« 寒さに少し強くなった? | トップページ | 浅間から振り »

2009/01/11

みなとみらいホールの3階最前列

2009年1月11日

新年のニューイヤーコンサート、ウイーンフィルのメンバーから構成されたリングアンサンブルを聞きに行ったのは確か一昨年と思いましたが、今年はベルリンフィル八重奏団を聞きに行きました。会場はみなとみらいホールで、佐藤しのぶさんがゲストです。みなとみらいホールの正面には横浜市旗、国旗と並んで、ドイツ国旗が掲げてありました。

今日の話は演奏より席の話で、今回みなとみらいホールの3階正面の一番前の席を取りました。コンサートホールで一番良い音がするのは指揮者の位置で、指揮者が自分で聞きながらバランスなども調整するので、当然といえば当然なのかもしれません。このバランスには左右だけではなく、前後も含みます。指揮者から遠い奏者は音速の関係で近い奏者より0.1秒近く早く音を出さなければいけませんので、そのあたりのバランスも指揮者を基準に合わせてあるわけです。

音を作る方は指揮者の「耳」を基準にしているので、聞く方も指揮者の耳の延長線上にあるところが、一番良い音がすることになります。2階の正面が最も良い音がするといわれているのは、場所がオーケストラの中央と指揮者の頭の位置を結んだ延長線上にあることにもよりますが、それに天井からの反射音と、1階での反射音がうまくまとまって届くからだと思います。ところが最近は2階席より3階席が出っ張っているところや、ほとんど同じ面になっているホールが増えており、みなとみらいホールもそうです。2階席の上に3階席が迫っていたら、天井からの反響音が遮断されますので、2階正面より3階正面の方が良い音がすることになります。

さて今回の3階正面最前列、実に良い音がしました。ただしみなとみらいホールは2階と3階との間が広く、その分3階と天井の間が狭くなっているので、2階は上がかぶさっているとは言え、良い音がしていると思います。この3階の正面最前列席、2階より安くて良い音がするのは確かなのですが、座った位置で舞台が見えるように手すりが低く、2階は出っ張っていないので1階まで断崖になっており、ちょっと怖いです。そういえば、横須賀芸術劇場も同じ造りで、怖かったです。特にプログラムなどをいじる時には注意していないと、今にも落ちそうです。現実に開演直前に3階右サイドからプログラムが落ち、会場全員の注目の中をひらひらと舞いながら1階に消えていきました。なおここでは良い音のことばかり書きましたが、小生はN響定期では音のバランスよりも奏者の息づかいを感じたいので、サントリーホールで舞台に近い右サイドの席を取っています。

肝心の演奏、ニューイヤーコンサートらしく華やかで楽しく、楽しめました。プログラムの後半はウイーン風で、主催者の要求でしょうけど「美しく青きドナウ」から「ラデッキー行進曲」で終わり、「ベルリンフィルなのに気の毒に」と思いながら、良い演奏を楽しみました。

« 寒さに少し強くなった? | トップページ | 浅間から振り »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: みなとみらいホールの3階最前列:

« 寒さに少し強くなった? | トップページ | 浅間から振り »

フォト
2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ