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2010/04/03

僧帽弁閉鎖不全と大動脈弁閉鎖不全

2010年4月3日

小生は僧帽弁の逆流とは10年以上のつきあいになりますが、大動脈弁は初めての経験なので、自分の覚え書きも含めてまとめてみました。ちなみに僧帽弁も大動脈弁も左側(全身に血液を送り出す側)で、ポンプで言えば僧帽弁が吸い込み側、大動脈弁は吐き出し側になります。Photo


原因はどちらもリウマチ熱が一番に上げられています。小生はリウマチ熱にかかった記憶はないのですが、子供の頃いろんな種類の病気にかかり、中には脊髄液を取ったり、現在まで跡の残る太い注射を打ったりもしました。その中にひょっとしたら、現在だとリウマチ熱と判断されたものがあったのかも知れません。ちなみに昭和20年代はまだ子供の死亡率は高く、近所でも同じ年頃の子供の何人かは小学校に上がる前に命を落としています。

さて大動脈弁の手術ですが、弁体だけの場合は弁だけの交換で良いのですが、弁輪(弁の付いているところ)が拡大していると、大動脈基部の人工血管への交換が必要になります。この大動脈基部は心臓本体へ血液を送る冠動脈が2本分岐しているので、ただの人工血管ではなくこの枝分かれ用の穴のあいた人工血管になります。僧帽弁と比べて大動脈弁の手術は大手術になることが多いのは、そのためです。

心臓の弁手術を行った方は、大抵手術をするなら早い方が良いと言います。小生もそのつもりです。心肥大があまり進行すると弁の手術を行っても症状はそのままで「これ以上悪くならない」で止まってしまうからです。とは言っても、僧帽弁も大動脈弁も手術死亡率は少ないとは言っても2~3%ありますので、やらなくて済むのだったらやらないに越したことはありません。小生の場合は閉塞(弁が開ききらない症状)を伴っていないので、僧帽弁と同様手術適用の目安は逆流度3以上です。どちらかの逆流が3を越えたとき、他の状態や自覚症状を見ながら判断するJことになるでしょう。その時片方だけなのか、両方いっぺんにやるかも含んだ判断になります。

参考文献:小坂眞一「これで安心!心臓手術」保健同人社
      村松邦彦「よくわかる最新医学 新版心臓病」主婦の友社

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コメント

ARも見つかって、穏やかでないお気持ちお察しします。

小生の場合も弁置換だけですまなく、当初大動脈は人口血管に置換予定でした。ところが術中、上行動脈部分は形成してもらえることができ、左足からグラフトを採取されています。たぶん悪い部分を切り取り、枝分かれの部分を自分自身の血管でつないでもらったのだと思います。

定期的な検査を受けられて、ここぞというタイミングで手術をお受けになられ完治されることを祈っています。

ひでほさん、ありがとうございます。
大動脈弁はノーマークでしたので、びっくりしているというのが実情です。実は肺動脈弁と三叉弁も、前がつかえているものだから影響が出て、軽度の逆流が出始めています。まあこれは左系が良くなれば自動的に治るでしょう。今は3ヶ月に一度の検診で、様子見ですね。
ひでほさんの場合は、人工血管を使わずに済んで、良かったですね。人工血管は一応終生つかえるそうですが、使わないに越したことはありません。

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