« 薬のよく効く身体 | トップページ | もやが移動しただけ? »

2006/04/11

肝機能「正常」でも要治療(新聞記事)

2006年4月11日

新聞(朝日新聞、4月11日朝刊)に厚生労働省の肝炎治療標準化の研究班(班長:熊田博光・虎の門病院副院長)の報告として、C型肝炎感染者のうち、肝機能検査が「正常」(この「正常」の範囲もまた各医療現場によりバラバラですが、、)とされた人でも、実際は慢性肝炎が進行し、治療が必要なケーすがることがわかった、との記事がありました。asahi.comの記事もご参照ください。
GPTが40以下でも血小板が15万未満の場合に、45%がすでに治療が必要なほど悪化していたとのことで、新たな治療指針はGPTと血小板の数値を組み合わせて治療の必要性を判断するそうです。

これからは私見です。肝臓専門医の方は血小板の量だけで肝臓の繊維化程度がわかるそうですが、血小板が少なくなるとそれだけIFN治療が困難になってくるので、血小板数を監視項目に入れるのは、良いことだと思います。なお血小板といえば東大の小俣政男先生ですが(新聞にはコメントを寄せていられます)、血小板数と繊維化程度の関連性に触れた本もあります。ご参考まで。

 小俣政男著:「心配なあなたに-C型肝炎」保健同人社 2002年初版

« 薬のよく効く身体 | トップページ | もやが移動しただけ? »

C型肝炎治療記」カテゴリの記事

コメント

あまり難しいことは分からないですが、肝機能の数値と線維化とかは関連性があるようなないようなってのは感じていました。夫の数値は法外ですけど、蛋白分画グラフなどみると肝硬変型ではなさげだし、肝生検やってないけど、主治医は線維化は殆どしてないとの見立てです。まぁ、町医者ですから、あてにはならないけれど、とりあえず、現在の考えられる最高の治療してもウィルス排除できなかった訳で肝機能の数値が高くても見守っているしか手立てはないのですが。

日経メディカルの4月号でも熊田先生の記事が載っていました。ご紹介して頂いた内容より基本的なものでした。去年もこれから暫くは講演会ラッシュでしたね。お仲間からの情報の方が早い場合が多いですが、一つでも新しい情報を求めて今年も行ってみようかと考えています。

コメントありがとうございます。

>gukkyさん
C型肝炎の治療法はウイルスを排除するだけではないんですが、小生が知っている範囲ではいかにGOT/GPTを下げるかですね。なお脾臓の大きさで、肝臓の繊維化の進み方がわかるそうですよ。

>chokoさん
4月から5月にかけてはビッグサイトでは展示会のシーズンで、講演会もシーズンですね。chokoさん講演会に行かれたら、内容を教えてください。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 肝機能「正常」でも要治療(新聞記事):

« 薬のよく効く身体 | トップページ | もやが移動しただけ? »

フォト
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ