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2006/04/29

意外な進展=セカンドオピニオン

2006年4月29日

昨日は、眼科の教授診察でした。連休前のせいか、時間が遅れ遅れです。聞いたところ、病棟で具合の悪くなった方がいたとのこと、先生方は掛け持ちですから、大変です。先にS先生に見てもらい、教授診察台の前へ。そこで待っていると、「女の子、今から見ます。暗いところはそれだけで怖がるから、明るいところで見るよ。」との声。見ると今日は外来担当ではないN講師、患者さんはお母さんに抱かれた2歳くらいの女の子。見ていると明るい検査室の方へ行き、お母さんを椅子に座らせ、女の子はお母さんの膝の上。N講師は目の高さを女の子に合わせるため床にしゃがみ込んで、両手にぬいぐるみを持って目の動きを観察中。「この先生、子供好きだ」と思える自然な動きです。体育会系のN講師の、意外な一面を見ました。

黒いカーテンの引かれた教授診察台から「S先生!」との声、教授は患者を呼ぶときとスタッフを呼ぶときとで、声のトーンが違います。S先生すぐに飛んできて検査室のN講師のところへ。声は聞こえませんでしたが、「N先生、来て下さいよ。」「主治医はお前だ。自分で説明しろよ。」という雰囲気です。S先生に連れられて教授診察台へ。教授は診察した後、「これはセカンドオピニオンだな。」と意外な答えです。もっと症例の多い大学病院の意見を聞いてみろということでした。セカンドオピニオンというのは患者から要求するものだと思っていましたが、先生から指示が出ることもあるんですね。

確かにこの桐沢型ぶどう膜炎は非常にまれで、常勤医が9人いるこの病院でも年に2,3人と聞いています。そこで失明率が70%ですから、単純計算すると治る人は2年に1人です。その中で硝子体手術をする人は半分もいないでしょうから、4,5年に1人くらい。桐沢型ぶどう膜炎での硝子体手術は、N講師は「10年前はやらなかった。」と言っていましたから、この病気での硝子体手術の成功例は、この病院では1例あるか無しでしょう。珍しい病気だとどうしてもそうなってしまいます。

小生は教授から追加検査の指示が出て、先に食事を済ませるようにとのことで、病院地下の食堂で食事を済ませます。結局3日連続で病院で昼食を取る羽目になりました。その後フレアーの検査と網膜の反応検査をすませ、かなり長いこと待って、やっとS先生から呼ばれました。漠然とK大かなと思っていたところ、何と新宿にあるT医大でした。紹介状を書いたから、そこに行けとのこと。それも5月1日は不在の先生方が多いので(メーデーか?)、5月2日です。小生も帰ってから調べてみたところ、スタッフは今の病院の倍以上、それもぶどう膜炎の専門家がずらりとそろっています。こんな病院もあるんですね。ちなみにこちらの教授の専門は、白内障です。スケジュールは2日にT医大に行き、6日(土)にS先生に報告をすることになりました。その結果次第では8日(月)に入院です。

外来診察が終わった後N講師を捕まえて担当外の外来診察を入れ、それを小生の自宅にまで連絡してくるS先生も熱心で有り難いですが(携帯電話を放り出してテレビを見ていて、何回も電話をかけさせてしまいました。申し訳ありません<m(_・_)m>。)、教授の権威を振りかざさずにセカンドオピニオンの指示を出す教授も、立派な方です。今回の病気で、小生は周りの人に恵まれているということを、つくづく感じます。

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コメント

セカンドオピニオンの件よかったですね。女の先生かもですね。眼科は女性に人気の高いとこですよね。知人のお嬢さんも眼科医になられましたよ。

ほ~、そんなこともあるんですね。偉い人というのは、決めつけてかかることが多いと思いますが、その先生は立派だと思います。そういうお医者さんがたくさんいれば良いのにとつくづくおもいます。
私の同僚で、ある病気で5年間同じ先生にかかって、あまり改善が見られなかった人が、周りのすすめで違う病院にセカンドオピニオンを求めたところ、別の病気とわかり、治療方法を180度転換、数ヶ月で治った人がいます。5年間通った先生は、決めつけてかかっていたようです。

患者の事を思ってくれる先生が真の先生だと思います。なかなか患者からセカンドオピニオンを遠慮して言い出せない事もあることと思います。そこに先生が専門医が揃っている病院を紹介してくれる事は本当に患者のことを思ってくれている良い先生ですね。(^^
南海さんの眼が順調に回復される事を思っています。良い先生に巡り会いましたね。

コメントありがとうございます。

>gukkyさん
残念ながら、紹介先は講師の先生で、男性でした。今通っている病院の眼科の先生の中で女医さんは2人です。凡太郎氏の主治医は、女医さんでした。

>ポチさん
そうなんです。本当にびっくりしました。会社でも部長クラスになると決めてかかる人が多いのですが、医局内では絶対の権限を持っている教授が言い出したのは、驚きでした。

>memoreさん
しかもスタッフ誰かの出身大学でもなく「裏つて」のないような病院だったので、連絡を取るのに時間がかかったようです。あおりを食らった次の患者さんには、ご迷惑をかけました。もうFAXで小生のデータは送られ、火曜日にはカルテが作られているようです。

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