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2006/05/31

心音がシンコペーション

2006年5月31日

目の手術は局部麻酔のため、周りの音は全部聞こえます。顔には布がかかっているため見えませんが、一回目の手術の時は、硝子体を切るカッター(と言うより、電気ドリル)の音と中身を吸い出すバキュームポンプの音で、いま何をやっているかがよくわかりました。

オイルを入れると、もう手術も終わり近くです。一回入れて眼圧を計り、圧力調整のために少しオイルを抜きます。ぴりぴりしていた教授の声が、少しほっとしたように変わりました。
教授「あとは眼注やって、縫合すれば終わりだな。」
そこで小生に向かい「南海さん。やるだけのことは全部出来ました。あとは縫合すれば終わりです。」
小生「はい。ありがとうございました。」
まさか手術台の上から執刀者に挨拶するとは、思っても見ませんでした。
教授「じゃS先生、あとはお願いします。」ここで教授は立ち去ります。

S先生「南海さん、白目を縫いますので、ちょっと上を見てください。」そのあと右だ、左だと、白目を3カ所縫います。黒目の下、水晶体を取りだしたところも縫ったはずです。手術中ずっと心音らしき音が聞こえていたのですが、シンコペーションのリズムです。
小生「先生、今聞こえているのは、私の心音ですか?」
S先生「そうですよ。」
小生「派手に飛んでいますね。」
S先生「そうなんですよ。最初はどうなることかと思っていたんですが、ずっとリズムが変わらなかったので、そのまま続けました。」
聞いていると脈が飛ぶだけで、期外収縮はなかったようですが、先生方の心臓には悪かったようです。

2006/05/30

とりあえず退院しました

2006年5月30日

今回は直前の診察で足止めを食うこともなく、無事退院しました。入院中の皆様の応援/コメントに直接返事を書くことが出来ませんでしたが、改めて御礼申し上げます。
次回の外来診察は6月2日(金)です。

退院時点では、右目がだんだん明るく感じてはいるものの、まだ視力としては出てきていません。ただ一昨日明るい場所で実験したところ、ボールペンの軸のオレンジ色がわかりましたので、網膜は徐々に元気になってきているようです。あとは少し時間をかけて待ってみることになります。なお「パンダ」は相変わらずです。

オイルを抜く手術は、早ければ3ヶ月後、遅ければ半年後か一年後になります。このあたりはまさに「様子見」です。どうやらオイルを抜いた方が視力は良いらしいのですが、小生の網膜はかなりぼろぼろになっており、オイル漬けの間はきっちり保護されているのですが、オイルを抜いた場合にはそれから何年持つかという問題も出てきます。まあ先のことは先のこととして、当座の課題はいかに軟着陸するか、つまり炎症を起こさずに薬(ステロイド)を止められるか、です。ぶどう膜炎での硝子体手術の解説書(専門書)には「ステロイドの投与は、手術後速やかに終了させる。」と書いてありますが、そのせいかかなり速いピッチでステロイドの減量に入っています。これでうまくいってくれればいいのですが。

入院中はどうしても夜の眠りが浅く、睡眠不足と言うことはないのですが、何となくすっきりしませんでした。今日からゆっくり寝られます。

2006/05/29

予定どおり、明日退院です

2006年5月29日

午後から教授の診察を受け、明日の退院が正式に決定しました。もっとも前回は退院予定日当日朝の診察で退院が一日伸びましたので、それこそ下駄を履くまでわかりませんが。ただこのところ眼圧も安定しており、入院期間が伸びる要因はありません。

教授診察後、S先生にアルコールについて聞いてみました。今のところ炎症をおこしやすい状態であり、そのためにアルコールは控えた方が良いそうです。ゆえに炎症がさほど起こらないような状態になれば、酒は飲んでも良いそうです。肝臓からのアルコール制限が外れましたが、次の制限は以外と早くはずれるかも知れません。なお小生は今成分表に「洋酒」と書いてあるお菓子類(かなりのお菓子が引っ掛かります)は一切口にしていませんが、そこまでやることはなさそうです。これでシュークリームがOKになりました。入院中に体重は5kg減ったので、しばらくは制限なしで食べられます。

2006/05/27

退院予定は30日

2006年5月27日

このところ眼底はずっと落ち着いており、眼圧だけが毎日変動していました。そして先日のレーザー処置で穴を空けてから眼圧も安定し、退院の話が出て来ました。来週月曜日の教授診察で最終決定ですが、退院予定は30日(火)です。

まだ目の痛みは少し残っているのですが、ここ数日で痛みがずっと少なくなり、ずいぶん楽になりました。目は相変わらずパンダというかponkichiなのですが、これはしばらく待つしかありません。

退院となっても体力の衰えは前回よりも激しいので、自宅療養期間を前回より長く取らなければなりません。少し自宅でのんびりします。

2006/05/25

パンダ目の男

2006年5月25日

今朝の診察で、眼底は安定しており、オイルでしっかりガードされているので、予定より早く洗髪、洗面、入浴の全面許可が出ました。たまたま今日は男性の入浴日だったので、早速入浴しました。もっとも左手にまだ点滴用の置き針が付いているので、湯船には入らずシャワーだけにしました。顔を洗ったのは17日ぶりです。

経過は順調なのですが、目尻の下にアイラインのようにあった黒いラインがだんだん広がり、とうとう上まぶたまで来て、すっかりパンダになってしまいました。N講師の見立てによると、下まぶたは手術時の出血がだんだん降りて来たもの。上まぶたは昨日のレーザーのように、まだ腫れているところを無理して明けると起こることがあるそうです。どちらも害は無く、放って置けばそのうち消えるレベルだそうですが、ちょっと人前には出られない顔です。これをネタに、会社はもうちょっと休めます。

タイトルは、昔グリコ森永事件で話題になった「キツネ目の男」をもじりました。

2006/05/23

2週間振の洗髪

2006年5月23日

目の手術の場合、術後2週間は首から上(髪や顔)が洗えません。小生の場合、術後一週間で手術が追加になったため、計3週間洗えないことになります。そのため先生の特別許可をもらい、洗髪だけやってもらいました。フルリクライニングのいすを使い、仰向けで洗うやり方です。顔には水がかからないようにタオルをかけておきます。当然自分ではできず、看護師さんにやってもらいました。2週間ぶり、生き返りました。

目自体は2回目の手術もうまくいき、安定した状態となりました。ただ水晶体を取り除いた後が癒着し始め、眼圧調整回路をふさぐ形となったため、眼圧が高めです。そのため「茶目」のところにレーザーで小さな穴をあけることになりました。このためには眼圧を下げなければならず、今夜から薬が追加になりました。レーザー処置は、早ければ明日です。

眼底が安定しているので、入院期間は今週をメドという話も出て来ています。おそらく、来週の初めまででしょう。

言い訳になりますが、平日は検査や診察と忙しく、読書時間は一時間もありません。土日が暇ですが、それでも2時間くらいのものでしょう(と、当人は思っています)。

2006/05/21

いろいろ補足

2006年5月21日

いろいろ書き忘れたこと、書き足りなかったことがありますので、まとめて補足します。
2回目の手術ですが、やはり教授の執刀で 2時間半近くかかりました。時間的には、1回目より長かったです。それだけ難しい位置の手術だったらしいのですが、長かった分だけ痛い時間も長かったです(泣)。

皆様に目の疲れを心配していただき、ありがとうございます。ただ悪い方の右目は水晶体がないこともあり、普通の状態では全く見えません。悪い方の目は疲れるといった段階は通り越しています。
右につきあわされて入院させられている左目(裸眼視力1.5=遠視)ですが、一応念のためにさっと検査はしているものの、いたって普通の目です。ただザウルスの画面は長時間見ると疲れるので、ほどほどにしています。最もザウルスを見ない時はハードカバーの本を読んでいますので、どちらが疲れるか分かりませんが。

同じザウルスの画面でも、メールとメモ帳(これはメモ帳で書いています)は字の大きさを含めたフォントが自由に選べるので、疲れが少ないです。それに対しココログの入力画面はフォントが指定され、淡いコントラストに細い文字と、見づらいことこの上もありません。一番大変なのはタイトルの入力です。したがって長文は負担にならず、書き込む回数が多くなると負担になります。

そのため皆様からいただいたコメントそれぞれに対する返事は差し控えさせていただいています。なおコメント自体はメールに転送していますので、じっくり読まさせていただいています。改めて御礼申し上げます。

2006/05/19

こんなに痛いとは思わなかった!

2006年5月19日

火曜日(16日)の追加手術は無事終わりました。目の水晶体を南極とすると、前回は赤道の位置に一周バンドを巻きましたが、今回は北回帰線辺りに半周追加したものです。また予定外だったですが、見ず抜き穴を1個追加しました。そのため、オイルを一回抜いて再注入しています。

言うのは簡単なのですが、いや痛いの何の、手術台の上で脂汗が出てきました。麻酔薬は前回の倍くらい使ったそうですが、2回目の手術は麻酔がききにくいと聞いていたのですが、その通りでした。その後術後の炎症が出たため、今週は眼底写真を撮っただけです。眼圧がやっと落ち着き、書き込みができる状態になりました。

手術の翌日水曜日の夜7時に小生だけのために「教授特診」があり、看護師さん達の間では、「南海さんはVIPだ!」とうわさになっていました。

オイルを抜いたり入れたりすると網膜に影響が出るそうで、視力は今のところ明暗がわかるだけです。ただ先生の検査では赤い光が分かりましたので、色覚細胞も生きているようです。これでしばらくは様子見です。

追伸:ともみさんへ。メール送っています。

2006/05/14

手術について補足

2006年5月14日

今日は体調も良く、日曜日で暇なので、手術について補足します。
9日の手術は、
1)目の中の増殖膜を濁った硝子体ごと取り除き、代わりにオイルを入れる。
2)オイルで網膜を押さえ付けるため、眼球の回り(赤道位置)にぐるりと補強バンドを巻く。
3)手術の邪魔になり、またウイルス性の白内障を起こしているので、水晶体は取り除く。
の3つです。これを全部終わり、網膜の端の方はめくれかけていたので、そこをオイルで押さえ付けてレーザーで固定しました。レーザーは術中に打ちました。また後で見せてもらった写真には、水抜き穴も映っていました。
16日(予定)の手術は、今巻いてある補強リングのさらに後ろに補強リング(又は補強板)を取り付けます。

皆様からのコメントに、御礼申し上げます。ただザウルスから見るとココログの画面は見づらい上に不安定で、それぞれのコメントに対する返事は控えさせていただいています。悪しからずご了承ください。コメント自体はメールに転送していますので、じっくり読めています。メールは見やすく、安定しています。この文はメモ帳で書いて張り付けるようにし、ココログの画面を極力見ないようにしています。そのため、誤変換脱字はご容赦ください。

まぶたの腫れが引き、目が開くようになってきました。そうすると赤い白目(?)がはっきり見えるようになり、実に不気味です。白目を4カ所も縫ってあるので無理はありませんが。

2006/05/13

来週再手術します

2006年5月13日

手術で硝子体の濁りが取れ網膜がすみずみまで見えるようになったため、今まで見えなかった正面から見て7時の方向に、結構大きな網膜裂孔が発見されました。小生の網膜は視力に影響のある中心部が奇跡的に無傷で残っており、裂孔を放置すると中心部に影響が出てくるため、再手術というか、追加手術を行うことになりました。

手術は眼球の後ろに補強バンドを追加するもので、目の中はいじらないので前回ほどの大手術ではありません。ただし、結構痛いとか。月曜日に最終判断をし、手術は火曜日の予定です。入院期間は「術後2週間」と言われていますので、自動的に一週間伸びます。

なお小生の網膜の状態からすると、もっと見えても良いはずだ、という思いを先生方は持っているようです。まだ網膜からの信号処理がうまくいっていないのでしょう。小生は、そう思っています。

2006/05/11

手術は無事終了

2006年5月11日

教授執刀で午後5時から行われた手術は、約2時間で、無事終了しました。「予想されただなかで、最高の仕上がり。」(S先生)とのことです。事前にS先生が「こうやって、こうやって。まあ、ここまでできれば良いんですけど。」と言っていたことは、全部できたそうです。翌日の視力検査で、視力は0.05が出ました。

ただ小生はこれからが本番で、早速抗ウイルス薬など、点滴づけの毎日が始まりました。

手術後傷が痛いこととあわせ、眼圧が高く、少し動くと気持ちの悪くなる状態が続いていましたが、やっと良くなりました。皆様の応援に、御礼申し上げます。

2006/05/08

明日手術です

2006年5月8日

朝から教授診察を受け、そのまま入院することになりました。手術は、明日です。やはりこのままでは網膜の剥離が進行し、見えなくなる確率が非常に高いそうです。なんとか少しでも視力を確保するためには、手術が一番良い選択肢とのことです。
手術はT医大でも、こちらの病院でも、どちらでも良いと言われましたが、こちらの病院を選びました。なんとか少しでも視力を確保したいという熱意にかけます。
硝子体除去後はおそらくオイル充填になるのですが、オイルを入れっぱなしにすると、緑内障などいろいろ起こることがあるそうです。オイルを抜いた後は水充填で、その後目が自分で作る水に置き換わるそうです。

病室は前回と同じ部屋になりました。入院センターで手続きを終え、9階に上がって行きます。「こんにちは!入院手続き終わりました。」あれ、おなじみのF看護士。
「Fさん、おひさ。」
「南海さん、お待ちしてました。902号室です。」
「今度は違う方かと思ったけど、同じですね。」
同じ9階でも、東半分と西半分とでは、担当の看護士さんが違います。
[南海さんは、こっちですよ。」
今度は手術になるので、顔なじみが多い方がありがたいです。

明日手術なので、しばらく更新できなくなるかもしれません。

2006/05/07

最終決定は月曜日

2006年5月7日

昨日T医科大学からの返事を持って、いつもの病院に行ってきました。土曜日ですが、先月から土曜日も診療を行うようになっています。ただ医師は「当番」の先生が順に診療を行っています。呼ばれて入ってみると、当番はS先生1人、なるほどそれでS先生、月曜日休診にして休んでいたんだ。

T医大からの返事を渡し、「出来るだけ早い時期での手術を勧められました。」と付け加えました。今日は他に先生方は誰もいないのでどうするかの結論は出ず、月曜日にN講師と教授の診察を受けて最終決定をすることになりました。とは言うものの、病室は「オペ前提」で9階を確保してあります。「1名様2週間宿泊予約」です。ただ目の方は透明度がどんどん上がってきているので、S先生はもうちょっと待ちたいという考えのようです。

もう一度整理すると、
一旦手術をするともう後戻りは出来ない。手術をしてかえって悪くなることもあり、ステロイドだけで1年経って濁りが消えた実績もあるので、もうちょっと待ってみよう。→これが手術慎重派の考え方。
透明度が上がると言っても後で今回のようにいきなり膜が出てくることもあり、もたもたしている間に網膜はどんどん劣化してくる。半年経っても下の濁りは消えなかったのだから、網膜がまだ生きている今のうちに手術した方がよい。→これが手術積極派の考え方。
T医大は手術積極派でしたが、教授がどう判断するかです。小生は、「手術希望」と言っておきました。

なお小生は網膜はまだ生きていると思っていますが、先生方は否定的です。これは網膜反応検査では全く反応が出ていないことによるのですが、これにも小生は意義があります。今は膜が張っているので反応などあるわけもないのですが、その前の0.3が見えているときでも網膜の反応はありませんでした。網膜反応検査は網膜全体の言わば平均値の反応を見るのですが、見えるかどうかは網膜のあるスポットだけで決まります。つまり網膜の9/10が反応がなくても1/10が見えるレベルであれば見えるわけで、これは平均値では出てきません。このあたりは医学は学んでいませんが、光学センサをさんざん使ってきたので、経験的にもよくわかります。この話、月曜日に持ち出そうかどうしようか、考えています。

一応手術ありの前提で動いているので、手術の説明書と同意書を渡されました。それによると、硝子体は残っていると再剥離の危険があるので、完全に取り除くそうです。また硝子体除去後シリコンオイルを入れて、その後半年から1年経ってシリコンオイルを抜く手術が必要になってくるのですが、そのオイルを抜いた後どうするかは書いてありません。これは月曜日に聞いてみる必要があります。また目全体にシリコンバンドを縫いつける輪状締結術というのも行いますが、これをやると遠視や乱視がひどくなることもあるとか。ともかく目としてはかなり大変な手術であることは、間違いありません。

2006/05/05

VHSデッキがない!

2006年5月5日

インクカートリッジの空ケースをリサイクルに回すため家電量販店へ行き、ついでにAV機器売り場に行ったところ、VHSデッキがすっかり姿を消していました。しっかり見たのは去年の秋で、その時はまだ並んでいましたから、この半年の間に姿を消してしまったわけです。うちには「保存用」と銘打ったVHSテープが結構あるので、「これは危ない」と思い、3in1デッキなるものを買ってきました。VHSテープ、DVD、それにハードディスクすべてに録画でき、その相互間のダビングが出来るものです。これでVHSテープのものを徐々にDVD化していきます。オープンリールテープはデッキがなくなるのに間に合わず、ずいぶん捨ててしまいましたが、今回は間に合いました。ただ今DVD化してもあと10年も経つとまた規格が変わるでしょうから、その時にまたメディア変換をしなければいけないんですけどね。

なお買ったものは地デジ非対応機種ですが、ビデオデッキは寿命が意外と短いので、2011年のアナログ放送廃止の時には、このデッキの寿命がきているでしょう。

2006/05/04

新装開店

2006年5月4日

ブログを始めてほぼ1年、ここらで心機一転、デザインだけではなく、タイトルも変えました。C型肝炎は、完全にOB入りです。なお「3回目のインターフェロン・総集編」をそのうちにホームページにまとめます。

外はすごく良い天気です。ところが網膜剥離は絶対安静が基本で、小生はそこまではないものの網膜に影響が出始めているので、外出せずにおとなしくしています。さて、CDを聞いて、読書だ。042002


こどもの日を前に、米沢市内の最上川の河原、鯉のぼりの写真をお届けします。

2006/05/03

出来るだけ早い時期での手術を勧めます

2006年5月3日

昨日は新宿まで行ってきました。いつもは殺人的な急行は避けるのですが、S先生から「T医大病院は、ものすごく混むそうです。」と言われているので、出来るだけ早めに着いた方が良いと思い、始発を待つ行列の脇を抜け急行に乗りました。するとどういう訳か、座席が1つ空いています。即座り、楽に都心まで出られました。

地下鉄を乗り換え、T医大へ。建物が大きすぎ、入口がわかりません。どうやら反対側から来たようで、メインの通りの方に大きい表示がありました。一般初診ではなく、医療連携室受付カウンターへ。ここで紹介状を出します。先週S先生が小生のデータをFAXで送ってあるので、手続きはスムーズです。受診カードとカルテを受け取り、2階の眼科へ。混んでいません。1日のF病院での診察の時N講師が「今日は連休の谷間だから、予定通り進んでいるなあ。」と言っていましたが、急行電車で座れたことといい、連休の谷間で少し空いているようです。

まず予診、やはり過去の病歴の中の結核を気にされますが、出てきたのは帯状ヘルペスとEBウイルスであることを説明します。去年の秋からの投薬記録をずっと付けていますが、その紙を「もらって良いですか?」と言われてカルテに綴じ込まれました。その後検査。検査担当の方も「医師」という名札を付けています。研修医も含め、医者が一杯いるようです。

さほど待たずに紹介状の宛先であるK講師から呼ばれました。目を見た後、そのまま移動するK講師に付いていき、眼底の写真を撮ったり、超音波検査をしたり。K講師、すべて自分でやります。右目の眼底は真っ白で、まず眼底自体が見えていません。あちこちで話されたことをまとめると、次の通りでした。
○この病気(桐沢型ぶどう膜炎)は両眼性が多く、この病院では3人に1人が両眼性である。今のところ、左目にはその症状は見られない。
F病院では「両眼という報告は見たことがある。」という程度の発生頻度なのですが、さすが重症患者が集まるこの病院では、両眼性が多いようです。
○目の中に出来ている膜は網膜がはがれたものではなく、目の組織がウイルスでやられたところを補修しようとして作った膜である。
その膜がじゃまして視力がなくなっているのですから、小生にとっては迷惑な話です。
○このまま放っておいてもじり貧になるだけで、出来るだけ早めの手術を勧める。
少し遅いくらいとも言われましたが、視力検査で0.3が出ていたことを説明しました。0.3見えれば手術はしないそうですから、タイミング的にはちょうどでしょう。。
○眼球癆(がんきゅうろう=目がしぼんでしまう症状)は硝子体混濁除去手術では起こらない。起こるとすればその後のオイルを抜くときで、ここは慎重にやってもらうしかない。
オイルを抜くのは半年から一年後だそうですが、場合によってはオイルを抜かないこともあり得るそうです。
○手術自体はさほど難しい手術ではなく、大学病院クラスであれば、どこでも出来る。
手術の説明も受けましたが、N講師の説明と全く同じでした。こちらのK講師の話がよりリアルでしたが。
「F病院で大丈夫ですよ。網膜硝子体を専門にやっている私の友達のA先生もいるし。」
え~~っ。A助教授がお友達!知らなかった!
○ただし視力の回復は、あまり期待できない。全く見えなくなると、その後黒目が白くなったり、目が勝手に他の方向を向いたりするので、外観上の意味が大きい。
これに関しては、小生は違う意見を持っています。目の中の膜が出来る前は悪い方の目でテレビが見られていましたし、視力検査でも0.3が見えていました。検査では反応はありませんが網膜はまだ生きているので、硝子体の濁りさえ取れれば、ある程度の視力は回復すると思っています。ただ硝子体の代わりに入れるシリコンオイルの透明度で左右されそうです。あまり期待していると手術後見えないときのショックが大きいので釘を刺されているのでしょうが、小生は密かに期待しています。

「こちらの病院はいろいろ経験がありますので、こうしたらこうなったということを手紙に書きます。」と小生の前で一通手紙を書き上げ、封筒に入れて渡してくれました。小生はこれを持って、6日(土)にまたいつもの病院に行きます。「出来るだけ早い時期での手術」なので、月曜日(8日)入院の9日手術ではないかと思っており、会社にはその予定で言ってあります。決まるのは6日か、8日の教授診察時です。

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