襟裳から小樽へ(4)
2009年6月19日(つづき)
やってきたバスは道南バス、普通の路線バスであるが貸し切り用の格下げ2ドア改造車で、全席二人がけクロスシートである。天気が次第に良くなってきて気温が上がり、やっとトレーナーを脱ぐ。雲が切れ始め、羊蹄山が姿を現す。
洞爺湖に着く。洞爺湖は初めてだ。ここでサミットが行われたのはずいぶん前のことだと思っていたが、去年のことであった。おかげで施設がまだきれいだ。なおサミットの宿泊会場は湖畔ではなく、遥か山の上である。


景色が良く、静かである。観光地にありがちなよけいな音楽を流していないのがよい。落ちつく。ここならしばらく滞在しても良いなと思っていたら、カミさんも同意見であった。二人とも歳を取ったか。足湯があったが、タオルを持っていないのでパスである。
北海道の公園は草原の公園が多くよく整備され、しかも花がきれいだ。あちこちに花を飾ってあるところが多い。洞爺湖は街灯にも花が飾ってある。短い夏を精一杯楽しんでいるのだろうか。藤も盛りであった。
洞爺湖の遊覧船は、大型だ。こういう数百トン級の大型船は、どうやって湖まで運ぶのだろうか?「地下鉄はどうやって入れる」ではないが、気になる。
洞爺湖の隣に有珠山があるが、最近ここが噴火したのは2000年のことであった。そのため有珠山には、有珠新山が顔を出している。洞爺湖の有珠山側では、陥没した道路やつぶれた家もそのまま残されている。室蘭本線が不通になり多くの列車が函館本線回りになったのは聞いていたが、国道は復旧できずに付け替えたのだ。畑の中で、まだ噴気を上げているところもあった。
洞爺での待ち時間の間に上り「トワイライトエクスプレス」が通る。入場券を買って撮影に行く、こういうことなら大型カメラを持ってきておけば良かった。DD51重連の発車を間近に見る(聞く?)のは初めてである。9両の客車を引くのに2200PSの機関車2両とは非常に非効率であるが、残念ながら非効率の方が迫力がある。
洞爺から今日の宿泊地苫小牧までは「スーパー北斗」ではなく「北斗」、古豪キハ183である。しかし1500番台の120km/h対応車なので、振り子車に負けない速度で走る。先頭車に乗ったら、先頭右側は展望席(別名、鉄ちゃんシート)であった。しかし発電エンジンの音で、走行エンジンの音が聞こえない。
夕食は今日も弁当で済ます。一緒に買ったキリンの缶ビールは、千歳工場製であった。缶ビールの工場符号を見て感動しているのは、極々少数派であろう(^_^;。苫小牧泊。
(つづく)
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コメント
いいお天気ですね、写真を見ても少し暖かく感じます。
洞爺湖は5月に主人が行きました、例によって遺跡めぐりですが、役場の方がホテルまで迎えて案内してくださったそうです。
紹介された湖畔のホテルも安いのに素晴らしかったそうです。
ウインザーホテルは生まれ変わりましたね、もし行くチャンスがあれば泊まってみたいです。
投稿: mee | 2009/07/10 21:30
meeさん、ありがとうございます。
洞爺湖は予想外に(と言ったら地元の人に悪いけど)良かったです。ウインザーホテル、最初の写真を撮ったところから左に80度ほど向くと、遙か彼方の山の上にあります。送り迎えの車がないと、無理ですね。
投稿: 南海 凡吉 | 2009/07/11 00:23