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2008/06/07

ドレミファインバータの引退

2008年6月7日

最近の電車はもっぱらインバータ制御になっていますが、インバータではパルス状に電流を流して正弦波を作るため、独特の音がします。インバータの出力周波数は0~90Hzくらいですが、パルスの周波数(チョッピング周波数とも言います)は400Hz前後でちょうど人間が聞きやすい高さであるため、特に際だつものです。なおこのインバータ音が聞こえるのは、発車してすぐの加速状態か停車間際の回生制動の時期で、インバータの出力周波数で言うと0~15Hzくらいの間です。この音は騒音なのですが、チョッピング周波数を上げるピッチを音階と同じにして音階を奏でるようにしたのが、ドイツはジーメンス製のインバータを積んだ京急2100系と新1000系の初期型で、ドレミファインバータと言われていました。しかし電子機器は電車の車体より寿命が短く、10年くらいで保守部品が手に入らなくなるため、初期のインバータはどんどん新型に置き換えられています。この2100系の音がやがて聞かれなくなると言う話が、朝日新聞で大きく取り上げられました。

この2100系あたりはGTOを使っていたのですが、最近はIGBTが大容量化して電車にも使えるようになり、このチョッピング周波数を人間の可聴領域(20KHz)より高くして聞こえなくするのが最近の流行です。2100系もインバータを新型に置き換えれば、インバータ音は聞こえなくなるはずです。07080411a


さてこのドレミファインバータ、新聞には音階はファ、ソ、ラ、♭シ、ド、レ、♭ミ、ファ、ソと書いてありました。「固定ドで書くか!」(固定ドと移動ドの話をすると長くなるので、省略)と思ったのですが、ヘ、ト、イ、変ロ、ハ、ニ、変ホ、へ、ト(ドイツ表記にすれば、F,G,A,B,C,D,Es,F,G)移動ド表記でソから始まる変ロ長調の音階ですね。周波数は、
ヘ :349Hz
ト :392Hz
イ :440Hz
変ロ:466Hz
ハ :523Hz
ニ :587Hz
変ホ:622Hz
ヘ :698Hz
ト :784Hz
となっているはずです。なお家庭用のエアコンの室外機でもやはり音階でチョッピング周波数が上がるものがあったようで、暑くなるとどこからかド、ミ、ソ(移動ド表記)で上がるインバータ音が聞こえてきます。

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コメント

南海さん、こんばんは
一時期、通勤に使用していたE501もドレミでした。でも、都落ちしてしまい、乗車できなくなりました。

電車に乗って、このような音階に聞き入ってる人達がいるなんて、驚きました。
楽しいでしょうね。

テレビ情報
来週のタモリ倶楽部は「副都心線」のようです。一応お知らせします。
------------------
録画日 2008/06/14(土)
録画開始時刻 00:15
録画終了時刻 00:45
チャンネル 051
タモリ倶楽部

コメントありがとうございます。

>ひでほさん
調べてみたら、E501系もジーメンス製のインバータでしたね。このE501系はトイレが付いていないので、小生は土浦(つくば)に行く時は避けて401系/415系を選んで乗っていました。都落ちした時にトイレが付けられたようですね。
副都心線、実は開業日の14日に池袋に行く用事があります。田園都市線からは、山手線より副都心線への方が楽に乗り換えられる構造になるようです。

>meeさん
最近の電車は室内の防音が良くなって、インバータの付いている車両(確率1/4)に乗らないと、良く聞こえないんですね。ホームで見送る時が一番良く聞こえるのですが、小生が京急を使うのは羽田空港に行く時だけで、2100系が来たらすぐ乗る状態、なかなかしっかりは聞けません。

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