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2010/05/29

雨男、只見線訪問記(3)

2010年5月20日(つづき)

会津西方から会津桧原へ、一駅移動する。会津桧原から第一橋梁の横手へ出られるはずだ。地図を頼りに歩いて行くと舗装道路が切れ、道を間違えたことに気がつく。引き返すと、地元の方が、鉄橋へ行くのか、と声をかけてきた。そうだと答えると、抜け道を教えてくれた。Dscf4154a


どうやら道を尋ねる人が、多いようだ。お墓の横を抜けると、本道へ出た。踏切を渡りしばらく行くと、車を止められるスペースがあり、すでに5,6台の車がいて談笑中。仲間内のようだ。Img_1249a


撮影ポイントは川のすぐそばの細い場所、すでにカメラの付いていない三脚が数本立っている。なるほど、場所取りはこうやるのかと感心し、空いたところに一脚を立てておく。川霧が立ちこめているののの橋梁はアーチがくっきり見え、今来てくれれば最高だ。雨が降り出したので一つ上の道路に移動し、そこに椅子を出し傘を差してて腰掛ける。撮影ポイントは狭く、リュックすら置けないのだ。Img_1250a


ところが霧がだんだん濃くなり、練習運転の1本前の定期列車が来る頃には、橋梁は全く見えなくなってしまった。場所も少し上から撮ってみようと思い、一脚の場所から1mほど上に移動する。ここは三脚が立てられないので、手持ち専用である。三脚の場所にも人が集まってくる。しかし「何撮ってきたと聞かれたら、霧撮ってきたと言うしかないな。」と前の人が言うほど、霧だらけだ。たまらず場所を移動するという人が2人出た。

漏れ聞こえてきた会話によると、ここに集まっている人達は、皆仲間というか、常連さんのようだ。SL列車が走るときは練習運転と本番と、4日間通い詰め。追っかけのグループと携帯電話で連絡を取り合っている。と言って鉄道ファンではないようで、気動車を電車と言ってはばからない人もいる。あちこち写真を撮りに行くわけでも無さそうで、何ファンなのか判明しがたい。ちょっと異質な感じがする。そして川のそばの木を、剪定ばさみを出して刈り込み始めた。足の悪い人が仲間にいるのでカメラの位置が低いのは分かるが、ちょっとやりすぎではないかと思う。そして全員車で、鉄道会社や地元には、一銭もお金を落とさない。これでは各地で撮り鉄規制が始まっても、仕方がないだろうと思う。行けるときに写真を撮りに行こう、という小生の考えは体調から来ているが、外部要因もそれに拍車をかけている。Img_12533a


やがて霧の中をC11が通過、良い感じに煙を出してくれたが、いかんせん霧が多すぎた。後ろを振り返ったら、追っかけの人達が大勢来ていた。三脚を立てられない場所も多く、長玉手持ちの人もいた。
荷物を片付けて、撤収にかかる。リュックを雨の中に放りだして置いたが、防水スプレーが効いているようだ。小雨で良かった。会津桧原に歩いて戻る。帰りは登り坂なので、時間がないときは大変だ。幸い、余裕はある。会津若松行きのキハ40では、今度は500番台に席を取る。行きのコイルバネと、空気バネとの乗り比べである。線路の悪いところでは空気バネはよく揺れるが、そういう揺れはない。東日本の管内では、ローカル線も比較的保線が良いようだ。Dscf4156a

会津若松で一旦降りて外を見たら、駅前の駐車場になっているところはかつての貨物駅だ。ED77が廃止された後もED75牽引でしばらく貨物が残っていたが、復活する気もないようだ。会津若松でお土産と、弁当と、ビールを買い込む。そして30分以上前に、並ぶ。今度の郡山行きは各停で2両しかなく、早めに並ばないと2人席が取れない。後ろを見たら会津鉄道の各停に「会津マウント・エクスプレス」の旧名鉄8500系気動車が来ていたが、順番確保のために写真を撮りに行くのは止める。磐越西線の各駅停車は、719系の2連、211系と同じ顔である。同じ719系でも奥羽線の5000番台は標準軌で、こちらは基本番台だ。。Dscf4158a


狙い通りの2人席が取れ、安心してビールを開ける。これが高校生と一緒の4人がけだと、ビールを開けるのははばかられる。磐越西線には、かつては中山宿のようなスイッチバックの駅があった。どうなっているかと見ていたら、中山宿は単なる棒線駅に模様替えをしていた。電車は勾配途中でも平気で起動できるので、スイッチバックの必要がないのだ。別の平坦地に信号所ができていたのは、貨物列車の交換用であろう。Dscf4159a


郡山からは「つばさ」で帰京。下り列車は撮れ、E3系2000番台、583系と色々乗れて、キハ40の乗り比べまで行って、楽しめた旅であった。
(完)

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コメント

悪天候の中の行脚ご苦労さまでした。
SLの場合、鉄道マニアでない地元の写真撮影マニアも来るようです。
おそらくDCのことを電車と云っていたのは、そういう人ではないでしょうか?
しかし、他人の土地の木を撮影の邪魔だと刈り込んでしまうマニアは許せないです。

霧のなかの煙きれいですね。
南海さんと知り合わなかったら、汽車は昔の煙を吐くだけの汽車でした。

ひでほさん、ありがとうございます。
小雨なら撮れるということがわかりました(笑)。磐越西線のC57もそうらしいのですが、それだけを追っかける固定マニアがいるようです。あまりファンとは呼びたくないですね。

meeさん、ありがとうございます。
コントラストを強めにしたら、結構見えるようになりました。もう少し霧が下がっていたら、使える写真になったんですが。

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