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2009/03/08

VIVA!500系(1)

2009年1月31日

今度の3月14日のダイヤ改正で「はやぶさ・富士」が廃止になり、東京発のブルートレイン、と言うより機関車牽引の列車が無くなるというので、結構な騒ぎになっている。小生は人混みが嫌いなこともあり、騒ぎが大きくなるとそっぽを向く性格なので、「はやぶさ・富士」は避けている。あまり騒ぎになっていないが、実は3月14日の改正で、新幹線の500系が東京に姿を見せなくなる(注記参照)。小生にとっては、遙か昔に決別したブルートレインより、500系の方が問題である。

500系は山陽区間で300km/hを出すように、言わば高速運転に特化した設計になっているので、居住性を多少(別の人に言わせると、かなり)犠牲にしている。そのことと、運転台のすぐ後にドアがなく定員も300系と異なるため、運用変更でひかりやこだまに使うことができない。そのために速度性能ではまだまだ使えるのに、東海道区間からは追われることになってしまった。小生は500系が好きで10年ほど前飛び回っている頃には500系を選んで乗っていた。その頃のエピソードは小生の旅行記の「そうだ、京都、行こう」や「東海道新幹線4分回復記」に書いているので、興味のある方は覗いてみてください。

閑話休題、3月14日までにもう1回500系に乗ることにした。小生は今年の2月で60歳になるが、誕生日がちょうど金曜日、休暇を取っていっそのこと小倉まで行くことにした。現在東京に乗り入れてくる500系は2本のみであるが、前日が群馬出張なので少し遅めののぞみ29号にすることにした。帰りは途中で写真を撮ることにして岡山からの指定席も確保、準備は万端である。


2009年2月27日(金)

のぞみ29号は新横浜発12時49分と、かなりゆっくりしている。前日は群馬に行くために家を30分早く出た上に帰りも9時近かったため、身体は楽だ。昨日は帰りが社長と一緒で、社長に「明日が還暦です」と言ったら8月にすでに還暦を迎えている社長、「凡ちゃん、60歳になったって、何も良いことはないよ」とのこと。いえいえ、映画がシニア料金で見られるんです。

出発の時の天気は何と雪、こういう時は大きな傘の方が良いが、明日のことがあるので、折りたたみの傘を差して出かける。新横浜に着いた頃には、雨に変わっていた。このくらいの雪では問題なく、定刻にのぞみ入線、独特の戦闘機のコクピットにも似た先頭車が通り過ぎる。Dscf2114a
乗るのは11号車、望遠レンズで入線時の写真を撮り、それから走って11号車まで来ることを考えないでもなかったが、荷物を抱えて走るとろくなことがないので、止める。乗ってみたら、網棚がいっぱいである。500系は車体のRがきついので網棚の奥行きはないのだが、昨今キャスター付きバッグが出回り荷物が大型化しているので、足りなくなってきているのだろう。リュックの気軽さ、荷物は足下に置く。
久しぶりに500系に乗ってみたら、意外と窓が大きい。ただ窓の下の出っ張りは少なく、ここにものを置くのは無理である。座席はほぼ満席。昨日乗った朝の東京行きのこだまに空席があったので、不況の影響がかなり及んでいると思ったが、長距離便はさほどでもないようだ。服装から見ると、ビジネストレジャーが、半々といったところか。今日はまだ平日のはずだが小生もレジャー、あまり人のことは言えない。

今日は真剣に揺れ方の比較をしてみる。500系は、東海道区間では本当に揺れない。ただすれ違い時にはややショックがあり、これが時によって違う。いろいろ調べたら、左カーブですれ違うとショックが大きく、右カーブだとほとんどショックがないことがわかった。これはカーブのカントで車体を傾けるときすれ違う車体同士に段差ができ、左カーブは衝撃波が車体の下に当たるが、右カーブでは丸い車体の上に逃げてしまうためだろうと思う。この点は、N700系よりも上である。ただカーブの時に感じる横Gが、N700系よりも強く感じるのは気のせいだろうか。

名古屋でかなり乗客が入れ替わるが、まだ満席。隣のD席の人が入れ替わる。今度はご婦人(と言うより、おばあさん)で、チラと見たら小倉で乗り換えて大分県の臼杵までであった。名古屋では雨は上がっている。新大阪でまた入れ替わり、少し空席が見えだす。ここでビジネス客はかなり減り、2:8くらいになる。新神戸でまた乗客が増え、また満席になる。金曜日は混んでいるのか。

新神戸を過ぎると、「ただ今300km/hで走行中」の表示が出始める。この表示は福知山線の事故の後しばらく表示中止になっていたが、また復活したようだ。高速のせいで東海道区間よりも揺れは増えるが、気になる蛇行動は出ない。ここが700系との大きな差だ。岡山で入れ替わりがあり、7~8割の混みようになる。広島で5~6割に、さすがに段落としで空いてくる。広島は一段とビルが増えたようだ。下関が近くなると、何となく懐かしさを覚える景色になってくる。竹林が多くなるせいだろうか。
広島を過ぎると、揺れが激しくなるように感じる。それも高速に伴う揺れではなく、「道が悪い」と感じる線路状態に起因する揺れのようだ。列車本数が少ないので、保線の手を抜いているのだろうか。090227173007


小倉到着、もう食事して寝るだけである。飲み屋で真鯛(玄海産ではなく、天草産)の刺身を頼んだら、醤油が懐かしい味であった。宮島醤油かもしれない。帰り道、22系統砂津行きの西鉄バスに追い越される。この22系統、昔さんざん利用したバスだ。バスターミナルで調べてみたら、22系統は砂津発は変わらないものの、行き先が小嶺営業所から本城西団地に変わっており、200号線経由は新たに43系統ができ、これが小嶺の先の香月営業所まで通している。ちなみに200号線のバス停の名前はほとんどそのままで、「化成病院前」が「三菱化学病院前」に変わったくらいであった。

(つづく)

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注記
その後、2009年3月改正ではまだ500系の東京乗り入れは残ることがわかりました。ただし2009年度中になくなるのは確かなので、長くてあと1年です。

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コメント

記事読ませて頂きました。500系が東京に乗り入れなくなるのは来年の春と見込んでいます。なので今年一杯は500系は定期の「のぞみ」としては昨年に引き続き1日2往復、東海道新幹線へ乗り入れます。だが、14日より計4本で運転される500系「のぞみ」のうち2本のスジの時間が変更になっています。
<下り>
朝の現9号のスジを700系に譲り、変りに夕方の51号へシフト
<上り>
夜間の現50号のスジを700系に譲り、変りに日中の28号へシフト

これ以外にも、臨時「のぞみ」に500系が充当される日もありますので乗車なさる際にはチェックしてみるといいでしょう。またとある雑誌における情報ですが、500系は2010年の「のぞみ」運用引退後にも9編成のうち1編成(W1編成)が16両で残るそうです。

mi-ha-さん、ご指摘ありがとうございます。
どこかの記事で2009年3月14日のダイヤ改正で500系の東京乗り入れが無くなる、という記事を読んだ記憶があるのですが、2009年度中に乗り入れ廃止というものの読み違いのようですね。ただネットで検索してみると、小生と同じようにこの3月で乗り入れがなくなると思っている方も、いらっしゃるようです。本文にも訂正を入れておきました。

怒涛の新幹線行脚、お疲れさまでした。
小嶺営業所、香月営業所(他の人は「かつき」と読めるかなあ?)、化成病院前など懐かしいバス停名に郷愁をそそられました。そういや22番バスは、昔、路面電車が門司まで走っていた頃、電車道経由砂津行きと呼んでましたねえ。宮島醤油、すっかり記憶が飛んでましたが、芳しい香りまで思い出しました(笑
今回のダイヤ改正の目玉は、「さよなら富士・はやぶさ」ですが、最終発車日が13日の金曜日とは何ともはや...しかも雨予報。
東京駅の最終セレモニーは人の山で無理だとしても、夕闇せまる多摩川六郷土手で望遠狙いor大○-藤○間の大曲カーブか...など企てています。翌14日AMの昇り列車もありかも?ですね。

digiさん、ありがとうございます。
小倉でバス路線図を見たときに、digiさんの顔がちらちらしました(笑)。小生は「上の原」のバス停名を見つけ、まだ変わっていないと勝手に感激してきました。
「はやぶさ・富士」、めぼしい名所は毎日満員だそうです。ただ皆さん線路際ばかりのようなので、六郷土手の望遠は、狙い目でしょう。

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