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2008/12/20

N響ホルンの後継体制

2008年12月20日

以前2007年問題が新聞等で話題になっていました。2007年は団塊の世代の定年退職が始まる年で、退職のピークは2009年であることから、2007年問題は実は2009年問題であるとも言われてきました。うちの会社もご多分に漏れず2009年が定年退職のピークで、全社員の1割近い人が定年を迎えます。そのためうちの会社は「シニア社員」なる制度を作り、定年後も継続雇用ができるようになっています。

日本のオーケストラもほとんどのところが定年制を取っており、中でも60歳定年であるN響は、やはり2009年問題を抱えています。うまいオーケストラとはオーボエとホルンのうまいオーケストラだ、ということが言われるように、オーボエとホルンは人材難のようです。N響のオーボエは北島さんが定年となったあと青山さんという名手が入ったので、こちらは大丈夫のようです。

ところがホルンは大変でした。樋口さんが主席を降り松崎さんも定年が近いというのに、後継主席が決まりませんでした。いろんな方が入れ替わりに1番を吹く状態が続いたのですが、うまくいかないのです。ホルンは4本で和音を吹くことが多いのですが、音がばらけるのです。1番ホルンにはソロの腕だけではなく全体をまとめることが求められ、小生はこれも力量の一つと思っています。しばらく「ブラボー」ではなく「金返せー」状態が続いたのですが、ここへ来てやっと立て直しができたようです。

11月の定期公演(小生はB定期)でブルックナーの4番というホルン大活躍の曲をやった(指揮はイルジー・コウト)のですが、今井さんが実に良い演奏をしました。12月の定期公演ではチャイコフスキーの5番(指揮はシャルル・デュトワ)という2楽章にホルンの大きいソロがある曲をやったのですが、今度は日高さんが良い演奏を聴かせてくれました。プログラムを見たら、12月から今井さんと日高さんが主席代行に昇格しており、やっと後継体制ができたようです。この2人に、エールを送ります。なお最近のN響は指揮者によって演奏の善し悪しの差が激しいという声も聞きますが、いつも良い演奏を聴かせてもらえるよう、期待します。

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