5回目の第九合唱練習記(6)
2024年10月5日(土)
今回は、東京から直行である。東京を出発したとき、と言うより電車に乗ったときは、雨だった。そのまま傘は閉じたままだったが、新幹線の3時間では傘は乾かず(広げて干せば乾くのだが、まさか新幹線の車内で広げるわけにはいかない)、半乾きのままたたんでカバーを掛けて、鞄に放り込んだ。そして岡山に着いて駅ビルで夕食、そしてシンフォニーホールへ。今日は土曜日で練習開始が30分早く、コーヒーを飲む余裕がない。
今日はチケットの引き渡し日だ。ノルマは5枚、前の方はB席5枚だったので、宛て無しのノルマ消化のようだ。小生は2回目からはヴォイトレの仲間の方が見に来てくれるようになり、ノルマはすべて捌けている。今回はS席7枚。本当はあと2枚あったのだが、これはSさんの方に回した。ただこうやって義理をいっぱい作ると、あとだんだん大変になってくるので、怖くもある。
今日はI先生、合同パート練習の最後である。初っぱなから最後まで、さらっと通す。今年は珍しくテノールよりベースの方が多く、男声合唱のマーチの部分はその少ないテノールが2つに分かれるので、すごく人数がアンバランスだ。しかも今年はセカンドの方が多い。毎年トップの方が多く、セカンドはベースから応援を出そうかという話が出てくるのだが。今年はもう少し人数がほしかった。参加希望者をオーディションで落としたホリヤンが悪い。ともかく最後まで通す。最後は後奏まで。ピアニストのUさん、お見事!
後半はホリヤン対策とかで、テノールとベース一人ずつでドッペルフーガを歌わされる。テノールの初っぱなは新人さん。これが見事に歌い上げる。これもお見事!次々歌うが、テノールは皆さんうまい。小生はAは出ないし後半は息が切れるし、ほとんど落第生である。小生の番まで来た。Gより上は省略だが、リズムは外していない(と思う)。音量は、一番小さかったかもしれない。まあ年齢的には上から2,3番だし、勘弁してもらおう。
今日は次々に歌ったが、一人一人歌うのなら本来は個別に音程等問題を指摘しなければいけない。しかし実際はそんなことをしたら、練習時間はいくらあっても足りない。ホリヤンは何をするつもりなんだろうか。単なる出来不出来の確認だったら、一人一人歌わせないと把握できないという自分の能力のなさの暴露であり、それこそ時間の無駄である。
練習時間が残り15分となったところで、女声からのお誘いで4パートの合わせになる。いつもは最後まで面倒を見てオンステするアルトのY先生が、ホリヤンがらみか今日で最後のために、仕組んだみたいだ。岡山の指導の先生は誰もオンステしないという噂は、本当のようだ。
「歓喜の歌」の後のAndante maestosoから。女性、特にソプラノが入ると、雰囲気がまるで違う。入るタイミングは取りやすい。久しぶりに立って歌ったら、声があまり出ない。旅行疲れもあるか。次回から本格的に合わせ練習、いよいよ佳境に入ってきた。
練習終了が30分早いと、1本前のバスに間に合うので助かる。このバス、土日ダイヤは発車時刻が3分早いので、危ないところだった。
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