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2010/01/10

神在月の国へ(7)

2009年11月21日(土)

松江は朝から雨、しかし今日は出雲大社に行くので、出雲市の天気がどうかだ。松江から出雲市へは各停、珍しく電車で、115系の2両編成である。09112101a
クモハ115の方は通常の顔だが、114の方は中間車に運転台を取り付けてあるので、切妻の面白い面相だ。しかもダブルパンタである。ガラスにピラーがないので、大阪付近の103系更新車にも似ている。途中出雲空港が車窓から見えるが、誘導灯は宍道湖の中にある。09112104a

出雲市は晴れている。今回はずっと雨から逃げおおせている。出雲市駅からはバスで出雲大社へ。大社線が無くなったので、バスに乗るしかない。一畑電鉄が松江駅から出ていれば、一畑電車を使う手もあったのだが。09112111a


出雲大社は、現在平成の大遷宮と言われる立て替え工事中である。伊勢神宮の式年遷宮は新しいお宮を建ててからそこに神様が引っ越すが、出雲大社は一般の住宅のように、仮の住まいに引っ越してその間に建て替える。そのため今は本殿を見ることはできない。この工事中のせいかどうかは分からないが、出雲大社は思っていたよりずっと小さい。09112121a
参道ももっと長いと思っていた。やはり先住民とは言え国を譲って(あるいは強奪され)隠居した人だと、この位なのであろうか。菊の御紋がないのも、新しい発見だった。やはりこちらは、天皇家より先輩である。八百万の神様が出雲に集まるのは10月で1ヶ月ずれたと思っていたら、旧暦なので現在が出雲では神在月、他では神無月である。しかし神様がやってくるのは旧暦の10月10日からだそうで、まだいらっしゃらない。09112114a


出雲大社を終わり、見たかった歴史博物館に行く。途中に古代出雲大社の神殿模型が展示してあるが、やはり古代の出雲大社の神殿は大きかったのだ。高さ48mは15階建てのビルに相当する。周りに何もないところでの48mは、さぞ目立ったであろう。逆に風を受けやすく、何回も倒壊したようだ。09112118a

歴史博物館は、かなり広い。日本人の祖先はいろんな方向からやってきているのだが、出雲族は新羅系である。そして後からやってきて出雲族から国を奪った天孫族はどこから来たのか、興味のあるところである。ちなみに小生は大和民族ではなく熊蘇民族の末裔を自称しているが、小生の顔つきからすると、縄文系の熊蘇ではなく、北九州弥生人の影響が強いようだ。09112117a


次の目的地は旧国鉄大社駅であるが、途中に一畑電鉄の出雲大社前駅がある。ここもステンドグラスが入っているなどなかなか雰囲気のある駅ではあるが、電車の間隔は長い。09112116a
駅にはパンタグラフを降ろした5000型がお休み中であった。しかし天下の出雲大社の参道というのに、人がいない。電車の間隔が長いはずだ。ここ大社町には川上姓が多いのにも気がつく。09112124a


旧国鉄大社駅は、そのままの形で残されている。再開発の話も出ないようなところなのでそのまま残されたのだが、この建物は残す価値があると思う。奈良や長野が改築されてしまい、「門前駅」の駅舎で原形をとどめているのは、ここだけかも知れない。09112128a
ホームは直線で2面3線、長い1番ホームは、東京からの急行「出雲」が到着したところだ。3番線にD51が静態展示してあるが、C57の方が似合う場所だ。バスで出雲市駅に戻り、駅前で出雲そばを食べて出雲を終わる。なお一畑電鉄の出雲市駅は高架になり、電車は全く見えない。09112132a


(つづく)

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