中央発で、博多で降りる客が多い。元々福岡-鹿児島間は航空機需要の多かったところであるが、かなり新幹線に流れるだろう。

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ドーン・デザインの800系とこのN700系7000/8000番台を比較した場合、残念ながら小生はN700系の方に軍配を上げる。木を多用したり、あちこちに楽しいデザインを仕込んだ800系の先進性は認めるが、居住性というか、使い勝手はN700系の方が良い。Dscf4380a


博多からそれまでの4カ国語のアナウンスが日・英の2カ国語になる。そして250km/hの速度制限が取れ、速度が上がる。当たり前の「新幹線」区間になった感じだ。速度を上げても通常のN700系より揺れないように感じるのは、アクティブサスを装備した先頭車のせいか。そうこうしていたら、岡山で見事オーバーランをした。約5両分で、九州直通車は8両なのに、16両編成用の停止目標に合わせたようだ。ATC区間はバックするのも大変で、結局6分遅れた。Dscf4382a


新大阪は3分延着、新大阪では東京に向かって一番右のホームに着くので、一番左から出る東京行き「のぞみ」に乗り換えるのは大変だ。ただ小生はわざと新大阪で買い物もできる時間を取っておいたので、今日のようなときでもゆっくりできる。新大阪からは通常のN700系へ。ところがこちらのN700系の方がシートの前後方向がゆったりしている。同じシートピッチなのに、椅子の背が薄い分だけゆとりが出るようだ。乗客の入れ替わりの激しい東海道新幹線区間では、重厚でゆったりしたシートより背の薄い軽量シートの方がかえって快適なのかもしれない。

東海道新幹線は何事もなく、定刻に新横浜に到着した。

(完)

2011/06/27

3ヶ月に1回の循環器検診

2011年6月27日

3ヶ月に一回の、循環器の検診に行ってきました。8時過ぎに着きましたが、今日は月曜なのにお客さんが少なく、受付も暇そうです。IFNへの切り替えが多いのか、かつてに比べ、強ミノもずいぶん少なくなったようです。採血の後に自動測定器で血圧を測りましたが、腕を入れてボタンを押した後、「採血した腕で測定する場合は、止血後30分以上置いてからにしてください。」と書いてありました。今更取り消しもできず、そのまま測定しました。次回から気をつけよう。

診察自体は特に異常もなく、すぐに終わりました。自覚症状も、たまに「今日は脈が速いな」と思うことがあるくらいで、最近は心房細動もほとんどありません。

診察のO先生、いつもこの時期に思い立ったように検査を入れますが、今日は「このところやっていないな。」ということで、心エコーが入りました。次回の診察の9月までに実施ですが、この病院はお盆休みがないので、8月15日に入れました。暑いだろうなあ。以前はよくホルター心電図がこの時期に入っていましたが、夏にホルター心電図を入れるとシャワーが浴びられないので、大変でした。心エコーなら楽です。

2011/06/26

ハウステンボス再訪+九州新幹線(4)

2011年5月21日(土)

朝から晴れ。今日はカミさんと別行動の日である。夕食も別で、合流するのは夜のお茶の時間、まさに「放し飼い」だ。カミさんは熊本城に行った後(カミさんはまだ本丸御殿を見ていない)、昔子供を連れて通ったあたりを見に行く予定。そのあたりになると、小生はなじみがない。Img_20831a


小生は今日はまず熊本電鉄の写真を撮りに行く。熊本電鉄の写真でよく見るのは、藤崎宮前から少し行ったところの併用軌道区間だが、あまり同じ場所というのも面白くない。ところが熊本電鉄は御代志までに短縮されたため、周囲に開けた場所が少なくなった。割と道路に沿って走っているところが多く、最近はそういうところにはしっかりガードレールが付いているため、足回りが隠れてしまう。そこで目を付けたのが堀川だが、実際にその場所に着いてみると、開けた場所の写真を撮るためにはかなり私有地の中に入らなければならない。Img_20992a


同じ私有地でも畑ならまだあぜ道(畑もあぜ道と言うのか?)を通れるが、住宅となるとちょっと入れない。そこで場所を踏み切りにする。今回の写真は、形式写真にも使えるような写真を撮るのが目的なので、しっかり全部写るところで撮りたい。しかしいろいろ邪魔なものが多く、なかなかうまくいかない。Img_21292a


そこそこの写真を撮り終え、熊本市内に移動、ちなみに行き帰りに使ったのは熊本電鉄バスである。こういうところに、市の繁華街から離れた藤崎宮前をターミナルにする熊本電鉄の限界が見えてくる。今度は市電の撮影だが、路面電車の撮影には、併走する車をどう外すかという問題がつきまとう。Img_21591a


本当は大甲橋のあたりで、うまくいけば熊本城をバックに入れて撮りたかったのだが、車がどうしても邪魔になる。結局辛島町交差点に移動した。ちなみに交差点で撮ったため日陰はなく、翌日すごく日焼けしていることに気がついた。Img_21601a


ある程度撮ったところで、本当はくたびれて、市電の撮影を終了する。元々の計画では山の上から新幹線を撮るつもりだったが、あの防音壁でどこへ行ってもダメだ。そこでもう一つの計画、有明海の夕日+三角線を撮るため、熊本駅に向かう。Img_21611a


熊本駅に着いたら三角線の出発までまだ時間があるため、翌日も帰りの切符を確保する。元々周遊券と一体の博多からの指定席は取っていたが、熊本-博多間は割引切符があるので(この割引切符、九州内でしか買えない)、それを買うのだ。自動販売機で買ったら「座席を指定しますか?」と機械が聞いてきた。ひょっとしてと思ってそのまま座席を指定、今は自由に席が選べるので、博多からの指定席の席をそのまま取れた。つまり、熊本から新大阪まで、切符上は2枚の乗り継ぎだが、席は同じ場所になったわけだ。Img_21621a


三角線に乗り、住吉で降りる。時間が通勤通学時間にかかるため、キハ31にキハ147(キハ47のエンジンを換装型)を連結している。単行運転の時もトイレの付いているキハ40にしてもらいたいものだ。さて目当ての住吉神社のあたりまで行ったが、ここではまだダメであった。Dscf4360a


帰京後地図で確認したところ、もう2km位先に行くと、良い場所があった。なお三角線沿線で夕日の撮影の名所は、網田-赤瀬間の御輿来(おこしき)海岸である。写真は1970年代、この場所が干潮になると遠浅で、きれいな縞模様になる。ただし遠浅と夕日と、列車のタイミングが合うかどうかである。01r31b1a


住吉駅で帰りの列車を待っていたら、野良猫がよってきた。追い払わずにそのままにしていたら膝の上まで上がってきてすっかりなついてしまい、写真の状態になった。小生はどうも犬や猫に好かれるようで、網走に行ったときもネコが付いてきたが、その時は振り払った。列車が来たのでさっと振り払って乗ったが、今回はどうやら振り切り損なったようで、熊本で降りたときに後の方で女子高校生から「きゃー、ねこ!」「かわいいー!」と歓声が上がった。どうやら小生を追っかけて、列車に乗ってしまったようだ。小生は乗ってすぐ隣の車両に移動したので、気がつかなかった。このネコ、その後どうなったかは知らないが、熊本駅なら食料に困ることはないだろう。Dscf4362a


話は前後するが、熊本に着く前、川尻電留線に多数の485系が留置されているのを見た。日豊線の「きりしま」編成である。九州新幹線の全通と同時に787系が各地に移動し、485系を駆逐したのだ。熊本電化で481系が九州に入ったのが小生の高校時代の1965年、それから46年であるから、ずいぶん長いこと九州で活躍したものだ。Dscf4368a


夕食後、カミさんと合流。カミさんは、幼稚園児時代の二男を連れて通ったところを発見し、涙が止まらなかったそうだ。カミさんにとっては、27年ぶりの熊本である。

熊本連泊。
(つづく)

2011/06/25

三ツ橋敬子さん

2011年6月25日

昨日、久しぶりにサントリーホールに行きました。震災後、初めてです。開演前にいろいろ注意があるのはいつも通りですが、地震時の対処法が追加になりました。ミューザ川崎が震災で天井が落ちたので、そのあたりのこともあるのでしょう。サントリーホール自体は、3月11日の夜も演奏会ができたくらい、建物は何ともなかったのですが。

今日の演奏は東京フィルで、指揮は三ツ橋敬子さん。最近若手の指揮者をいろいろ見て(聞いて)います。曲はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ピアノは、横山幸雄さん)と交響曲第3番「英雄」、直球勝負ですね。まずピアノ協奏曲なので、横山さんの後から登場、華奢な体つきにびっくりしました。同じ女性指揮者でも西本智美さんは大柄で宝塚の男役のような雰囲気なのですが、三ツ橋さんは髪はポニーテールだし、ホールの職員が楽譜を運んできたような雰囲気です。ところが指揮台に上がると、堂々たるもの。何かの評に「目力がすごい」と書かれていましたが、オーケストラの隅々にまで目を配り、指揮をされているようです。後までしっかり目配りができるように、ひな壇は7プルトのヴァイオリンで2段、管のいる中央は4段使っていました。8プルトだと、弦のところは3段になるところでしょう。ひな壇は後の1段だけという指揮者が多いのですが、2段以上を使っていたのはサヴァリッシュなど、「しっかり指揮を見ろ!」というタイプです。やがてサヴァリッシュのように楽団員から「いつも俺の方を見ている」と言われる指揮者になるのでしょうか。

横山さんの演奏は、安心して聞けます。まさに王道を行く皇帝。演奏終了後横山さんに拍手を送る三ツ橋さんは、実にかわいらしい笑顔でした。

休憩後の「英雄」は、実にきびきびとした指揮です。全身のバネを使い、腕の振りの速度が速く、フィギュアスケートなどのアスリートを見ているようです。だから見ていて気持ちが良く、音も聞いていて気持ちが良く、オーケストラが良く鳴っていました。カミさんによると、東京フィルはチョン・ミョンフンが鍛えたのでずいぶんうまくなったそうですが、それでもオーケストラをそこまで乗せて音を出させるのは、たいしたものです。小生は聞いていて気持ちの良い演奏は、好きです。

終演後の拍手が、ものすごかったです。オーケストラを立たせるときも盛大な拍手だったのですが、三ツ橋さんが正面に向き直ったとたんの拍手の音量が倍ぐらいに跳ね上がり、まさに怒濤のような拍手でした。

この三ツ橋さん、カミさんの高校の後輩にあたります。どちらかというと地味で、控えめなおとなしい子の多い女子校なのですが、最近は変わったようです(^_^;。

東京フィルと三ツ橋さんは、明日(26日)も今度はソリストに中村紘子さんを迎え、オーチャードホールで演奏会を行います。これまた「目力」の紘子さんとどういう対決になるか、見て見たい気もします。

2011/06/20

井の頭線のあじさい電車

2011年6月20日

昨日は曇ってはいたものの雨が降らない様子だったので、あじさいの写真を撮りに、井の頭線まで行ってきました。Img_21771a


井の頭線は途切れ途切れですが、下北沢から明大前まで、さらに西永福から高井戸まで、沿線にあじさいが植えられています。ただ井の頭線は線路ぎりぎりまで家が建っているので、なかなか開けた場所がありません。Img_22061a

それでも何とか、撮れました。井の頭線はもう全部1000系に変わっていますが、100系は初期と後期とではかなり顔が違い、バラエティーに富んでいます。

2011/06/19

ハウステンボス再訪+九州新幹線(3)

2011年5月20日(金)(つづき)

佐賀からは885系「かもめ」で新鳥栖へ。ところが20日+金曜日というせいか車内は大混雑、デッキのそばのフリースペースで立ったまま行く。窓と小さいテーブルがあるので、楽だ。新鳥栖から熊本までは周遊券の範囲外なので、一旦改札外に出て新たに切符を買うが、残念ながら2枚切符のような割引はなし。Dscf4351a


通常料金で新幹線の切符を買う。もちろん、自由席。そう言えば九州新幹線の開業と同時に、新幹線と在来線を乗り継ぐ割引が九州内では廃止になった。割を食ったのが長崎線と日豊線だが、九州内は拠点間の割引切符が多いので、そちらでカバーするつもりなのであろう。Dscf4352a


九州新幹線、乗るのは各駅停車の「つばめ」。800系、それも最新車がやってきた。800系は4列シート、在来線より車幅が約50cm広い車体での同じ列なので、ゆったりしている。そして木を多用した内装、九州の特急は個性的だ。ただし水戸岡デザインは肘掛けを固定するやり方が多く、小さな子供を連れているときは寝かせることができず、そこは不便だ。もう小さな子供には縁はないが。Dscf4353a


九州新幹線内は整備新幹線区間なので、最高は250km/h止まり。まだ線路が荒れていないのか、250km/hは遅く感じる。各駅停車なので、250km/hまで速度が上がっていないのかもしれない。架線も在来線と同じシンプルカテナリー、早い話が安普請である。架線やレールは将来どうにでもなるが、複線間隔を狭く造られると、将来のスピードアップが困難になる。ただこの区間、並行在来線が残ったのは良かった。

熊本駅に到着、新鳥栖から36分である。確かに速い。博多から熊本までの所要時間は半分にはなっていないのだが、「さくら」で約40分の所要時間は、時間的距離をかなり近くしている。熊本の商店街の地盤沈下がひどくなるだろう。Dscf4355a

熊本駅は改装されて、すっかり様変わり。裏口(西口)ができ、従来の出口(東口=白川口)との間に東西連絡通路ができている。そのため昔C59がたむろしたレンガ造りの機関区はすっかり取り壊され、跡形もない。なおこの東西連絡通路は「おてもやん通り」というが、この名称は小生には不満である。と言うのもおてもやんの歌は「下作」で、子供の頃は「あんな下品な歌は歌ってはいけません」と言われていた歌だ。おてもやんもブスで、秋田小町とは訳が違う。閑話休題、この連絡通路は狭い上にやたら上下し、嫌がらせとしか思えない造りであるが、在来線の高架化工事が完成するまでの仮通路だとわかった。在来線が高架になるとまた違った雰囲気になるだろうが、かつて20系15両編成が到着した1番ホームが消えることになる。Dscf4356a


熊本駅前は市電のホーム位置が変わり、車道を横断せずに市電に乗れるようになった。遙か昔、昭和30年頃は確か駅前に市電が回り込んでいたが、自動車が増えたため道路の中央に移されたという記憶がある。また戻ってきたのだ。駅前の再開発で建物が消えたせいか、目の前に白川橋が見える。こんなに白川に近かったのかと、改めて感じる。熊本駅前電停は屋根のある立派なホームで、架線はシンプルカテナリーだが、新幹線並みの立派なビームが付いている。市電で一旦ホテルに行く。市電の系統板が変わり、2系統がA系統に、3系統がB系統になった。車内の案内を見ると3月1日からで、新幹線の開業に合わせたようだ。かつて7系統まであったところ、2系統と3系統だけが生き残ったもので、そろそろ変えても良かろう。料金も一時距離制になったが、全線150円均一である。Img_20523a


旅行に行くとき、カミさんはおやつやお茶を除き、レストランで食事をすることはない。レストランで食事をすると、必ずおなかを壊すのだ。そのため旅先の夜は半分はカミさんと別行動で、今日も別行動である。その別行動を良いことに、小生は一旦チェックインを済ませ、カメラと望遠レンズだけを持って出かける。行き先は本妙寺、日が暮れる前に新幹線の写真を撮るのだ。市電の本妙寺前で降り、山道を登る。本堂の前に来たときに、ちょうど鐘が鳴る。お坊さんが撞いているとばかり思っていたら、自動鐘撞き装置が付いていた。Img_20661a


本堂からはまだ新幹線は見えず、その先まで登る。長い石段があり、その上に清正公の銅像があるところだ。日暮れとの競争なので、急ぐ。急ぐと心臓に良くない。銅像のところに着いた時は、大汗をかいていた。しかしここはよい場所だ。ちょうど熊本城が正面に見え、手前に宇土櫓も見える。この距離でははっきりしないが、写真を大きくすると、曲線の大天主の屋根と、直線の宇土櫓の屋根との、対比が見えるはずだ。その手前に新幹線の高架、マンションが多少邪魔だが、ロケーションとしては申し分ない。そこにN700系「さくら」がやってくる。なんだこの防音壁は、新幹線の屋根しか見えないではないか!写真を見たら、かろうじて窓が確認できた。これでは写真にならない。骨折り損のくたびれもうけとは、このことだ。夜ライトアップされた熊本城をバックに新幹線の窓の明かりを強調する撮り方もあるが、その時間にこの場所に立ち入れる保証はない。

夕食は市電の車庫の近いファミレスに飛び込んだ。

熊本泊。
(つづく)

2011/06/18

ハウステンボス再訪+九州新幹線(2)

2011年5月20日(金)

佐世保を出発して、ハウステンボスに向かう。11年前はハウステンボスホテル群の中で一番安かったチューリップホテルに泊まり今回も同じホテルを考えたが、チューリップホテルはすでに姿を消している。そのため、今回は佐世保に泊まったのだ。Dscf4305a


その佐世保からハウステンボス行きは、大村線が1時間に2本程度ある。乗ったのは諫早行きの各駅停車、なんと国鉄急行色のキハ66だった。このキハ66系、北九州にいる頃によく乗った。その時は登場してすぐだったが、現在はエンジンが換装されており、屋根上のラジエーターが無くなっている。Dscf4308a


佐世保からハウステンボスへは、方向変更無くまっすぐ行ける。ハウステンボス駅到着、駅の雰囲気が何か違う。帰って昔の写真を見てみたら、駅舎の色が変わっていた。Pic00040

11年前にハウステンボスに来たときは、雨天なのに建物が輝いていた。さすがに今はその輝きはない。これをくすんだと見るか落ち着いたと見るかは、人それぞれだが。道路の石畳が波打っている。元々が埋め立て地なので、地震の少ないところとは言え、11年も経つと地盤の不等沈下が起こるのだろう。それをそのままにしてあるところに、景気があまり良くない様子が見て取れる。Dscf4309a


開園時間前に着いたので、ちょっと待って入場。今日は平日なので、さすがに客は少ない。多いのは修学旅行か遠足か、小学生から高校生までが多い。11年前は日本人より外国人の方が多かったが、今回は福島のことがあるせいか、外国人の姿を見ない。Dscf4311a


今回の目的は、バラ祭りである。ハウステンボスと言えばチューリップが有名だが、チューリップ以外の季節にも花を絶やさないよう、いろいろ整備したらしい。さすがにきれいだ。それとバラの花は、香りが強い。バラ祭りの会場から、南端のパレスハウステンボスの方まで足を伸ばす。Dscf4314a
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その間にゲートがあり、途中がフリーゾーンになっている。昔はこういうフリーゾーンはなかったような気がするが、気のせいか?パレスハウステンボスは昔のまま、こちらには白バラだけのバラ園がある。カミさんは、白バラが好きだ。Dscf4319a
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また元の本体の方に戻り、せっかくなのでカナルクルーズの遊覧船に乗ってみる。昔は一周したと思ったが、現在は片道だけ。がら空きなのでちょっと心配したが、反対側の入り口からのコースは満員、どうやら逆コースに乗ったようだ運河の両側にも花が植えられており、なかなかきれいだ。一旦入り口(出口)の近くまで行ったが、食事をするためにまた乗り場付近まで戻る。ハウステンボス内は、軽い食事をする場所が限られている。あご(トビウオ)出汁のうどん、なかなかうまい。Dscf4327a
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予定より早いが、十分リベンジはできたので、引き上げるとする。平日なので特急ハウステンボスの本数が少なく、早岐までの各停ハウステンボスリレー号、運用は早岐までの回送列車だ。従って特急車両を使っている。ハウステンボスカラーは、写真を見ていだきたい。これが休日なら早岐で「みどり」と併結するのだが、平日は別のホームに到着する。おかげで「みどり」に乗り換えるのに、跨線橋を渡ることになった。Dscf4347a_2
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このまま新鳥栖まで行くつもりだったが、カミさんが佐賀というところに行ったことがないと言い出したため、佐賀で途中下車する。こういう時に周遊券は便利だ。佐賀は大隈重信を初め多くの偉人を輩出したところであるが、佐賀市そのものは歴史好き以外にはなんの変哲もないない街である(佐賀の方、すみません)。そのなんの変哲もないことを確認するために降りたようなものだ。Dscf4350a


駅前を眺めて、スーパーの中にある甘味喫茶でお茶。そのテーブルに紅花が飾られている。紅花と言えば山形だが、佐賀にも紅花畑があるのかと聞いてみたら、この花は従業員さんの庭に咲いていたものだそうだ。それでも、こんな南で育つとは思わなかった。

(つづく)

2011/06/12

ハウステンボス再訪+九州新幹線(1)

2011年5月19日(木)

新横浜発11時29分、N700系の「のぞみ」29号。いつも通りの遅い出発である。これから博多まで新幹線で行き、今日は佐世保まで行く。お昼前に横浜を出発してその日の夕方に佐世保に着いてしまうのだから、速くなったものだ。Dscf4282a


36年前生まれてすぐの長男をつれてカミさんが東京から小倉まで来たときは、7時間以上かかった。一緒に付いてきてくれた義母はその時62歳、今の小生たちと同じ歳である。Dscf4296a


この旅行、最初は小生一人での九州新幹線初乗りで計画していた。それで熊本に行くことにしていたら、カミさんが久しぶりに(27年ぶり!)熊本に行ってみたいと言い出した。小生はちょこちょこ熊本に行っているが、カミさんは27年前に熊本を出て以来、全く足を踏み入れていない。カミさんにとっては、熊本はいろいろとあった(ありすぎた)3年間を過ごした土地である。Dscf4286a


そこで熊本に行って帰るだけでは面白くないので、ハウステンボスを組み合わせた。ハウステンボスは11年前に行ったが、小生は前日から熱を出して具合が悪かった上、当日は雨だった。今回はそのリベンジもすることにした。第1案では先に熊本に行くことにしていたがどうも時間の配分が悪く、先にハウステンボスに行く第2案を採ることにした。Dscf4290a


今日は晴天、暑くなるらしい。日差しが強く、富士山がまるで舞台の書き割りのように平面的に見える。平日なので、背広が多い。今日の車内はいつもより少し温度が高いと思っていたら、新大阪で少し冷房が強くなった。どうやら東京、と言うより東京電力管内に乗り入れているJR東海圏では、省電力のために冷房を少し弱くしているようだ。Dscf4291a


小生の感覚では2℃くらい高い。小生にとっては今までの冷房が強すぎたので、この弱めがちょうど良いのだが。車両のどこかに不具合があるようで、広島に2分延着。そのまま遅れは回復せず、博多には3分遅れで着いた。Dscf4295a


博多で乗り換える「みどり」19号はハイパーサルーン783系の4両編成、「ハウステンボス」と併結するのが前提の編成なので、号車番号は5~8号車である。帰った後で11年前の旅行記を読み直してみたら、その時からすでに783系に変わっていた。最後尾8号車の自由席に席を取る。かなり冷房が強い。九州は電力の心配はないようだ。(このときは、心配はなかった。)Dscf4298a


783系は大窓だが、前の席の女性がカーテンを全閉にしているので、見晴らしが悪い。佐賀から肥前山口にかけて、沿線に麦畑が広がる。二毛作なんだろうか。佐賀に一つ先の鍋島までは貨物列車があり、EF81の姿も見える。前の女性は肥前山口で降りたので、カーテンを全開にする。カーテンは開けて降りてもらいたいものだ。肥前山口から佐世保線に入る。考えて見たら、小生は佐世保線に乗るのは初めてだ。Dscf4303a


「本線」の長崎本線と違ってローカル線扱いで、ロングレールではない。途中の有田あたりでは、窯元らしいレンガ造りの煙突が多数見える。早岐到着、ここで進行方向が変わる。ブルートレインの時代、牽引機のDD51を付け替える時間がもったいないのでC11を連結して先導させ、話題を呼んだこともあった。そのC11やC57を有した早岐機関区のあたりはすっかり線路がはがされ、線路のつながっていないターンテーブルがぽつんと残されていた。また早岐客貨車区の14系寝台車は青森までの広域運用を持っていたのだが、ブルートレインもすでに無い。Dscf4300a


佐世保到着。18時半だが九州のこと故、まだ太陽は高い。佐世保は11年前と様変わりしている。建物だけは大きいものの半分がゲームセンターだった駅は高架になって一新し、きれいになっている。「JR最西端駅」の標識、確かに松浦線が3セクになったので、佐世保が最西端なのだ。Dscf4301a


駅前の変わりようにびっくりし、チェックインする前に少し歩く。目の前に大きい教会がある。11年前にあったのだろうか。その先にはコンサートホール、6月の新日本フィルの公演予定のポスターが出ている。ここはどこだ、本当に佐世保か、という感じだ。

佐世保泊。

(つづく)

2011/06/11

JR東日本パス

2011年6月11日

先月のこと、クラブのOB会の例会で昨年函館に一緒に行ったAと撮影旅行の話になり、この7月初めに青森に行くことになりました。第1週は小生は1日(金)と翌4日(月)に会議があるのでダメ、第2週にしました。Aは海外出張でマイレージがたまっており、それとレンタカーを組み合わせて撮影に行くので、分母は多い方が費用負担は軽くなるのです。

小生も青森往復のマイレージはたまっていたので、それを使うことにしました。ところがすでに青森便は満席、仕方なしに三沢便にしました。やっと空席を見つけて申し込んだら「マイレージが不足しています。」よく調べてみたら、マイレージのサービス期間は6月一杯で、7月からは2割方多いマイレージが必要になったのです。仕方なしに(交換比率は悪いのですが)帰りの片道だけにし、行きはJRを使うことにしました。ただ飛行機には追いつきそうもないので、前泊することになりそうです。

Aから細かい日程のメールが来ました。なんと、8,9,10(金、土、日)と聞いていたのが、9,10,11(土、日、月)です。東○インは日曜日が安いので、こういうスケジュールにしたようです。慌てて飛行機の予約を変更、マイレージの無料パスは、変更は自由にできるので便利です。メールに宿泊場所が書いてなかったので、確認のためにAに電話を入れました。
「おい、どこに泊まるんだ?」彼はいつも車中泊なので、ホテルを取ったのかどうかの確認の意味もあります。
「函館。」「函館?函館まで海峡線で行くんか。」「あ、悪い。青森。一応取った。キャンセルするかもしれんけど。」
小生は車中泊はつきあいきれないので、青森を前泊の分も含め、3泊押さえました。

後でわかったことですが、Aは7月1~4日(大人の休日クラブ=今回は4日間の、期間中)で函館に行く予定になっているとか。小生に答えたのはぼけたのではなく、混乱したためだとわかりました。Aは顔を合わせるたびに「金がない、金がない。」とこぼしていますが、要するに遊びすぎです!

そうこうしているうちに、「JR東日本パス」というのが売り出されているのに気がつきました。JR東日本の全線が、新幹線も含め1日乗り放題で1万円です。その2回目(1回目は6月11日~20日)の初日が7月9日、これは使えます。青森まで普通に行けば片道で1万6千円以上するので、得です。問題は時間ですが、東北新幹線は復旧はしているものの徐行区間を含んだ臨時ダイヤで、7月の様子がわかりません。ところがまたまたそうこうしているうちに、7月9日からのダイヤが発表されました。徐行区間が大幅に減ったため、所要時間が短縮され、列車本数も増えています。これで前泊なしで青森で飛行機利用のAと合流可能とわかりました。

こうなると、どうやって切符(指定席)を買うかです。大人の休日切符でも、金、土曜日の朝の函館行きは、会社帰りにみどりの窓口に寄っても取れませんでした。今回は初日の土曜日、朝から並ばないと取れないでしょう。ところが良くしたもので、ちょうど幕張メッセで展示会をやっています。朝から直行で、海浜幕張で切符を買ってそれから展示会に行くというスケジュールができあがりました。

6月9日(木)、朝から混雑する田園都市線に乗って出かけました。そのまま渋谷で降りずに半蔵門線へ、田園都市線の沿線から海浜幕張に向かうときは、九段下で東西線に乗り換え、西船橋から武蔵野線経由で京葉線に入るのが、一番安いのです。ところが半蔵門線内に入ったら止まりながらののろのろ運転、どうやらドア故障があり、ダイヤが乱れているようです。そのあおりで九段下で予定していた快速に乗れず、節電ダイヤのために快速の本数が少ないため、西船橋にかなり遅れて着きました。それではと作戦を変更、西船橋で申込書を書き、発売開始の10時を待ちます。幸い10時を待っていた先客は一人だけ、窓口が二つあるために10時前に発券準備をしておき、10時と同時にリターンキーをたたくという操作で、無事に朝の「はやぶさ」の指定券を手に入れました。E5系初乗りです。請、ご期待。

その後武蔵野線から京葉線で海浜幕張へ。展示会場が予想より狭く(これなら東京ビッグサイトでできたなあ)、予定より早く終わり、会社に早めに戻ることになってしまいました。

2011/06/05

片付けができない!

2011年6月5日

日頃は小生の部屋(昔の子供部屋を、小生が占領したもの)はいくら散らかしていてもカミさんは文句を言いませんが、さすがにたまりかねたのか、先日「何とかしてくれ」と言ってきました。自分もかなり散らかしているであろうドラ息子が、「廃墟だね」と言ったのですから、かなりひどいものです。

ものの主体は本で、これは本棚に収納できる量をはるかに超えてあふれているので、処分するか広いところに引っ越すかどちらかしかありませんが、実現の可能性から言うと前者でしょう。小生は本を手元に置いておきたい方(図書館が利用できないタイプ)ですが、そろそろ生活形態を変え、年金生活に入る準備をしなければいけないでしょう。もう一処分するかなあ。

部屋にいる時間、特に昼間いる時間が少ないのも、片付かない一因です。大掃除したら出てきたカラーネガを整理しようとネガアルバムを買ってきたまでは良いのですが、スキャナにかけてネガの内容を確認する時間が無く、そのままになっています。いや、ネガアルバムが増えた分だけ、かえって場所ふさぎになっています(^_^;。

まあ、出歩くことが多すぎるんですね。とは言うものの、せっかく体調と天気が良いと、ついつい出歩いてしまっています。これから雨が多くなりますが、少しは片付けが進むかどうか、です。そう言えば、7月に青森に撮影旅行に行こうと、誘われていたなあ。

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