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2007/08/17

網走は地の果て、海の果て(5)

2007年7月15日(つづき)

札幌からJR特急で約5時間以上かかる街は、稚内、根室、網走で、この3カ所は「地の果て」と言って良いであろう。ところが海路となると、話が変わる。稚内は日本海航路で、根室(花咲)は襟裳岬の難所があるものの太平洋航路で行けるが、網走は稚内もしくは根室の先となる。根室回りは納沙布、知床の両岬を回るのに加え、国後島と野付半島の間を抜けなければならないため、明治時代は稚内回りがもっぱら使われていたようだ。そして宗谷岬を回って沿岸沿いに知床半島の手前で行き着いたところが網走で、まさに「地の果て、海の果て」である。P7150117a


網走駅からバスセンターまで歩いてみる。途中に花のきれいな公園がある。網走だけではなく、北海道内は公園が良く整備されており、きれいだ。バスの時間を確認し、また網走駅まで戻る。小生は一人旅の時も、カミさんと一緒の旅行も良く歩くが、そろそろ控えないと心臓に負担がかかりそうだ。P7150119a

網走駅前から網走監獄に行くバスは、流氷館や北方民族博物館を回る循環バスである。途中に「網走刑務所前」というバス停があるが、こちらは現役、現在は重罪犯はいないそうだ。これから行くのは博物館の「網走監獄」である。P7150120a


博物館「網走監獄」に着く。映画で使われる刑務所の門は、ここのものだという。地の果て海の果ての網走だが、実際はさらにその回りは湿地帯か原生林で、脱獄してもまず助からないような所だ。まさしくここは流刑地であった。P7150121a

監獄内の展示は、人形がリアルだ。坂道で心臓に負担がかかったのか、それとも建物歴史が持つ「気」に当てられたのか、気分が悪くなる。ざっと一通り回ったところで休憩、次のバスで移動する。P7150122a


流氷館は小生は紋別の物を見、カミさんは興味がないのでパス、北方民族博物館に行く。ちょっと休んだだけで、気分は何ともない。やはり「気」に当てられたか?北方民族博物館をじっくり見る。小生が全く知らなかった、別の文化圏がここにある。その文化圏は遠くカナダまで広がっており、日本は島国で単一の独立した文化圏であるというのは、全くの幻想にしか過ぎない。
帰りのバスを待っていたら、韓国人の団体が現れた。北海道は韓国で人気だとは聞いていたが、こんな人里離れたところまで観光に来るとは思わなかった。P7150127a


今度はバスセンターまで戻り、網走の街を少し歩く。流氷観光船オーロラ号の岸壁は歩くには遠く、あきらめる。街中にある永専寺の山門が旧網走刑務所の正門である。P7160130a
歩くといろいろ発見がある。網走市役所の看板はものすごく立派、網走には支庁が置かれているが、車は北見ナンバーである。また網走は花の街でもあり、あちこちにフラワーポットがある。冬が厳しいため、短い夏を謳歌しているようだ。

(つづく)

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