2024/10/06

5回目の第九合唱練習記(6)

2024年10月5日(土)

今回は、東京から直行である。東京を出発したとき、と言うより電車に乗ったときは、雨だった。そのまま傘は閉じたままだったが、新幹線の3時間では傘は乾かず(広げて干せば乾くのだが、まさか新幹線の車内で広げるわけにはいかない)、半乾きのままたたんでカバーを掛けて、鞄に放り込んだ。そして岡山に着いて駅ビルで夕食、そしてシンフォニーホールへ。今日は土曜日で練習開始が30分早く、コーヒーを飲む余裕がない。

今日はチケットの引き渡し日だ。ノルマは5枚、前の方はB席5枚だったので、宛て無しのノルマ消化のようだ。小生は2回目からはヴォイトレの仲間の方が見に来てくれるようになり、ノルマはすべて捌けている。今回はS席7枚。本当はあと2枚あったのだが、これはSさんの方に回した。ただこうやって義理をいっぱい作ると、あとだんだん大変になってくるので、怖くもある。

今日はI先生、合同パート練習の最後である。初っぱなから最後まで、さらっと通す。今年は珍しくテノールよりベースの方が多く、男声合唱のマーチの部分はその少ないテノールが2つに分かれるので、すごく人数がアンバランスだ。しかも今年はセカンドの方が多い。毎年トップの方が多く、セカンドはベースから応援を出そうかという話が出てくるのだが。今年はもう少し人数がほしかった。参加希望者をオーディションで落としたホリヤンが悪い。ともかく最後まで通す。最後は後奏まで。ピアニストのUさん、お見事!

後半はホリヤン対策とかで、テノールとベース一人ずつでドッペルフーガを歌わされる。テノールの初っぱなは新人さん。これが見事に歌い上げる。これもお見事!次々歌うが、テノールは皆さんうまい。小生はAは出ないし後半は息が切れるし、ほとんど落第生である。小生の番まで来た。Gより上は省略だが、リズムは外していない(と思う)。音量は、一番小さかったかもしれない。まあ年齢的には上から2,3番だし、勘弁してもらおう。

今日は次々に歌ったが、一人一人歌うのなら本来は個別に音程等問題を指摘しなければいけない。しかし実際はそんなことをしたら、練習時間はいくらあっても足りない。ホリヤンは何をするつもりなんだろうか。単なる出来不出来の確認だったら、一人一人歌わせないと把握できないという自分の能力のなさの暴露であり、それこそ時間の無駄である。

練習時間が残り15分となったところで、女声からのお誘いで4パートの合わせになる。いつもは最後まで面倒を見てオンステするアルトのY先生が、ホリヤンがらみか今日で最後のために、仕組んだみたいだ。岡山の指導の先生は誰もオンステしないという噂は、本当のようだ。

「歓喜の歌」の後のAndante maestosoから。女性、特にソプラノが入ると、雰囲気がまるで違う。入るタイミングは取りやすい。久しぶりに立って歌ったら、声があまり出ない。旅行疲れもあるか。次回から本格的に合わせ練習、いよいよ佳境に入ってきた。

練習終了が30分早いと、1本前のバスに間に合うので助かる。このバス、土日ダイヤは発車時刻が3分早いので、危ないところだった。

2024/10/04

肺栓塞

2024年10月4日

次姉のヘルパーさんからの電話は、報告事項。まあ救急車で運ばれるのはいつものことだけど、それが肺栓塞だったというのは新事実。今までも、救急車で運ばれては「なんともありません」で帰されていたけど、見落としがあったんじゃないかな。あのK病院の循環器内科は、ヤブみたいだし。

肺栓塞は、要するにいわゆるエコノミー症候群のようだ。退院したら、生活態度全体が問題になってくるけど、まあ小生にできることは、何もなさそうだ。

2024/10/03

東京に来ています

2024年10月3日

東京に来ています。本来は明日の同窓会(熊本の高校なのに、なぜか東京の同窓会の方が人が集まるこの不思議)に出席するつもりで来たのですが、長姉がらみの打ち合わせが入り、午後は打ち合わせでした。疲れる(;_;)。

宿は諸処の都合で町田にしたのですが、打ち合わせは中野だったので、その後新宿から小田急で移動しました。小田急の快速急行(座れました(^^)v)に乗っても、町田は遠いです。

そうしたら携帯に、次姉のヘルパーさんから留守電が入っていました。こういう会社、時間外に向こうから電話してきて、折り返しかけると「時間外です」と自動音声が流れ、繋がらないんですね。いやな予感がするけど、明日です。

2024/10/02

先発品いじめ

2024年10月2日

10月になって郵便料金が上がりましたが、同時に病院でもらう薬代も上がりました。なんでも、長期収蔵品の選定療養に係る患者負担額とか言うらしいですが、薬でジェネリック以外の先発品を指定した場合(医師の指定の場合を除く)、先発品とジェネリック薬の一番高いものとの差額の4割を、患者、すなわち先発品を指定した人が払えというのです。つまり何が何でもジェネリック薬を使え、という先発品いじめです。

薬局で払う代金の中で純粋な薬代は半分以下で、小生の場合1割負担ですが、例えば総額260円の中で純粋な薬代は100円しかないので、4割上がってもたかが知れているとたかをくくっていました。ところがこの負担額なるもの、罰金扱いなのか保険はきかず、しかも消費税もかかるんですね。従って今まで260円だったものが、一気に425円に跳ね上がってしまいました。消費税付きなので、1円単位です。

小生は、別にジェネリック薬を否定しているわけではありません。ただ「同じ薬」ではなく、「同じような薬」と認識しているだけです。そのため、最初からジェネリック薬の時は(S病院の処方などに多い)、特に先発薬に変えることはしていません。今まで使っている薬で調子が良いものを、変えたくないだけです。たまたまそれが先発薬だった、だけです。

ジェネリック薬は主成分が同じと言うだけで、すべての成分が同じわけではありません。従って、ジェネリック薬に変えたら変な症状(例えばアレルギーとか)が出ることがあり得ることを、厚労省も否定していません。しかしこれはジェネリック薬から先発薬に変えても起こりえることなので、ジェネリック薬が悪いわけでは無い、と言うのが厚労省の言い分です。ただ変えたことによって何らかの被害が出ても、「変えろ」と言った人は何の責任も取りません。

従って小生は、単に変えたくないだけです。

この患者負担額、医療費ではないので、年末調整の高額医療費には合算するなと言ってくるんだろうか。

2024/10/01

5回目の第九合唱練習記(5)

2024年9月30日(月)

練習も今日から合同パート練習、場所もシンフォニーホールである。ベースが一緒だと、人数もぐっと増える。椅子がずいぶん前の方にあるな、と思っていたらM先生、「ちょっと前過ぎますね。もうちょっと下げましょう」と、椅子を1列分ずつ後ろに下げる。M先生と近すぎると、かえって見にくいのだ。

発声練習で背骨から息が天井に吹き上がるつもりで声を出すと、実にいい声がする。M先生、いろんな引き出しが多い。小生がもうちょっと(あと20才くらい(^_^;)若かったら、個人レッスンで弟子入りしたいところだが。

初っぱなのFreude!、声が固すぎるとの指摘。ここは喜びなので、表情もにこやかに。そう言えば指揮者が村上先生の時は、実ににこやかに喜びを強調されていた。表情を変えようとすると、音も変わる。このところホリヤンの「ドッペルフーガを一人ずつやらせる」に戦々恐々としていて、声色にまで気を配る余裕がなかったなあ。

「歓喜の歌」のあとのAndante maestoso、ここは男声だけで始まり女声が入って、また男声だけになるのだが、その2回目の男声だけになるところに練習番号の「N」が付いている。ここは譜面は変わっていないが、実質GdurからCdurに転調するところで、音楽的には何かの変換点なのであろう。ここで雰囲気をガラッと変えるように、と指示がある。ここの指摘は、初めてだ。

前々回あたりは小生は声が出ず、Fでも苦労していた。しかし今日は、Fisまでは楽に出る。上半身の筋肉が、変に突っ張っていたか?3年後はベースに転向しようかと思っていたが、そうしなくても良さそうだ。何しろ小生は、下はCから下になると途端に響きが悪くなるから、ベースはベースで大変なのだ。

ドッペルフーガにさらっと入ったところで今日は終了、M先生の指導も、終了である。M先生は今年で第九の「合唱」から引退されるそうで、12月8日の岡山の第九はオンステされないので12月22日の備前の第九が合唱の最終ステージになる。備前の第九への出演依頼も来たが、その前の12月18日に新宿の(東京の新宿)のT医大病院に姉の認知症の検査結果を聞きに行く必要がある。姉も連れて行くことになるので、多分19日に疲労困憊して岡山に帰ってくるはずだ。それから20日のオケ合わせと21日の本番は、まず無理であろう。

ただこの備前の第九、指揮はこの前岡フィルを振ったキンボー・イシイ氏、オケは岡フィルで、ソリストのソプラノはなんと森野美咲さん。テノールの森野啓司氏は美咲さんのお父上で、何とM先生の同級生だそうだ。出演はともかく、聞きに行こうかな。

M先生は合唱への出演は引退されても、合唱の指導は続けられるそうだ。しかし岡山の第九(第九を歌う市民の会)は各パートの指導者はオンステすることが条件らしいので、3年後に第九が復活しても、テノールの指導者はM先生ではなくなる可能性が大である。と言うことは、今日でM先生は最後か。M先生、お世話になりました。

さて小生は、東京行きの準備だ。次回は東京から直行して出席(の予定)である。

2024/09/28

「光る君へ」の漢籍

2024年9月28日

大河ドラマに「光る君へ」は毎週見ていますが、毎回、特に最近は書かれる文字の美しさに感心しています。ただ実際には、紫式部が書いたとされる源氏物語は残っておらず、現在残っているもので最も古いものでも、藤原定家のものですね。従ってどういう風に書かれたのかははっきりしていないのですが、漢字仮名交じりでは無くひらがなのみだったという説が有力です。

漢字仮名交じり文、現代仮名遣いに変わる前の明治の仮名交じり文体、これを確立させたのが藤原定家と言われています。藤原定家が活躍したのは鎌倉時代初期で、紫式部が活躍したのは平安時代中期で西暦1000年あたりですから、約200年経っています。この間には日本語も変わり、もちろんひらがなと言っても現代のひらがなとは少し違うでしょうが、どういう形で書かれたのかは興味があるところです。

その昔でも、紫式部が書いたものがそのまま天皇の目に触れたのではないかもしれません。立派に装丁された本ですとそれなりの右筆(右筆という職業ができたのは、もっと後でしょうが)みたいな人がいたとも考えられます。紫式部が書いたもの(作者の直筆原稿?)は、意外と雑に扱われていたのかもしれませんね。

源氏物語がひらがなで書かれたとすると、対抗馬の枕草子はどうだったか、ということになります。現在残っている写本の最も古いものを調べてみたら、ここでも藤原定家が一枚噛んでいました。やっぱり枕草子も、定家が漢字仮名交じり文に書き直した可能性が大です。

紫式部(籐式部)が中宮に漢文の読み方を指導する場面がありました。この漢文、あたりまえなのでしょうが、返り点もなにも無い、白文です。そう言えば我々の時代にも、白文を読み下す試験問題がありましたねえ。我々の時代は鉛筆でちょこちょこっと書き込みができましたが、書き込んだら未来永劫残ってしまう毛筆では安易な書き込みなどできず、ドラマでも一切書き込み無しです。昔の方が、大変でしたね。

我々は千年前に書かれた随筆や物語を「古典」として読んでいますが、その時代の人が「古典」として読んでいた漢文もまた「古典」として読んでいます。100年も経つと日本語も変わって古典を読むのがますます大変になるし、風習も変わって解釈も大変になるでしょうが、やっぱり「古典」を読んでいる(読まされている)でしょうね。

2024/09/26

5回目の第九合唱練習記(4)

2024年9月25日(水)

今日は午前中がO大の検診で潰れてしまったため、やたら忙しい。今日もルネスホール、今日がルネスの最後である。練習前にシンフォニーホールのチケットセンターに行き、急遽決まったシェレンベルガー氏のコンサートのチケットを買う。その後少し時間があるので、1階のコンビニのイートインコーナーででコーヒーを飲んで過ごす。結局まっすぐ行った初回はルネスからシンフォニーホールに練習会場が変更になったため、練習日はいつもシンフォニーホールからルネスまで歩くことになった。たいした距離では無い。

2週間前は練習前に写真が撮れたのだが、もう真っ暗に近い。秋は日が短くなるのが速い。

受付開始時に、第九のチケットを申し込む。今年は7枚。2枚をSさんに回したので、実質は9枚である。毎年増えるので、ありがたいのだがちょっと怖くなる。まあ今年が最後かもしれないし(毎年こういうことを言っているような気がする(^_^;)。

練習は、M先生初登場。やっぱり先々週の体調不良は、コロナだったそうだ。ただし、イタリアでかかったかもしれないとのこと。まだ後遺症が残っているようだ。

M先生の指示は、レガート。合わせるのも、マーチングバンドのように角を合わせるのでは無く、波を合わせる。交流の波形を同期させるような感じである。「ただここでできても、堀先生が入るとガタガタになるんですけどね」。M先生のレガートは、ホリヤンの「わめけ、叫べ」路線とは相容れない。まして、「ぶつ切りでも、オケが入ると繋がって聞こえる」など、もってのほかであろう。故に、M先生は本番は出ない。ホリヤン路線には賛同できない、との意思表示であろう。

M先生は、喉を休ませる時間を取ってくれるので、助かる。 有名な「歓喜の歌」の部分(練習番号M)は、最後の繰り返しは省略である。「全部歌うと、死にますから。皆さん、平気ですか?」小生は本番ではあの部分は前半サボって、繰り返しの2回目からエンジンをかけるのだ。そして注力するのはその後のAndante maestosoの部分である。皆さん前半から飛ばすので、前半はサボっても平気なのだ(笑)。

この「歓喜の歌」の部分は6/8拍子だが、調べてみたら、そのずっと前のマーチの部分から6/8が続いていた。音楽的には、その延長線上なのだ。そしてAndante maestosoから3/2に変わり、音楽も変わる。あそこの変化は大事なのだ。バストロのGの音は、変化の号砲か。

なお歌は付点4分音符で連続しているが、オケの管楽器は4分音符+8分休符で、途切れている。ピアノの右手もそうだが、これに取られないように歌は連続して、とのM先生からの指示。まあオケは弦が8部音符の3連符で連続しているから(ピアノの左手もそうだ)、ぶつ切りにはならないと思う。ホリヤンが混ぜっ返さない限り。

少し早めに終わったが、ピアノの後片付け(カバーを掛ける)で手間取り、21時ちょっと前になった。バスの便が減ったので、バスセンターでの待ち時間が長い。次回からはシンフォニーホールなので、どうやっても1本前には間に合わない。寒くなると、つらいな。まだ先だが。

2024/09/25

半年に1回、肝臓の検診

2024年9月25日


 


半年に1回の肝臓の検診のため、O大病院に行ってきました。ここは採血の待ち時間が長く、そのためいつもはかなり早い時間(総合受付が開始する前)に到着するようにしていたのですが、この5月からシステムが変わりました。何でも、診察時間から逆算して呼び出しをかけるそうです。ともかく、日頃よりゆっくりめに着き、まずは保険証の確認。マイナンバー読み取り器の前で待っていたら、奥の窓口が空いたからこっちに来いとの指示。そっちへ行ったら、マイナンバーの読み取り機はありません。結局また戻って、再度窓口で障害者受給証の提示。マイナンバーのおかげで二度手間です。おとなしく、紙の保険証を出すんだった。


 


採血の受付機に診察カードを入れると、採血の受付番号が出てきます。今まではただの連番だったのが、ABCDとアルファベットが先に来て、その後番号です。小生はD組で、9時半から呼び出しになるとのこと。なるほど、次の検査の1時間前からか。



24092501a 呼び出しの自動音声のBとDが聞き分けづらかったのですが、9時半過ぎたらさほど待たずに呼ばれました。右手で採血したので、終わってから鞄は左手で持ってベンチに行って押さえようと思ったら大失敗。押さえるタイミングが遅く、大出血してしまいました。椅子にも床にも、血が点々。腕も結構血まみれになりました。こういう時は、採血の看護師さんは手際が良いですね。さっと貼り替えてまわりもさっと掃除。小生の腕も、きれいに拭いてくれました。


 


次は超音波。以前は採血から超音波に行くときに、いったん受付まで戻っていたんですが、実は隣ということに気がつき、最近はそのまま隣に行きます。予約より早かったのですが早めに検査をやってくれたおかげで、U○Cのモーニングに間に合いました。今日はなんと、オレンジジュースのサービス付きでした。


 


どうせ診察は遅れるだろうと診察予約時刻のギリギリに行ったら、「ちょっと待ちますけど」。もうちょっとゆっくりコーヒーを飲んでくれば良かった。


 


さて血液検査結果は(()内は前回=半年前)、白血球数=4.74(4.58)E3、赤血球数=4.82(5.00)E6、ヘモグロビン濃度=14.5(15.6)、血小板数=178(189)E3、AST=14(16)、ALT=10(10)、γGT=16(18)、クレアチニン=1.04(1.08)、総コレステロール=191(214)、LDL/HDL比=2.0(1.9)、と異常ありません。超音波の結果も、問題なしです。


 


次回は3月ですが、採血の時刻は診察時刻から決まるそうなので、超音波の検査も診察時刻も、同じ9時半になりました。「診察の時間は、今日と同じくらいになるでしょうけど」今日はもう12時過ぎています。こりゃ予約時刻を過ぎても、食事する時間は十分にあるな。

2024/09/20

5回目の第九合唱練習記(3)

2024年9月19日(木)

 

今日もと言うか、今日はと言うか、今日こそと言うか。やっとルネスホールでの練習である。3回目のして初めてのパート練習だ。今日の担当はソプラノのN先生、M先生の具合が悪いわけでは無く、元々のスケジュール通りである。練習会場は、去年と同じ金庫室だ。


24091201a 受付時間前に来たので、一番乗り。もう一人のメンバーと事務局さんも来たところで、会場設営を手伝う。ピアノの蓋を開いたら、ヤマハのCFⅢ、フルコンだった。コンサートができるな。

 

N先生にピアニストのTさんも来たところで、N先生、Tさんに別団体の第九の伴奏の依頼。来年の話であるが、12月初旬まで岡山の第九が詰まっているので、スケジュール的にはすぐだ。ピアニストは数いても第九を弾ける人は少なく、そして練習の伴奏ができる人はもっと少ない。慣れていて、旋律を弾いたり、純粋な伴奏を弾いたりできるTさんは貴重な存在だ。ピアノ伴奏の話に小生も混じり、ついでにホリヤン談義に花が咲く。内容は書かない方が良いだろう(笑)。

 

さて練習開始だが、発声の前にまずストレッチ。股関節もストレッチをした方が良いそうだ。自宅では練習の後にラジオ体操をしているが、順序は逆にした方が良さそうだ。

 

N先生、このところずっと咳き込んでいるそうで、マイクと小型のスピーカーを持参、マスクもしたままである。スピーカーは小型だが、十分役に立つ。最近はBluetoothの性能が良くなり(実際に性能が良くなったのは制御用チップだが)、ポータブルのスピーカーなどが簡単に繋がるようになった。

 

男声合唱の部分はトップとセカンドに別れるが、いつもセカンドがかなり少ない。今年はKさんが復帰してセカンドに入ってくれたので、大分バランスが良くなった。

 

ホリヤンからは、いろんな指示が来ているようだ。ドッペルフーガは各パートから一人ずつで歌わせると言っているそうだが、その範囲がドッペルフーガだけで無く、次の練習番号R(Ihr stu¨rtz)までだそうだ。そしてその結果で席順を決めるとか。何の席順か知らんが、一体何を考えているんだ?あの御仁は。

 

その準備では無いが、ドッペルフーガは座っている1列ずつ(3人または4人)で歌う。小生の列は3人、後の二人はかなり強力である。これが一緒に歌うのなら非常に心強いのだが、別々に歌うとなると小生はかなり見劣りがする。小生の問題点はと言うと、Aが出ないのと、このあたりのGで無理をすると後が続かなくなるので初っぱなから10小節くらいは、ほとんど口パクである。683小節以降になると、リズムと音程が難しいところだが、ここはできる。最後の方のGは、もう喉がバテて出ない。もう少し声を出す範囲を広げるとなると、やっぱり歌い込みをやる必要があるな。

 

少し早めに終わったので、1本前のバスに間に合った。以前はこのバスがもう少し遅かったのだが、最終バスとの間が30分開いたので、このバスの乗れるかどうか出ずいぶん自宅に着く時間に差が出る。今日は丸である。

2024/09/19

月1回の心臓の検診

2024年9月19日

昨日、月1回の心臓の検診に行ってきました。近所の内科です。この一ヶ月間の報告が主体になります。

最近は、と言うと、朝の脈(10時頃)が速い日が多いですね。80台半ばです。期外収縮まで行って心電図を撮ったのは1回だけ。普通の2段脈でした。午後は70くらいに戻る日が多いのでさほどの問題にはされていませんが、先生としてはメインテートを増量(と言うより、所定値に戻す)したいところでしょうが、相変わらずの立ちくらみに座りくらみ、時々視界の下から雲がわいてきますから、増やせません。こっちがひどくなると、危険ですから。ということで、薬は変更無しです。

コロナ騒ぎで採血が延び延びになっていましたが、今月O大病院に行くので、血液検査はそれに任せることになりました。コレステロールが増えているような、いやな予感がします(^_^;。

この暑さで運動不足気味で、最近筋力の衰えを感じます。特に足はバランスを取るために大事で、少し涼しくなったら、もう少し歩く距離を伸ばします。

このクリニックでは、インフルエンザの予防接種を10月から始めるそうです。第九もあるし、早めに受けておくかな。

2024/09/18

中秋の名月

昨日(9月17日)の撮影
24091702 Canon EOS 90D
EF 70-300mm 1:4-5.6 IS USM
300mm ISO 400,1/400 F8(マニュアル)

2024/09/16

郵便料金値上げと紙の請求書

2024年9月16日

小生は請求書のほとんどを、紙の郵送にしています。ほとんどというのは、紙にしたかったのにできなかったものが数点あるからです。理由は、ネット環境が信用できないからです。今つながっているネットが、明日も同じように繋がる保証はどこにもありません。従って、一応作ってはいますが、マイナ保険証など信用していません。あんな災害時や自分が意識不明になったときに使えない保険証など、何の役にも立ちません。

その話はともかく、10月から郵便料金が値上がりし、封書84円のところが110円になります。これが度重なる値上げが国鉄貨物の客離れを招いたように、郵便制度崩壊の始まりかどうかという話は置いておき、請求書の郵送料も上がります。ぼちぼち「いくらに値上げ」というのが言って来始めましたが、まず来たのが高島屋(セゾンカード)、これが今までの110円が一気に330円にすると言ってきました(12月請求分から)。どこもこのくらいかと思っていたら、JR西日本は110円が165円。これは郵便料金の値上げ分ほとんどそのままですね。まだ来ていませんが、JR東日本はどうするんでしょう。小生はジパング倶楽部はまだ東日本のままなので、請求書は両方から来ます。

セゾンカードをネット請求書に切り替えるかどうかを考えるところなのですが、このネット請求書が見づらいんですよ。パソコンだと請求明細にたどり着くまでが大変だし、IDやらパスワードやらやたら要求されるし、さらには2段階認証とやらでワンタイムパスワードを要求されるし。スマホはスマホで画面は見づらいし、できる操作が限られていてイライラするし、良いことは何もありません。

イライラ解消のためには、330円くらい進呈するかな。

2024/09/13

5回目の第九合唱練習記(2)

2024年9月12日(木)

今日からパート練習が始まる。パート練習になると、テノールとアルトの内声組はルネスホールになる。練習が21時までで、それから移動して食事をするとどうしても胃に負担を感じるようになり、去年から練習前に食事をするようになった。駅前で食事を済ませ、少し早めにルネスホールに着く。受付開始までまだ30分あるので、持参の文庫本を広げようかと思ったときに、シンフォニーホールの顔なじみの係員さんが来る。今日はM先生が体調不良でお休み、ベースと合同練習になるという。急遽シンフォニーホールへ移動する。もちろん、歩きである。

今日の練習場所の変更は、事前に連絡があったらしい。LINEを確認したら、15:22付けで連絡が入っていた。15時過ぎでパソコンは閉めたから、行き違いか。携帯のLINEはまず確認しないが、練習日には見た方が良さそうだ。

パート練習になると途端に参加者が少なくなるものだが、今日はかなり出席率が良い。I先生、細かい注意をしてもホリヤンが全部ひっくり返すことがわかっているせいか、あまり細かい注意はしない。語尾のRをどうするかなど、これはホリヤンではなく秋山先生の指示が早めにほしいところだ。6年前に「Rを巻く」と指示があったところも、そのままスルー。

ホリヤンが、「ドッペルフーガは一人ずつ歌わせる」と言っていた、とI先生が恐ろしいことを言う。各パート一人ずつのカルテットだが、経験上これはかなり歌い込んでいないと、合唱で歌える曲でも歌えない。小生は一人だと歌えるが、他の3パーとが入ってくると、どうなるかわからない。それよりも、喉のスタミナである。Aが出ないのは置いておいて、ドッペルフーガを最初から全力で歌うと、最後まで持たないというか、最後の方ではDも出なくなるのだ。これは走り込みならぬ歌い込みをやらないといけないようだ。

今日は急遽合同になったので、ピアニストは二人付きの豪華版(笑)。顔なじみのTさんは前回いなかったので、今年はホリヤンが変わったという話をする。「自分で4小節前から、と言っていたよ」「えーっ、私は泣く目に遭わされたのに」。6年前の犠牲者は、Tさんだったか。最後までホリヤンに付き合うWさんは6年前の話を聞かされて、戦々恐々かもしれない。

今年の新人さんは、テノールは一人だけである。他のところで第九の経験があり、ファルセットだがAまで出る強力新人である。聞いたところ、受験生は全部で4名、1人だけの合格だったそうだ。ただ落ちた方は皆主旋律を歌っていたようで、これは募集要項の書き方に問題があるようだ。オーディションの「課題」として、「一番有名なあのフレーズを歌っていただきます」と書いてあり、次のページに楽譜が載っているが、4パートの楽譜が載っているものの、パート名が書いてない。それぞれのアルファベットの略称は付いているものの、これは合唱経験者でないとわからないだろう。それでずぶの素人さんが全部落とされてしまったようだ。

練習は21時ちょっと前に終わり、これだと最終の1本前に間に合うかと天満屋バスセンターまで急いで行ったが、最終の1本前(下電バス)が例の運転手不足のあおりで廃止になっており、21:22の岡電の最終バスまで待つことになった。最終バスも少し時刻が早まっており、これを逃すともうないので、ホリヤンの練習が伸びたら、エラいことになる。寒くなって追い込みにかかったら、タクシーを使うか。

2024/09/10

向きを変えない気動車

2024年9月10日

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国鉄時代、機関車や客車、貨車には自動連結器が使われ、自動空気ブレーキが使われていました。全国運用なので取り付け寸法や向きも統一され、自動連結器は右手を軽く握った形、その下に左手を軽く降ろした形でブレーキ管が付いていました。自動空気ブレーキは、このブレーキ管1本で編成全部にブレーキがかかります。


気動車も、連結器は小型の密着自動連結器ですが、普通の自動連結器と連結でき、ブレーキ管も共通でした。これは旅客列車や貨物列車の最後尾に連結して回送することがあるためです。連結器強度が弱いため、最後尾になります。

 

気動車の場合は、これに制御用のジャンパ線(昔は2本、最近は太くなって1本)がつきます。ちなみに制御線は昔からデジタル制御です。ただしパラレルで、最近のシリアル伝送とは異なります。気動車はいろんな路線に乗り入れるために向きがImg_93461a頻繁に変わり、また同じ方向ばかり走っていると車輪が片減りするため向きを変えることもあり、ジャンパ線はどちら向きでも使えるように両側に付いています。向きを変えたら、幌とジャンパ線は反対側に移動させなければいけませんが。


この自動ブレーキ用のブレーキ管ですが、連結した場合はブレーキコックが連結器の両側に配置される形になるため、解結作業はどうしても両側作業になってしまうんですね。この両側作業、昔は気動車用のホームは低かったため、ホーム側の作業も楽でしたが、最近は電車に合わせてホームが高くなり、ホーム側の作業が大変になってきました。

 

元々ホームが高かった電車はどうかというと、基本的に電車は向きを変えません。そのため奇数車、偶数車という言葉があるくらいです。ブレーキ管は密着

Img_93431a連結器に内蔵ですが、ブレーキコックは片側にあり、同じ側にジャンパ連結器があるため、解結作業はホームの反対側片側でできます。

最近は気動車も全国運用がなくなり、特に第3セクターは走行範囲が限定されているため、気動車も向きを変えなくなりました。そのため、ブレーキ管を片側に寄せた会社も出てきました。写真は肥薩おれんじ鉄道の車両で、ブレーキ管、ジャンパ線共に海側です。これだと、解結作業は片側からできます。元のブレーキ管の位置にも管の継ぎ手は残してあるため、回送時はホースを付け替えれば今までどおりにできそうです。

 

小生は今回初めて気がつきましたが、数年前の写真で土佐くろしお鉄道の車両も、ブレーキ管を片側に寄せていたことに気がつきました。昔の気動車の常識が、だんだん通じなくなりそうです。Img_87281a_20240910140901

2024/09/08

5回目の第九合唱練習記(1)

2024年9月8日(土)

今年も第九の練習が始まった。8年目で5回目である。コロナで2年間中止になり、1回オーディションに落ちたので、登場回数は3回少ない。

会場に着いたら、受付は始まっていた。ベースの面々はいつも通り。顔なじみのSさんも登場。おや、テノールでオーディション同期だったKさんがいるではないか。聞いてみたら、小生と一緒に2022年のオーディションを落ちた後、去年はコロナの様子見でパスしたのだそうだ。今年は過去の出場経験でオーディション無し。頼りになる人が来てくれた。

オーディションの結果を見に行ったら、ベースは5人なのにテノールは1人しか合格者がいない。しかも1番ではないし、ベースも番号が飛んでいる。これは相当落としたな。

会場に入る。椅子は前の方に区切りがあり、前方は新人さん用だそうだ。しかしテノールは一人しかいないのでどうするのかと思っていたら、遅れてきた人が前に座り、適当に埋まった。

発団式開始。来年以降の予定が発表され、岡山シンフォニーホールが改修工事に入るため、来年の第九は無し。再来年は体育館かどこかで大人数参加の形になり、この「第九を歌う市民の会」の形に戻るのは3年後だそうだ。実は小生は、今年は合唱指揮にホリヤンが来るので、参加をどうしようかずいぶん迷っていたのだ。これは申し込んで正解か?

挨拶が長引いたのかスケジュールが遅れ気味で、17時30分から初回練習開始予定が、30分近く遅れている。そこでホリヤンの登場である。この発団式に指揮者や合唱指揮者が出てくるのは、前代未聞だそうだ。早速椅子を片付けさせ全員起立。頭のFreude!から始める。しかも、ベースのソロ付き。いきなり指名されて歌った団員さん、お見事でした。そして最後まで一気に通す。しかも暗譜。ウォーミングアップ無しでこれをやられると、ちょっとつらいところがある。小生は事前に楽譜にマークを付ける作業もあって全体は見直していたが、意外ときちんと覚えていた。

ピアニストは大変だったろう。今日はあまり慣れていないようなWさん。前奏間奏付きで最後まで、初回にここまでやらされるとは、思っていなかっただろう。変わったのはホリヤンで、前回(6年前)は「お前達は日本で一番下手な合唱団だ」から始まり、公演日は「お前達は最高だ!」と、昭和の学園ドラマをそのままやっていたのだが、今年は「皆さん」である。ピアニストに対しても、前回は「何小節前でからですか?」と聞くピアニストに対し、「4小節前からに決まってる。いちいち聞くな!」と怒鳴っていたのが、「4小節前から」としっかり指示を出している。

1回通し終わると今度は椅子を出させて、ドイツ語発音口座である。資料はホリヤン手作りだ。ただ「資料を見るな、俺を見ろ」と言うのは相変わらずで、メモを取るのも嫌う。少なくとも、「パワハラホリヤン」は姿を潜めた(今のところかもしれないが)。

発声というか、声帯のまわりの筋肉をほぐす発声練習法についても、説明があった。出しやすい音程で、8拍伸ばしたら、次の音。これは今度やってみよう。

なおホリヤンはオーディションにも顔を出し、厳しくバシバシ落としたそうだ。会長さんは、「もう少し甘くしても良いのに」と思っていたようだが。運営にまで口出ししてくるのは、相変わらずのようだ。

なお今年は新幹線開業60周年だが、秋山先生も指揮者60周年だそうだ。新幹線の開業は1964年、小生は高校1年生だった。ホリヤンは中学生だと言っていたから、ちょっと下か。

最初の方のDeine Zauberから少し丁寧にやったが、今年は6年前と方向性はまるで違うようだ。6年前は「叫べ!吠えろ!わめけ!音は割れてもかまわない」だったのが、カンタービレとは行かなくても、ずいぶんと、小生の感覚では音楽的になった。昨日までは、「ホリヤンの練習は時間と労力に合った価値なし」と見て適当にサボるつもりだったが、これは真面目に出てみるか。「男子三日会わざれば刮目して見るべし」である。最もしばらくはパート練習だが。

なお小生は、発団式後の初回練習があまりにもひどかったらその場で出場辞退するつもりで、まだ会費を払い込んでいなかった。帰宅後即刻払い込んだ。

9/9:一部追記しました。

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